幽玄洞ブログ

岩手県一関市東山町からローカルな情報を発信していきます。

一関・平泉「もち」vs奥州「はっと」

2012年11月24日 | 食・レシピ

奥州市では現在「奥州はっとスタンプラリー」を実施中です。

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“はっと”とは、東北地方の郷土料理。
小麦粉を水で練って寝かせ、薄く伸ばして汁に入れた物です。地方によっては「すいとん」や「ひっつみ」等とも呼ばれ、汁に入れる具材も地域や家庭によって様々です。

「奥州はっとスタンプラリー」は、奥州市内ではっとを提供している参加店(39店舗)ではっとを注文すると、スタンプカードにスタンプを貰えます。
集めたスタンプの数に応じて、スタンプカードをお食事・お買い物券として利用できます。
期間は10月1日(月)~2月28日(木)までです。

また、一関市・平泉町では「一関・平泉 もち街道」という企画をやっています。

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一関・平泉の伝統料理といえば「もち」。
そのルーツは古く、江戸時代に伊達藩の命令で毎月1日と15日に神様に餅をお供えしなければならなかった事が始まりとされています。長い歴史の中で様々な食べ方が考案され、そのバリエーションは300種類ともいわれています。

そんな、地域に伝わる「もち文化」を通しておもてなしをするという取り組みに、賛同した店舗の集まりが「一関・平泉 もち街道」なのです。
現在、一関・平泉両地域で66の店舗が認定され、お店ごとに特色あるもち料理を提供しています。

定番のあんもちにしょうゆもち、きなこもちや、洋風もち料理のもちピザ、もちグラタン等があります。
またちょっと変わったスイーツとして、いちのせきもっフルやもちクレープ等、本当にたくさんの食べ方があります。

日本一のバリエーションを持つ一関・平泉のもち料理を、ぜひ食べ歩いてみてはいかがでしょうか。



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