夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

gooお題「年賀状は手書き派?パソコン派?」

2017年12月15日 21時14分19秒 | 「思うこと」
表の宛名は手書きで、裏はパソコンで印刷。
パソコンで印刷しますが、一言手書きで書き加えるスペースをつくっておいてそこに手書きで一言。
パソコン以前はワープロもありましたが、どうもあのギザギザ文字が嫌で「プリントごっこ」を使っていました。正月のイラストはイラスト帳から切り取りはって、「賀正」や「あけましておめでとうございます」はやはりイラスト帳から。そしてやはり手書きで一言欠けるスペースを残しておきました。
プリントごっこ・・・・・
楽しかったですね。
昔のガリ版のような紙にイラストや文字を乗せて、プリントごっこの機械にフラッシュをねじ込みバチン通すとぴかっと光って原稿の出来上がり。
その原稿にインクが混ざらないようにスポンジを細く張る。そのスポンジで囲われたところに好きなインクを流していく。
あとはその原稿の下に年賀状を入れてグイッ押して印刷。力加減が難しかった。。。。
案外版画に似た風合いがありました。
ここ10年は年賀状にも関心が薄れて送っていただいた方にはお返事を出すだけになりました。1年ごとにいただく枚数は減るのは必然。。。。
子供たちに来る年賀状は楽しみです。結婚の知らせや出産や・・・・文章も若い方のはつらつさがあります。昔を思い出しますなぁ。。。。。
でも、子供も最近ではメールやらラインやらで、見せてもらえない(笑)
枚数が減って、最近は切っても当たらなくなりました。

こちらにプリントごっこの詳しいサイトがありました。
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2017年12月15日(金)「貨幣量と貨幣の回転」

2017年12月15日 12時33分43秒 | 「政治・経済」
こちらのブログを読んでの感想です。
「通貨とは、その国の経済力や労働力や信用の元に通用するものであり、経済が拡大すれば通貨も増刷しなければデフレになってしまう。コメが10俵生産していた田畑で、生産性が向上して100俵取れるようになった場合、通貨も10倍発行しないとデフレになってしまう。
逆に、大不作で100俵取れてた田畑から10俵しかコメが取れなかった場合は、コメが高騰して10倍に値上がりしてしまう。そのような時は国は通貨を回収してバランスを取らなければならない。バブルの発生も日本経済が停滞しているにもかかわらず金をばらまけば、株や土地などが値上がりしてしまって資産インフレになってしまった。」
(上記ブログより引用)
この引用させていただいた部分は経済学では重要な部分で、その考え方次第では経済を停滞させる元となります。その意味で引用させていただき僕の考え方を書かせていただきます。
まずデフレとは何か、インフレとは何かを見ると、デフレとは物価が下がることで、インフレとは物価が騰がることですが、この物価が低い・高いというのは何を基準にしているのでしょうか?
「コメが10俵生産していた田畑で、生産性が向上して100俵取れるようになった場合、通貨も10倍発行しないとデフレになってしまう。」
コメの生産の生産性が上がればコメの値段は下がります。これは生産性の向上により同じ労働力量で10倍のコメが生産されるのですから米1票当たりの価値は下がります。これは経済法則です。その時にコメの値段を維持するために通貨を10倍発行したらどうなるでしょうか?
価値の低下をきたしたコメがその価値の10倍の値段で売られるわけですから、それは10倍のインフレを作り出してしまうでしょう。「通貨も10倍発行しないとデフレになってしまう」という言葉を訊けばデフレはダメだという短絡的な考え方を受け入れてしまいますが、しかし現実はコメの値段が10倍も高騰するインフレをきたすのだという事を忘れてしまうのです。
コメの実際の価値とインフレによる10倍の貨幣量【価格】の差額はコメの生産者の懐に入ってしまい、逆に最終消費者は10倍の貨幣を払ってそのコメの生産者の懐を潤すことになる。インフレとともにその矛盾は貨幣の滞留あるいは回転を鈍くさせてしまう。それは「金余り」という現象を起こすでしょう。という事は、10倍の貨幣を発行することによりその貨幣量に等しい金余りが生じてしまうことになる。
同時に最終消費者は貨幣の不足が生じるでしょう。
以上の経済矛盾が顕在化することがデフレです。
最終消費者は10倍ものコメの量を同じ価格で消費することは懐の貨幣量からして困難になります。すると、米の消費を維持できないのですから、コメは過剰傾向を示して価格は下がっていくでしょう。最終消費者の懐にある貨幣量で消費できる量は元の10俵になっていくでしょう。これが「大不作で100俵取れてた田畑から10俵しかコメが取れなかった場合」に等しい状態を作り出します。価格は下がり続けてこの価格の下落がデフレというものにつながるでしょう。
コメの価格はその価値に等しくなっていくでしょう。しかし、その時先の生産性の向上により米の価値は10分の1に下がっているわけですから、10俵売ってもコメの生産者に入る貨幣量は10分の1になる。不況が本格化する。
コメの生産者の競争があり続けるから。弱い生産者は脱落していく。
勿論価格の下げが続けば消費も戻るから不況には陥らないという面もあります。コメの例ではわかりにくいですからある商品を生産する産業としてみたらどうでしょうか?
不況に陥れば倒産をする企業が出たり、生き残った企業でも人員削減や賃下げが起きるでしょう。すると最終消費者の懐の貨幣量の総額は減るわけですから、消費が戻ることを困難にします。
コメでいえば田んぼ、企業でいえば生産設備の過剰という資本の過剰が生じる。生産者や企業がため込んだ貨幣資本も過剰になる。
ここでも「金余り」が生じるのです。
「コメが10俵生産していた田畑で、生産性が向上して100俵取れるようになった場合、通貨も10倍発行しないとデフレになってしまう。
逆に、大不作で100俵取れてた田畑から10俵しかコメが取れなかった場合」

どちらにしても「金余り」が生じるのです。
この金余りはもちろん貨幣量による。いくら貨幣量を増加させても経済は好転せずに、貨幣は吹き溜まってしまう。
そこで大切なのは貨幣の量的変化ではなくて質的変化です。それは貨幣の回転を速めるという事です。
今の日本のように貨幣が株式や企業の内部留保に吹き溜まっている状況が量的緩和の副作用です。この金余りを作り出すのではなくて、勤労国民などに貨幣が循環する社会システムが必要なのです。その中で生産と消費のバランスが均衡化してそれは貨幣の回転を速めるでしょう。
GDPも貨幣量だけではなくて貨幣の回転がそれを高めるでしょう。
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