夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2018年 8月15日(水)「日本必敗と精神論」

2018年08月15日 21時43分58秒 | 「思うこと」
ハフィントンポストに30代は開戦前に敗戦をを予測 歴史に埋もれた総力戦研究所から学ぶこと(終戦の日)という記事があった。
「1941年8月に日本の敗戦は予測されていた。4ヶ月後、同年12月には真珠湾攻撃が始まる。そんな年の出来事である。
 予測したのは戦後に日銀総裁、東芝社長などを務めることになる将来を有望視された30代たち。彼らは国の命令で集められ、もう一つの内閣を作り、詳細なシミュレーションに取り組んだ。」(上記リンクページより引用)
30代の若い人たちが科学的な分析ともいえるものから導き出した結論は「日本必敗」だったという。
その分析の重要な部分が石油の備蓄だったという。結果開戦してからこの石油不足は明白になる。
本来ならばこの結論から日米開戦は回避されたかもしれない。
しかしこれを阻止して回線に導いたのが石油備蓄データの隠蔽と南方の油田を占領という楽観論そして精神論だったようである。
今年に入ってから公文書の隠蔽や改ざんが問題化した。そしてそれに対して政府は根本的な解明を行っていない。
アベノミクスの6年間は、国民に対する「期待」と経済政策での言葉による楽観論だったともいえる。
2020年オリンピックに向けて「大和魂」という言葉が復活しつつある。精神論はすでに企業による労働者への労務管理として進められてきて「会社のため」というものから労働組合は弱体化し、労働者は低賃金とチュ時間労働と休暇の自粛。これは政府による公助から自助へという変化にも現れている。国民は国家のために、個人の問題は個人で自己解決。。。。。。福祉や社会保障は軽視され、消費増税が社会保障に回らなくなっている。
結果は経済的敗戦になりそうである。ある意味日本必敗である。
自民一強と自民党内にも安部一強。全体主義は進んでいく。忖度政治や忖度官僚機構そして忖度経済団体は今のままでは科学的な分析と方向性は精神論の前に消え去る。
しかし今の内ならば経済的敗戦で済む。ここからの復興を考えるべきでしょう。
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池に浮かぶ月222【8月15日】

2018年08月15日 18時30分40秒 | 「池に浮かぶ月」
終戦記念日。
二度と戦争は起こさないことは誰でもが否定をしない。しかし平和を守る日本を守るという面では安倍政権のアメリカ式の積極的平和主義があり、一方では現憲法を守る立場からの平和主義がある。
武力による平和の確立ここには矛盾が出ます。結局はずっと戦争をしていなくてはならない。アメリカと日本がすべての敵対国をなくすまで。これは平和主義ではないです。
戦争が起きたら、敵が攻めてきたらという仮定の話から積極的平和主義も生まれますが、その前にどう平和解決の道を探るかを徹底的に模索し実践しなければなりません。

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」

「8月15日という日」

【2017年】ツイッターつぶやき安部首相は戦没者追悼式で次のように述べている。 「私たちが享受している平和と繁栄は、かけがえのない命を捧げられた皆様の尊い犠牲の上に築かれたも......

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