<朝霧高原 9月5日>
本当によく降る雨。東京地方は台風の影響もあり、ここ2~3日は雨模様のようです。
例年、晩夏(いえもう秋かな?)ってこんなに雨が降ったかしら?
日本では1年のうち4回雨の多く降る時期があるのだそうです。
春菜の花の咲く時期が菜種梅雨、次に梅の実のなる頃の梅雨、そしてススキの季節の秋霖、山茶花のさく頃を山茶花梅雨。
今は秋霖の季節なのですね。今年は特に雨が多いような気が致します。
そんな悪天候が続く中、雨女の私にしては珍しく東海自然歩道を歩くツアーの日(5日)だけお日様が顔を出してくれました。
今回は富士山西麓に広がる標高700~1000mの地に広がる朝霧高原を歩いてきました。
高原の大半はススキの原と牧草地で、牛が遊ぶ牧歌的風景と雄大な富士山が仰ぎ見られ、開放感溢れる光景です。
5月から8月にかけて朝夕霧の発生が多いところから朝霧高原と名づけられたとか。
下の地図は富士山裾野ぐるり一周で歩いた地図。赤線=東海自然歩道 黒線=富士山裾野一周
ほぼ同じコースでしたが、東海自然歩道は一部アップダウンのある山道もありました(たいしたことありませんが)。
例によってツアーですのであまり自由に写真は撮れません。
なんとか数枚歩きながらの撮影、スマホに風景、様子を納めてきました。
ここは割石峠 スタート地点です。静岡県と山梨県の県境。
前回はここを本栖湖右方向進みましたが、今回は左山道に入ります。
ここだけがやや山道らしい登りで、後は平坦な歩き易い整備されたよい道でした。
途中A沢貯水池というのがあります。
昭和40年代にボーイスカウトの世界ジャンボリーなど大規模な大会が何度も開かれ、
そのための飲料水確保のため建設されたのだそうです。
広大な堤の中には天子山山塊の三つの沢から水を集め満々と綺麗な水を蓄えているそうです。
今は富士宮市の水道源になっているとか。
この近辺でお弁当タイム。
根原の吊橋。長さ20m、高さ4mの小さな橋ですが、とてもよく揺れます。
一度に乗れる人数は5人と制限されています。
昔は吊橋なってどうということはなかったのですが、高齢になるとバランス感覚が悪くなり、揺れが怖いですね。
山道から広い遊歩道に出ると、高原らしい風景が広がります。左の小高い丘はハングライダーの練習台だそうです。
この日も何機ものハングライダーが空に舞っていました。鳥と見間違えてしまいそう。
ようやく富士山が顔を出してくれました。
ほんのこの一瞬でしたが、ビュースポットで、草を食む牛たちとのコラボがのどかでいいですね。
ありがとう、富士山!
朝霧高原で見かけたお花です。まだまだ沢山咲いていましたが、あわてて撮るのでみんなピンボケ、残念です。
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<バライチゴ>
<ミズヒキ>
<ツリフネソウ>
この他にセンニンソウ、ワレモコウなどなど・・・。(野の花に弱い私です)
ゴールは毛無山登山口到着14時30分。
10時30分にスタート地点割石峠から歩き始め、休息とお弁当タイムを入れて4時間の行程でした。
のろまな私も今回は楽勝! 爽やかな心地良い風に吹かれながら、快適なハイキングでした。
歩行距離11,5キロ、万歩計はドアツードアで約26000歩でした。
来月は少し戻って犬越路。一泊二日の山小屋泊まりの東海道自然歩道です。登山中級、大丈夫かな~?ちょっと不安
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