夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2022年12月11日(日)「承久の乱」

2022年12月11日 22時25分38秒 | 「思うこと」
NHKの「鎌倉殿と13人」も承久の乱に。
平家と源氏が軍事力を持ち平家が政治を動かす。しかし平家も貴族化していく。そこで源氏が平家を滅ぼし鎌倉幕府が誕生する。源氏は貴族化しないで武家国家を目指す。実朝は貴族化しそうでしたがこれは排除される。
鎌倉幕府の力が大きくなるに従い天皇をはじめ貴族階級とぶつかる。
経済的には天皇がすべての土地を持つ経済から地方の開墾の自主性を認めた中で荘園制の経済が生まれる。
この荘園制の中にある貴族の力を削ぐように鎌倉幕府の地頭制度が。
この貴族階級と武士階級の階級闘争の頂点が承久の乱。天皇家や貴族の力が弱くなり、各国は武士の支配へ。承久の乱は革命だったのでしょう。
しかし鎌倉殿と13人の義時はこの革命に躊躇する。前進させたのは尼将軍と泰時。
とはいえ義時は天皇家に対する謀反人となることは避けられない。義時は謀反を理由に大勢の実力者を殺してきた。すると義時自身が謀反者となれば。。。。。
最後は主人公らしい死に方をするでしょうね。死亡原因はいろいろあるようですが、自害が一番かっこうがいい。
でもそれで鎌倉を守れる。同時に天皇家も生き残れる。
武力による社会の支配が武家の社会ではない。武力はいつの世にもあったのですから。武家社会にも経済の発展があり文化を育てた。その中に貨幣経済や承認の力が蓄えられる。武家と商人の階級闘争が高まる。堺の商人はすごい自治力と経済力を持ったそうですね。この階級闘争の頂点が明治維新に。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

池に浮かぶ月1747【12月11日】

2022年12月11日 09時00分07秒 | 「池に浮かぶ月」
去年は生乳が余り廃棄されようとしていました。
コロナにより消費が減少していたのか?
そういえばいつもなら高級料理店に廻すような食品が余って通販で売られたりしていました。
同時に輸入の乳製品が国内に入ってきていたのか。
農業も酪農も自足できない社会になっていくのでしょうか。

≪去年の今日はこんなことを・・・≫
2021年12月11日(土)「生乳廃棄か?」

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする