さて、前回のブログに引き続き、ロンボクで村ツーリズムの参考になることを学ぶツアー(2日間)の報告です。
北ロンボクのバンサールという港から、ギリ・メノ島へ渡りました。
Pemuda2 di Lombok jalan2 ke Gili Meno untuk belajar tentang masalah sampah.
波は高かったですが、無事に到着。
いつもお世話になっている、DIANA Bungalowの御主人ヒックスさん(右端)に、8年前にヒックスさんが最初に島をきれいにしようと活動し始めたときの話などを聞きました。
シュノーケリングもしました。
山育ちのルスくんは、初めて付けるマスクに戸惑い気味。マデくんは、すいすいと遠くまで泳いで行きました。
翌日は、トラッシュ・ヒーロー・メノのリーダー、スルマンさんたちと、ギリ・メノ島での環境を守る活動について話を聞きました。
トラッシュ・ヒーローは世界的な組織で。環境を守るためにごみを集めたり、廃品を使ったワークショップなどを、子供たちと一緒に行っています。おそろいのTシャツもあります。ギリ・メノ島のトラッシュ・ヒーローは、インドネシアで最初にトラッシュ・ヒーローが活動を始めた場所なのです。
トラッシュ・ヒーロー・インドネシアについてはこちら。(英語サイト)
ルスくんは、いろんな廃品が活用できることに関心した様子でした。
スルマンさんが持っている(写真下)のが、トラッシュヒーロー共通の子供たち用のノートです。
この本は、ごみを捨てるとどうなってしまうのか、という絵本であり、子供たちの出欠記録(毎回ごみ拾いに参加した子供には5ポイントがつく)にもなっています。一年に1回、ポイントが多かった子供を表彰して、勉強道具などをプレゼントするそうです。
子供たちにとって、トラッシュ・ヒーローの拠点は楽しい遊び場でもあります。
子どもたちがごみを入れている場所は…。
ウミガメの体の中でした。海の動物がごみを食べてしまっている現実と、ごみを拾って集めることに子供たちが関心を持つようにした、面白いしかけです。
トラッシュ・ヒーローでは、コンポストづくりにも取り組みたい、という話がありました。
ルスくんが強い興味を持ったので、急きょこのあとロンボクへ戻り、パイズルさんのごみ銀行を訪問することにしました。(続く)
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