夢七雑録

散歩、旅、紀行文、歴史 雑文 その他

22. 戦争と平和と

2009-10-06 19:15:51 | クラシック百人一曲
 第二次大戦の時代とかかわりのある曲を三曲並べてみました。

(88)ブリテン(1913-1976・イギリス):「戦争レクイエム」

 ラテン語原詞と、戦死した詩人の詩をテキストに使った80分を越える曲です。ここでは、ブリテン指揮ロンドン交響楽団のレコード(SLC2169~70)で聴きますが、ジャーマン監督が映像を付けたLD(WOOZ25024)も捨てがたいところ。

(89)シェーンベルク(1874-1951・オーストリア):「ワルソーの生き残り」
 シェーンベルクの作品は好みというわけではありませんが、この曲だけは別です。この曲を放送で初めて聴いたのは、ずいぶん昔のことで、エアチェックもしていなかったと思います。今回は図書館で借りたCDで聴くことにします。

(90)マルタン(1890-1974・スイス):「イン・テラ・パックス(地に平安あれ)」
 第二次大戦中に、ヨーロッパの解放と平和を願って作曲された作品。アンセルメ指揮によるスイスロマンド管弦楽団ほかの演奏によるコード(SLC1956)で聴きます。

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21. 20世紀の管弦楽曲

2009-10-03 20:21:43 | クラシック百人一曲
 20世紀に作られた管弦楽曲を3曲、選んでみました。

(85)オネゲル(1892-1955・スイス):「交響曲第3番・典礼風」

 原題は典礼風交響曲で、レクイエムを意識した構成になっています。アンセルメ指揮、スイスロマンド管弦楽団の演奏によるレコード(SLA1006)でどうぞ。

(86)ストラヴィンスキー(1882-1971・ロシア、アメリカ):バレエ「ペトルーシュカ」
 ストラヴィンスキーの作品中、好みでこの曲を選択。バレエの音楽ですが、今回は管弦楽曲としての扱いです。メータ指揮ニューヨークフィルの演奏するCD(38DC11)で。

(87)ヒンデミット(1895-1963・ドイツ):「画家マティス」
 宮廷画家マティス(?-1528)の祭壇画に基づく三楽章の交響曲。エアチェックしていたと思ったのですが、テープは全て処分して、今は何も残っていません。それでも、この曲のことが記憶の底に残っていたので、図書館でCDを借りて聴くことにしました。

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20. バロックの声楽曲

2009-10-01 20:35:44 | クラシック百人一曲
 今回は、バロック期の声楽曲を3曲取り上げます。

(82)パーセル(1659-1695・イギリス):歌劇「妖精の女王」

 デラーコンソートとデラー指揮ストゥア管弦楽団合唱団によるレコード(JRZ2021~23)で、第2幕のマスク(仮面劇)から、妖精の女王による宴の場面を抜粋して聴きます。

(83)カンプラ(1660-1744・フランス):「レクイエム」
 50分ほどかかる曲ですが、全曲を聴きことにしましょう。フレモー指揮パイヤール管弦楽団・カイヤール合唱団ほかの演奏するレコード(OS2483RE)です。

(84)ペルゴレージ(1710-1736・イタリア):歌劇「奥様女中」
 この曲は40分ほどかかります。レコード(MG2341)は、ファザーノ指揮ローマ室内歌劇場管弦楽団・ローマ合奏団の演奏。本当は、対訳を見ながら聴くとよいのですが。

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