一関市東山町松川にある「石と賢治のミュージアム 太陽と風の家」では「賢治作品に登場する白い石」と題し第3回鉱物企画展が開かれています。
宮沢賢治の作品には何種類もの石が登場していますが、その中から方解石、鍾乳石、白雲母、アラゴナイトなど10点を展示しています。
なかでも最近見つかった賢治の作品で、「停車場の向かうに河原があって」の詩には同町にある名勝猊鼻渓を命名したことで知られる佐藤猊巖先生の名が記されているほか、猊鼻渓の獅子が鼻は鍾乳石であることから鍾乳石が陳列されてあります。
以前観光研修で配布された資料には鈴木東蔵が昭和6年6月14日に猊鼻渓から高金赤石採掘場を案内したと紹介されています。その日が詩の題材になったのだろうかなどと想像を巡らせます。
鉱物企画展は1月まで。お気軽にご覧ください!
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