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【人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか】「悩む」ことは、財産

2013-04-03 20:48:28 | Weblog
人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか (新潮新書)
クリエーター情報なし
新潮社

「悩む」ことは、

苦しいときもあるけれど、

一つの財産になるような気がしています。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「人間関係が上手くいかない」と悩んでいる人は、

それだけでもう、

人間関係というものを見つめられる能力を持っている証拠である。

 

そういうものに悩まない人の方が鈍感で、

また周囲からは困った人だと思われている場合が多い。

 

悩む人は優しいし、割り切れる人は冷たい、という傾向もあるはずだ。

 

思う存分、悩めば良いと思う。

 

悩ましいものを自分で見つけたことが、その人の能力であり、

その発見にまず一番の価値がある。

 

悩める問題を抱えていることは悪い状態ではなく、

それを放棄して、ぱっと忘れてしまう方が

「馬鹿になるための方法」で、好ましくない方向性に見える。

 

もちろん、馬鹿になることが絶対に悪いとも断言できない。

たとえば、あまりに悩んでしまって自殺するよりは、

馬鹿なふりをして、少し生き続けてチャンスを待つ方が多少は良いように思う

(これも断言する自信はないが)。

 

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森博嗣さんの著書、

「人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか」(新潮新書)に

上記の記載がありました。

 

森さんは、物事を「具体的」にではなく、「抽象的」に考えることを勧めています。

人間関係についても、「抽象的」に考えることを提案されています。

 

例えば、

互いに理解を深めようとする人間関係には、相手の立場になって考えてみるなど、「抽象的」な思考があります。

 

一方で、損得のような具体的な何かをやりとりする関係は、上辺だけの関係にすぎないです。

 

仲たがいをするのは、相手の言葉とか行動とか、解釈の違いとか、タイミングのずれとか、

そういう「具体的」なものが引き金になります。

でも、「その人が、自分にとって本当に必要かどうか」という基本(抽象的な思考)に立ち返ると、冷静になり、細かいことはどうだってよくなるかもしれない、と言います。

 

勉強でも、ビジネスでも、ゴールを明確にして、

そこへ向かうための方策や計画も、より具体化していくことを求められる傾向があるように思います。

 

それは、より効率的な考え方かもしれません。

 

でも、「具体的」な思考ばかりではなく、

「曖昧さ」や「抽象的」な思考も、持っていたほうが、

心豊かに過ごせるような気がしています。


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1 コメント

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めぐみです! (めぐみ)
2013-04-09 05:35:50
このあいだコメントしためぐみです!覚えてますか?覚えていてくれた嬉しいですw|* ̄ー ̄|せっかくなのでメールできませんか?私ブログとかやってないのでお話がしたいです、アドは nekomegumi77あっとyahoo.co.jpです、待ってますね!(。-_-。)ポッ

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