夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2018年 4月29日(日)「南北首脳会談(2)」

2018年04月29日 22時13分43秒 | 「思うこと」
先日書いた南北首脳階段会談の続きのようなものです。
なぜ朝鮮半島の非核化が必要なのか?
韓国と北朝鮮にとっては二度と殺し合う戦争を回避することにある。これは体制の違う二国間の問題ですから単純ではないが、同じ民族であり、先の大戦により分断された過程に過ぎないことから互いに戦争というものは回避しなければならないことが最重要でしょう。
この点については首脳会談後に北朝鮮の金委員長が次のように語っている。
「朝鮮戦争のつらい歴史を繰り返さない。韓民族の地で再び血が流れることがあってはならない」とした上で、「決して武力を使用しないことを明言する」 (聯合ニュース
韓国の文大統領も同じ考えであることから共同声明が出されたと思われる。
南北の戦争は南北間の対立だけではなくて、それ以上にアメリカの国益にかかわっている。アメリカとの同盟関係のある日本も過去において朝鮮戦争特需があり、南北の分断が国益とするようなものがあったが、これをアメリカや日本は繰り返してはならないという事でもある。
今後日米間での首脳会談もあるでしょうが、アメリカも日本も朝鮮半島の平和を第一義に考える必要があり、そこに国益を優先させる言動があるならばそれは犯罪的である。朝鮮半島の平和を疎外するならば世界的にアメリカと日本が悪となるでしょう。韓国を苦しませてはいけないのです。韓国はアメリカと日本の協力を必要とするでしょう。それは軍事的同盟関係ではなくて平和構築への支援です。
日本は南北首脳会談から米朝会談も含めて、非核化問題で蚊帳の外に出てしまうかが決まる。北朝鮮への武力行使を含めた圧力において蚊帳の外にはいないという判断は間違いです。この認識が朝鮮半島の平和を脅かすのですから。朝鮮半島の平和構築のために具体的にどう動くかにより蚊帳の外ではなくなるでしょう。
日本は拉致問題を抱えていますが、これを安倍政権は日米軍事同盟を含めた圧力により解決をするという「積極的平和主義」をとりますが、これも誤りで、非核化への積極的支援により拉致問題の解決の糸口である日朝会談も行われるでしょう。
北朝鮮は信頼できないというものからは何も生まれません。ニヒルに信頼できないから離れるのではなくて(離れられる情勢でもない)信頼関係をどう強め宇の蚊という視点が大切です。そのためには国家主義はいりません。
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池に浮かぶ月119【4月29日】

2018年04月29日 18時12分59秒 | 「池に浮かぶ月」
国民は情報や知識を遮光された中の暗闇で聞かされる。
このようなものは一つの政治的方法として用いられてしまう。
国民に余計なことを情報と出せば混乱するとか、収拾がつかなくなるとか、あるいは国民は知らない方が安心する、ラックできるとか。。。。。
国民をないがしろにすることからの民主主義は政治の手法としては悔やみに国民を置くことになるでしょう。
この暗闇の中に国民を置くことがどのような結果になるか?
内閣は経済も政治も偽りのものにしてしまい、結果、自滅の道を歩む。そして日本社会は停滞あるいは対価をしていく。

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」

「4月29日という日」

【2017年】ツイッターつぶやき国会の中も討議をすることは形として行うことにより民主主義だとされる。しかし多くの文書「ノリ弁」であったり、討議途中で討議は尽くされたと強行採決され......

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