秋に入ってからの読書意欲継続中なり!
家事は手につかず、夜更かしが続き困ったものだ。
夢中になるとのめり込みセーブできなくなる私の性格、良いときもあれば悪いときもある。
11月になってから早5冊目を読書中。遅ればせながら湊かなえの「母性」を読んでいる。
湊かなえ、何冊か読んでいるうちに、あらすじその他が読めてくる。少々内容が重い。あまり好きな作家とは言えないかな。
最近読んだ本ではなんと言っても小川洋子の「博士の愛した数式」、これが一番感動的だった。
「ぼくの記憶は80分しかもたない」
あまりにも悲しく、それでいて暖かいほのぼのとした愛の物語。第一回本屋大賞受賞作。
正直数学の苦手な私は最後まで数式に関しては理解不能であったけれど、
偏屈で純真ピュアーな博士と家政婦とその息子「ルート」の暖かな交流に常に心がポカポカトとして、
読み進むうちに悲しく切ない幸福感にどんどん包まれていった。
最近のベストセラーにはこういった類の本が少ない気がして、残念でならない。
私は決して文学少女でもなかったし、今も読書家とは言えない。
学生の頃は本を読むことが義務のような気もして、日本内外の作家は問わず、読みあさったものだ。
現在は自分の興味を引く本のみを図書館で借り、面白くなければ即返却。無理して読み進むことはしない。
幸いに自宅から歩いて数分、私の住む区で最も蔵書数も多いメインの図書館が近くにある。
大抵はホームページから検索、ネットで予約するのだが、ただなかなか人気のある本は手元には届かない。
予約待ち300番、200番は当たり前。現在も3冊予約中。
一冊は821番目(蔵書数51冊)、一冊は177番目(蔵書数34冊)、もう一冊は123番目(蔵書数17冊)。
いつになったら読めるやら・・・・・。辛抱強く待つ私。でも順番が回ってくる頃には予約していたことを忘れていることも
図書館と私、もうひとつ欠かせない関わりは「絵本読み聞かせ」のボランティアである。
もうこの活動(活動といえるほど大袈裟なものではないけれど)は10年以上続いている。
可愛い子供達の絵本を見入るキラキラと輝く目にであえる時間は私にとって至福の時である。歳を忘れる。
来月16日には恒例のクリスマススペシャルお話し会。今その準備に固くなった頭でアイディアを搾り出している。
楽しいクリスマス会にしたいな~。