冒険遊び場(プレーパーク)『たごっこパーク』

心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。富士山麓の麓、田子浦港近くの公園と川ではちゃめちゃに遊ぶ子どもたちの日常。

【通算 1235回目 2024年12月28日(土) 『発達凸凹あるある』】

2024年12月28日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度
 
発達凸凹くんが自転車でやってきましたが、なぜ、これで走ってきたというほどのパンク。
パンク修理の腕があるみっきぃが直してあげようと、タイヤを外してチューブを取り出す。
手伝いをしてくれている二人はどちらも当の発達デコボコくんではなく、お友だち。
発達デコボコくんはというと、作業が始まった頃にはドッジボールを始めていました。
そのあと、パンク箇所がわかり、修復を始めたときも、友だち二人は興味津々、みっきぃの作業を手伝いながら見守る。
発達デコボコくんはというと、「たっちゃん、ジュースとカップラーメンって、もう買える?」
みっきぃもお友だち二人もそんな発達凸凹くんをよーーーくわかっているので、「ねぇねぇ、凸凹くんの自転車を直してるんだよ」なんて、咎めたりしない。
よき大人、よき友だちにめぐり逢い、発達凸凹くんは発達凸凹のままで生き生きと遊び過ごしていられるのですね。
 
幼児9人 小学生15人 中学生1人 青年5人  子ども30人 大人13人 合計43人
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【通算 1234回目 2024年12月27日(金) 『20年前も今も』】

2024年12月27日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度
 
 
2004年12月26日に始まった「たごっこパーク」は、20周年を迎え、なんと通算1234回。
そんな「たごっこパーク」に第1回から遊びに来続けてくれているサーモンオオシャケキスタンチン(だったかなぁ?)が登場。
別に何の20周年記念イベントもやらない「たごっこパーク」。
そのことの意味を再確認させてくれる怪人登場でした。
 
幼児6人 小学生7人 高校生3人 青年5人  子ども21人 大人9人 合計30人
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【通算 1231回目 2024年12月1日(日) 『うちの子、幼児なんですけど、遊べますか?』】

2024年12月01日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度
 
 
よくお問い合わせをいただくのが……
「うちの子、まだ2歳と5歳なんですけど、遊べますか?」
といったもの。
このお問い合わせを寄せてくださるママは、
「遊びイベントがありますか?」
「歌のおねえさんや運動のおにいさんがいたりしますか?」
という意味合いで聞いてらっしゃるんだなと感じます。
遊びイベントはありません。そうしたおねえさん・おにいさんもいません。
そもそも、遊びイベントというよりは、「遊ばせイベント」だと思っていますが。
牛乳パックリサイクル工作とか光る泥団子づくりとか宝探しとか、大人企画・大人運営な遊びイベントは、子どもから主体性を奪うのと引き換えに、でも、笑顔を作らせるから、ママも満足する「遊ばせイベント」。
歌のおねえさんや運動のおにいさんも同じ意味合いで、大人主導で子どもを楽しませているだけ。
「うちの子、まだ2歳と5歳なんですけど、遊べますか?」
その問いにはこうお返事をしています。
「イベントとかないですし、子どもの遊び相手をする大人もいませんけど、幼児ならほっとけば遊びますよ」
たごっこパークの公園は、残念ながら大自然の真っただ中というところではありませんが、それでも、木々があり、草が生え、土があり。
そこに落ち葉があったり、枯れ枝があったり、虫がいたり、どんぐりが落ちていたり、雨水が溜まったり…。
そうした環境の中で幼児たちは、大きな丸太をゴロゴロ転がし続けて遊んでいたり、落ち葉の中に潜り込んで遊んでいたり。
あぁ、こういうのが本来の遊びなんだなと親御さんが思えたら、そして、それを見守れたら、幼児は飽きることなく遊んでいると思います。
もし、こんな風に遊んでいる子どもたちがたくさんいる場に連れてきても、遊び出さないとするなら、若干数歳にして、感が動くスイッチがかオフにされてしまっているのかもしれません。
子どもたちの感動スイッチを入れに、冒険遊び場たごっこパークへお越しください。
ちなみに、冒険遊び場は全国各地に約500箇所ありますよ。
 
幼児10人 小学生10人 中学生2人 青年8人  子ども30人 大人15人 合計45人
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【通算 1230回目 2024年11月30日(土) 『冬は焚き火がありがた~ぃ』】

2024年11月30日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度
 
 
某テレビショッピング風に
ママ「冬の公園は寒いんでしょぉ?」
代表「焚き火があります。温まりますよぉ」
ママ「ありがた~ぃ」
子どもたちは体を動かして遊んでいるので、半袖半ズボンなんて子もいますし、タンクトップになる子も、川遊びに行っちゃう子もいます。
大人は焚き火がありますから、焚き火にあたりながら、子ども談義に花を咲かせてください。
やかんのお湯が沸いています。
チャリティコーナーでカップラーメンやコーヒーをお求めいただき、さらに温まってください🔥
 
幼児11人 小学生20人 中学生2人 青年5人  子ども38人 大人21人 合計59人
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【通算 1229回目 2024年11月4日(日) 『イベントなし、プログラムなし、つまり大人なし』】

2024年11月04日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度
 
 
「たごっこパーク」では、1000人で逃走中とか、忍者体験とか、光る泥団子選手権といったイベントはやりません。
流しそうめんとか、草木染めとか、クリスマスリースづくりといったプログラムはやりません。
つまり、遊ばせ屋な大人がいないということです。
子どもの遊びを主導する大人がいないということです。
子どもの遊びに介入する大人がいないということです。
だから子どもたちは、画像のように同じ一日の中で、いろんな遊びを繰り広げます。
子どもたちはそのことで、いろんな発達を手に入れていることでしょう。
イベントやっちゃう大人、プログラム提供しちゃう大人、自分の自己肯定感は高まるのかもしれません。
でも、それと引き換えに子どもたちの主体性を奪い、発達の機会を阻害しちゃってるのかもしれませんよ。
クリスマスソングが聴こえてくると、とくに遊ばせ屋さんがまちに溢れてくるので、子どもたち、気を付けてね。
 
