冒険遊び場(プレーパーク)『たごっこパーク』

心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。富士山麓の麓、田子浦港近くの公園と川ではちゃめちゃに遊ぶ子どもたちの日常。

[通算485回目] 2012年2月5日(日) 遊び場は減少どころか増えている

2012年02月29日 | 冒険遊び場たごっこパーク
 教育学部の大学生たちが冒険遊び場たごっこパークの視察にやってきた。

 受講している民俗学の現場見学実習の一環としての訪問で、「遊び場の減少に伴い、子どもの遊びは変わりましたか?」という主題を持参してきた。

 数年後に教壇に立たんとする学生たちには、自分のように(笑)、物事を画一的に見ないこともしてほしくて、次のような話をした。


 子どもたちの遊び場は僕らの少年時代より、圧倒的に増加してるよ。

 イオン、アピタ、ドンキホーテ、ゲオ、お宝鑑定団、ラウンドワン、カラオケボックスなどなど、どこも子どもの人気の遊び場。

 さらに言えば、ニンテンドーDSとかi-podなどのお陰で、自分がいるその場所がどこでも遊び場と化すようになったし。

 パソコンやスマートフォンを立ち上げれば、画面の向こうに無限の遊び場が広がる時代になったしね。

 遊び場が減少したから、子どもの遊びが変わったんじゃなくて、増えたから、多様化したから、大きく変わったと思うな。

 昭和の時代は、遊ぶ場、遊ぶ素材が不足していたからこそ生まれた遊びがたくさんあったけど、今は暇な時間を充足してくれるものが何でも揃っているからこそ展開される遊びへとね。

 主体的に創り出すしか楽しみようがなかった時代から、親や祖父母の費用負担で受動的にいくらでも楽しめる時代に変わったということだろうね。

 そのことが子どもたちにどんな変化をもたらせたかをぜひ考えてみてね。


 幼児3人 小学生6人 中学生4人 大学生 4人 大人 11人 計28人
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