松山千春さんの初期の楽曲に「僕の好きな風景」というのがあるんです。
僕の好きな風景のひとつはこれ。
川につながる農業放水路があるんです。
上から飛ぶのが怖い子たちは、ここからよく飛び込みます。
でも、ここに上がるのもひと苦労。
段の水深は僕でも足が着きません。
段まで辿り着くと、腕力&運動神経のある子は自力で上がりますが、そうでない子は誰かの手を借りないと上がれません。
そんな子どもがいたりすると、上にいる子たちはこうして誰彼となく、手を差し伸べ、引き上げてあげようとします。
それをしてあげようとする子どもの気持ち。
それをやってもらう子どもの気持ち。
それぞれを想像しながら、シャッターを切りたくなります。
「手を差し伸べる」…福祉や教育の支援の話の中でよく聞くフレーズですが、差し伸べる側が黒パンくんのような気持ちでいるだろうか、差し伸べてもらう側が青ジャケットくんのような気持ちになれているだろうか。
子どもたちの純粋なこんな姿にふと考えさせられますよね。
小学生13人 中学生1人 青年9人 大人23人 子ども5人 計28人
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