20世紀の室内楽曲を3曲、並べてみました。
(91)コダイ(1882-1967・ハンガリー):「無伴奏チェロソナタ」

シュタルケルの演奏するこのレコード(HR1001EV)は、LP初期のモノフォニックによる歴史的名録音盤とされ、松脂が飛び散る音が聞こえるとまで評されたものです。録音技師はピーター・バルトーク。(55)に取り上げたバルトークの次男です。
(92)ヴェーベルン(1883-1945・オーストリア):「弦楽四重奏のための5つの楽章」
この作品は1世紀も前のもので、伝統的な語法による初期の作品ですが、それにもかかわらず、いま聴いても新鮮に聞こえます。この曲から先、作曲者は作品を深化させていきますが、聴き手の負担も大きくなる故、この曲で止めておくことにしました。なお、このレコード(SRA2756)ではジュリアード弦楽四重奏団が演奏しています。
(93)ショスタコーヴィチ(1906-1975・ソ連):「弦楽四重奏曲第8番」
昔はショスタコーヴィチが好きではありませんでした。体制派と思っていたからです。でも事実は違っていたのですね。この曲は、スターリンによる被害者を悼むために作られたということです。クロノス弦楽四重奏団の演奏するCD(WPCC3656)で。
(91)コダイ(1882-1967・ハンガリー):「無伴奏チェロソナタ」

シュタルケルの演奏するこのレコード(HR1001EV)は、LP初期のモノフォニックによる歴史的名録音盤とされ、松脂が飛び散る音が聞こえるとまで評されたものです。録音技師はピーター・バルトーク。(55)に取り上げたバルトークの次男です。
(92)ヴェーベルン(1883-1945・オーストリア):「弦楽四重奏のための5つの楽章」
この作品は1世紀も前のもので、伝統的な語法による初期の作品ですが、それにもかかわらず、いま聴いても新鮮に聞こえます。この曲から先、作曲者は作品を深化させていきますが、聴き手の負担も大きくなる故、この曲で止めておくことにしました。なお、このレコード(SRA2756)ではジュリアード弦楽四重奏団が演奏しています。
(93)ショスタコーヴィチ(1906-1975・ソ連):「弦楽四重奏曲第8番」
昔はショスタコーヴィチが好きではありませんでした。体制派と思っていたからです。でも事実は違っていたのですね。この曲は、スターリンによる被害者を悼むために作られたということです。クロノス弦楽四重奏団の演奏するCD(WPCC3656)で。