今一関市博物館で、岩手県指定文化財「木造来迎阿弥陀及菩薩像」(二十五菩薩)を展示しています。
この「二十五菩薩」、本来は東山町の松川にある二十五菩薩堂に展示しているのですが、収蔵庫の修理のために、平成29年3月31日(展示期間は収蔵庫の改修状況により短縮または延長の可能性あり)まで、常設展示室にて8体を選定し来迎場面を見ることが出来ます。
これらの像は平泉藤原時代の平安仏で、阿弥陀如来を中心に25の菩薩が現れて、極楽浄土へ迎える来迎(らいごう)の様子を表現しているそうです。
すべて揃っている本尊(阿弥陀如来)の他の二十五菩薩は、水に流されてしまい細部がとれ顔も手もない像です。しかしどこか音楽を奏でているようでもあり、踊っているようでもあり、想像をめぐらせながらこの機会に見学してみては。
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