冒険遊び場(プレーパーク)『たごっこパーク』

心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。富士山麓の麓、田子浦港近くの公園と川ではちゃめちゃに遊ぶ子どもたちの日常。

「通算795回目」2017年4月30日(日) ~ご褒美のような時間~  

2017年04月30日 | 冒険遊び場たごっこパーク29年度


子どもたちが川に飛び込み、水鉄砲ではしゃぎ、木々に括りつけた遊具で遊び、ドラム缶に入る。
そんな賑やかな二日間が終わり、再び公園が静寂を取り戻そうとしていた。
夕焼けに照らされた公園に残るのは、みっきぃ・たっちゃんとほか三人。
10代の男の子が声を掛ける。
「そろそろ、片付けますかね」
運動神経の良さを発揮して、木々に括りつけた遊具を片付けていく。
20代の女の子が呼応する。
持ち前の丁寧さを発揮して、ドラム缶風呂の下の炭を片付けていく。
30代の若者がそのドラム缶のお湯を捨て、担ぎあげ、倉庫に向かう。
雇用しているスタッフではない。
ボランティアメンバーでもない。
いつも、そして、長年遊びに来ている若者たち。
三人とも障碍者手帳を有している若者たち。
ゆえに純粋な若者たち。
手伝いへの見返りを求めない若者たち。
そんな若者たちによる流れるような撤収作業。
常に「支援される側」にいるような若者たちに、支援してもらいながらの撤収作業。
片付けるものがなくなってしまうのが惜しいくらいだった。
13年目を迎えた取り組みへのご褒美のような時間。
心地よい疲れを感じながら言葉を交わす。
「ありがとう」
「またね」
 幼児3人 小学生6人 高校生2人 大学生1人 青年7人 子ども19人 大人12人 計31
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