著者大竹文雄氏が執筆した日本経済新聞日曜日の「経済論壇から」の記事と大竹氏が発表した文書をまとめた本です。
「経済論壇から」の性格が、雑誌等に掲載された経済に関する議論を著者が紹介するというものであるため、著名な方々のその時々の考え方がわかってためになります。
→なるほどと思う方の本を読んでみたいなあと思ってみたり。。
そういうの「ためになる」って言わない?
連載記事をまとめたものであるため、テーマは様々です。また著者が気になる議論を取り上げて、紹介するという性格から批判的なことは比較的書いてありません。
しかし、セットで同じテーマに関する大竹氏本人の過去のブログや論評がついており、そちらは大竹氏の考えがしっかりでています。
今どき話題の「格差」。自分の考えを整理するためにぼちぼちいろいろ読んでいます。