冒険遊び場(プレーパーク)『たごっこパーク』

心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。富士山麓の麓、田子浦港近くの公園と川ではちゃめちゃに遊ぶ子どもたちの日常。

お母ちゃんの声(その7)

2006年11月01日 | 冒険遊び場たごっこパーク
静大生の愛称“そると"が卒論のために「たごっこパーク」に来ているお母ちゃんたちにインタビューをしました。その声を掲載します。
【子ども:4歳女児/毎回参加】
 自閉症を持っていたものですから、音楽教室とか英語教室とかやっていたんですけど、それよりももっと自然の中でこの子を教育していかなくちゃいけないと思って。ここの遊び場は他の育児サークルと違って、お母さん方の子育てを助けると言うよりも子どもの力をそのまま引き出すっていう主旨なので、親とか大人がこの子達に何かをさせるんじゃなくて、この子達の力が自然に発揮できるような遊び場じゃないかなと思って、こちらに来てます。
 知らないお兄ちゃんとか、回を重ねるごとにだんだん顔なじみになったり、リヤカー遊びなんかでも最初はすごくハラハラして見てたんですが、子どもが子ども同士で乗るルールとか、大きい子が小さい子の面倒を見たり声かけたりしてくれる、そういう子ども同士のふれ合いが自然にあって、あんまり大人が制約しないでも大丈夫だなという安心感にだんだん繋がりました。
 初めは1時間くらいでもう帰ろうって言うんじゃないかと思ったんですが、何時間でも子どもは帰りたがらないくらい居させてもらっています。たごっこパークの活動が少しずつ広がって、今日も「初めて来ました」って人の何人かに会って、「飴ってこういうふうに作るんですよ」とか、知らないもの同士が集まって、輪が広がっていくのは楽しいなと思います。
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