幼児12人 小学生16人 青年4人  子ども32人 大人18人 合計50人
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【通算 1228回目 2024年11月3日(日) 『最後のひとりが帰るまで』】

2024年11月03日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度
 
 
「たごっこパーク」は20年前からずっと、子どもだけで遊びに来ている最後のひとりが帰るまでが終わり時間になっています。
なので、夏は夏で暗くなるのが遅いので、夜7時過ぎなんてこともザラにあり、それはそれで、付き合っているだけで最近はヘトヘトになり、家帰って、早くシャワー浴びてぇ~と思いますし、
冬は冬で暗くなるのが早い分、それなりの時間に帰路に就くものの、日が落ちると一気に寒くなるので、家帰って、早く風呂に浸かりてぇ~と思います。
とくに、子どもたちの夜風呂を見ていると、お風呂が恋しくなります。
それでも、とにかく今の子どもたちは外遊び環境が貧困なので、せめて、「たごっこパーク」の日くらいは、できるだけ遊びを堪能してほしいと思うのです。
 
幼児7人 小学生16人 青年5人  子ども28人 大人13人 合計41人
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【通算 1227回目 2024年10月27日(日) 『賑わってるけど集団遊びではありません』】

2024年10月27日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度

 
 
 
今日も賑わっていますが、集団遊びはやっていません。
学校のようにみんなでひとつのことをではなく、それぞれが思い思いに遊んでいます。
そう言えばうちの娘が小学生の時、野外授業で凧上げがありました。
風のない日でした。
数人の男の子たちが凧が上がらないから鬼ごっこを始めました。
教員が怒鳴りました。
「おいっ!今日は凧上げの日だろっ‼️
衝撃的でした…。
 
幼児9人 小学生13人 青年7人  子ども29人 大人15人 合計44人
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【通算 1226回目 2024年10月26日(土) 『試行錯誤が育てるもの』】

2024年10月26日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度

 

「〇〇づくりコーナー」とかイベント化しなくても、自由に使える工具と廃材があると、子どもたちは工作をします。
〇〇づくりコーナーという形で作るものが決まっているわけではないので、自分が作りたいと思った物を自由に作れます。
とは言っても、想定した物を想定通りに作るのは大変です。
このぐらいの長さの物をこんな風にくっつけてと思うものの…その長さに切るのが大変、切れたとしても釘と金づちでくっつけるのも大変。
想定通りにならなかったら、方法を変える場合もあれば、作る物を変えちゃう場合もあります。
まさに試行錯誤。
この試行錯誤が子どもたちの中に育てるものというのは本当に大きいと思います。
想像性、創造性、勤勉性…。
最近は、レジリエンスなんて横文字を聞いたりもしますが、回復力とか弾性、しなやかさなども育ててくれるでしょう。
今の子どもたちが大人になるときは、今以上に答えなき時代を生きていくことになるでしょう。
解決困難な問題や危機的な状況に遭遇しても、立ち直ることができるか、乗り越えようとするか。
その基盤は、遊びの中で様々に生まれる試行錯誤が育ててくれると感じます。
 
 
幼児9人 小学生12人 青年7人  子ども28人 大人14人 合計42人
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【通算 1225回目 2024年10月14日(月) 『国政政党の候補者に学んでほしい名場面』】

2024年10月14日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度
 
 
【国政政党はどこも子ども政策がイケてない】という投稿をしました。
各党政調担当などに子どもたちのこういう場面から学んでほしいんですよね。
今主張している子ども・子育て政策って、子どもの豊かな育ちを保障することに繋がってるかなぁって。
子どもに必要なのは、「安心・安全」なお預かりの場所や時間じゃないんですよね。
子どもに必要なのは、学校や園による教育じゃないんですよね。
大人を載せたリヤカーを引っ張る女の子と押す男の子。
断然、逆の方が楽なわけです。
大人に引っ張ってもらって、自分たちが乗った方が。
だけど、わざわざ疲れる側を選ぶわけです。
子どもは絶えず、最近接領域の発達課題に向けて努力する。
障碍のある赤ちゃんを除いて、赤ちゃんは教育や訓練を受けているわけではないのに、ハイハイしようとする、つかまり立ちしようとする、歩こうとする。
そうした努力や挑戦の歩みを止めなければ、どの子も自分に今、必要なことをやり続けるのです。
そして、自分の持ち味が最も発揮される方向へと発達していくわけです。
それを園や早期教育産業が、それはいいからこれをやりなさい、そのやり方ではなく、このやり方でやりなさい、それは無意味だからやめなさい、「あなたのためだから」という名のもとに介入し、子どもたちは発達の歩みをやめてしまうわけです。
頑張らせるのではなく、頑張れる環境を。
そんな環境を保障するのが遊び場です。
政府は、あるいは各国政政党は、子どもたちに自由な遊び場を提供することこそ、子ども政策の柱にしなければなりません。
 
幼児11人 小学生22人 中学生2人 青年4人  子ども39人 大人18人 合計57人
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【通算 1224回目 2024年10月13 日(日) 『川には直行せず』】

2024年10月13日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度

 
 
 
好天ではあるけれど、秋を感じる気候。
さすがに子どもたち、川には直行せず、木工作で遊んでいます。
焚き火回りも賑わう季節です。
 
幼児10人 小学生9人 青年9人  子ども28人 大人15人 合計43人
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