スランプに陥ったり、やる気がでないとき、ありますか?
何らかの理由で、気分が落ち込んでしまったり、
落ち込んでいる理由さえ分からなくなる場合 ありますか?
マイナスからプラスに切り替えるのには、心のスイッチを入れるような作業が必要になります。旅行や引っ越しなど、場所を変えることは、切り替えのスイッチにしやすいですし、
音楽を聴いたり、運動したりするのも、その作業に集中することで、切り替えのスイッチになりますね。
村上春樹さんのエッセイ「若い読者のための短編小説案内」によると、
書くことも、癒しのスイッチになるそうです。
誤解を恐れずに言ってしまうなら、あのときは物語を書くことによって、心の特定の部分を集中的に癒すことができます。精神的な筋肉のツボのようなところを、ぎゅっと効果的に押さえることができます。それは、身近く深い夢を見ることに似ています。
村上春樹さんは、あまりスランプになった経験がなかったが、何かを書こうという気持ちが沸いてこない時期があった。気分の切り替えに役立ったのは、短編の小説を書くことだったそうです。
何のために文章を書いているのか?と考えると
それは、やはり、自分のためです。
自分の頭の中を整理するという、個人的な目的で書いている。
そして、誰かに伝えたいことがあり、口頭では伝えにくいので、文書にまとめる。
ただ、誰かに読んでもらうことを前提に書いた文書であっても、書くことを通じて、自分の価値観や考え方、世の中の見方などを知ることが多くあります。
書くことが、自分を癒す方法の一つになる理由がよく分かります。
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