副題に「最先端ITに挑むエンジニアの激走記」とありますが、東京大学大学院を修了されて東芝に入り、フラッシュメモリの開発に携わられた方の現在に至るまでのキャリア形成+α記録です。
1967年生まれの方だから、まだ40代半ば、これからもキャリアを積み重ねて行かれるだろうと思います。
最初は、大学で基礎研究をしたいと思ったけれど、優秀な人が多くて自分は無理と思ったので。。などの記述が出てきますが、基本超優秀な方のお話。
普通の者にとっては、雲の上の世界が書かれていて自分の参考になるところはないのだけれど、大企業病もあるであろう東芝について、ネガティブな発言はほとんどなく、常に前向きで、自分で課題を設けて走り続けていらっしゃるんだなあと読んでいて爽やかでした。
日本の中では平等が重視されて、優秀な人を普通の人と混ぜてしまうのですが、優秀な頭脳を持った人は雑念に惑わされないよう、別扱いして世界を相手に思う存分活躍できるような環境を整えることが、せっかく授かった才能を活かすためにも、ひいては日本のためにもいいんじゃないかなと考えました。
読後感スッキリの本です。
1967年生まれの方だから、まだ40代半ば、これからもキャリアを積み重ねて行かれるだろうと思います。
最初は、大学で基礎研究をしたいと思ったけれど、優秀な人が多くて自分は無理と思ったので。。などの記述が出てきますが、基本超優秀な方のお話。
普通の者にとっては、雲の上の世界が書かれていて自分の参考になるところはないのだけれど、大企業病もあるであろう東芝について、ネガティブな発言はほとんどなく、常に前向きで、自分で課題を設けて走り続けていらっしゃるんだなあと読んでいて爽やかでした。
日本の中では平等が重視されて、優秀な人を普通の人と混ぜてしまうのですが、優秀な頭脳を持った人は雑念に惑わされないよう、別扱いして世界を相手に思う存分活躍できるような環境を整えることが、せっかく授かった才能を活かすためにも、ひいては日本のためにもいいんじゃないかなと考えました。
読後感スッキリの本です。