ゆーたんの時代/新たなる旅立ち編 since 2011. Where is that melody? 

ゴダイゴへの想いをこれからも発信し続けたいと思います。

Imitation (flavor, flavor)

2014-03-23 21:50:01 | ゴダイゴ


たて続けてやられてしまいました。
まず最初は出張先の重慶でのローカルの和食屋さんでの話。
向かいに座っていたローカルの中国人の人が
突然発作でもおこしたかのように、体がひきつらせた。
一瞬どうしたのかわからなかったが、
どうやらわさびがよく効き過ぎていたらしい。
よく効くのはいいわさびですよと言いながら
私も刺身を口に運んだ瞬間
ものすごい勢いでわさびのつーンと鼻と頭に
突き刺さるような痛みが走る、
こりゃよく効いているはと思う以上に痛みで恐怖感さえ湧いてくる。
次の刺身を口に運ぶとこれまた凄い勢いで鼻につーンとくる。
ちょっとまってくれよと思いながら痛みが収まるのを待つ。
これは普通のわさびの3倍以上の効き目がある。

向かいにすわっていた人がそのわさびが入っている
チューブを鼻に近づけてみた
その瞬間またしても凄い勢いで揮発性の刺激が鼻を襲ったらしく、
強烈に表情を歪めている。
どれどれと私も匂いを嗅ごうとしたが、
もう近づけるだけで揮発性の刺激が鼻に迫ってくる。
こりゃまじで凄い刺激物だ。 
そのあとも恐る恐る刺身をわさびの混ざってない醤油に浸してつまむが、
それでなんとかギリギリの状態、
すこし気をゆるめると
また爆発的な痛みが鼻の芯を襲う。
いやものすごいわさびだ。
食用というよりいたずら用につくられたドッキリ製品だ。
このわさびには降参、全く立ち向かえる相手ではなかった。

次に出張から戻り、先日仕事をおえてからスーパーへ買い出しに。
美味しそうな色をしたきれいないちごが売っていたので
中国へ来てから初めてひとパック買ってみた。
夕食後早速パックを開けていちごをとり出すと、
何やら、赤い汁が容器のそこにひっついている、
そしてスーパーでは美味しくかんじられたいちごの甘い香りも
なにかすごく人工的な匂いに感じる、
いちごを洗ってから口にほり込んでみたらやはり
日本のいちごの味とは違う味で
いちごらしからぬ甘さだ。
あめちゃんぽい甘さ。
匂いにはとても誘惑されるのだが、
やはり違和感を覚える
慢性的な甘味を感じさせる匂いであるだが
人の脳を刺激していちごを食べたい気持ちにさせる
香りの薬品のような感じ、
ものすごく食べたい気にさせるのだけど、
美味しくないからもう食べないぞという気持ちとが
絶えず交差して葛藤している。

この状態は精神的によくないが自分でコントロールできないので
早くこの場から遠ざかりたい気持ち
「そうだ残りのいちごは冷蔵庫へほりこんでしまえ」
「いやまだ食べたい」 
「どうしよう」
結局また食べた。

合成着色剤なのか、
これが普通の中国のいちごの味なのか
判断できない自分が今ここにいる。
コメント
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