夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2022年12月18日(日)「最終回」

2022年12月18日 21時58分38秒 | 「思うこと」
「鎌倉殿と13人」が最終回でしたね。
義時がどのような形で死ぬのかが話題となりましたが、毒殺のようでもありましたが、最後は政子が薬を与えず見送った形でした。鎌倉に北条の武士政権を作り上げた義時と政子。血にぬられた鎌倉政権を終わりにして義房の時代に。義時は御成敗式目を作り政治的基盤を作る。これが義時と政子の思い描く政権だったのでしょう。しかしその過程に多くの殺戮が。。。。。。
義時の役割が終わり命も終わる。
この義時の役割とは何だったのか。武力と策略に長けた武将が天下を取る話と勘違いする人が多いのかもしれません。しかし義時の役割は、公家(貴族)社会を倒して武士政権を作り上げることでした。ですから承久の乱は階級闘争の革命でした。貴族社会から武士社会へは歴史の発展です。当時の市民は武士階級に支配されながらも土地を開拓していく。地方自治のようなもので地方に経済が発展していく。ですから義時はこの経済の発展とその政治を作り上げていく礎だった。
政子は、歴史上義時は上皇を追放した極悪人、私は悪女だったとされると。義時はそれを否定し政子もそれでよいのだと。歴史上は天皇家に逆らった極悪人兄弟となるが、現実は武家社会を作り上げ歴史を社会を発展させた兄弟だった。
最終回がはじまる前に次の大河ドラマの主人公家康(松本潤)が出てくる。東鑑を愛読する家康。
義時から400年後に武士国家を仕上げた。次の大河ドラマはこの仕上げを見ることになりますね。
もちろんその政権は武士による封建社会ですから今から思えばひどい社会です。しかし社会を一段階発展させたことには間違いない。
徳川政権は300年続き封建社会の限界を迎える。武士は商人の経済的支配下に置かれる。
それが前後する大河ドラマである渋沢栄一を描いた「青天を衝け」で大政奉還をする義信の姿に。
明治維新はさらに資本主義という封建制を否定した社会を作り上げる。
その資本主義は軍事国家という矛盾を抱えながら経済的にも限界が来ている。
一つの発展段階を終えようとしている。
次の社会は社会民主主義となるでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

池に浮かぶ月1754【12月18日】

2022年12月18日 11時04分19秒 | 「池に浮かぶ月」
夜の車の運転。。。。。
怖いですなぁ。
最近は車庫入れにも一苦労。

≪去年の今日はこんなことを・・・≫
2021年12月18日(土)「夜の高速道路」

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする