夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2023年10月15日(日)「どうする家康」

2023年10月15日 22時12分18秒 | 「思うこと」
視聴率は悪いようですが、大河ドラマの「どうする家康」を毎週面白く観ています。
今回のドラマに限らず歴史上の人物が描かれていますが、一定の歴史上の事実はあるわけですがその事実の解釈というのは 作家によります。歴史小説も案外作家の解釈が僕たちに刷り込まれているでしょう。大河ではある人物がその時々に悪人に描かれたり主人公なら讃えられて描かれます。
どうする家康も一つの解釈としての人物像でしょうから、その人物像での家康を楽しんでいるわけです。
ただ武家社会を完成させたのは家康ですから、いろいろ解釈はあるでしょうが天下統一する過程は面白いですね。大河ドラマの面白さの一つは奥方ですなぁ。歴史上の人物も奥方のによって大きく変わる。武家社会は男社会ですがその中で女性の力が大きい。今の夜も変わりありません。
どうする家康の面白さは、前回の北条義時が終わる最終回に家康が出てきてつながりを見ましたが、頼朝そしてその後の北条氏の武家社会の始まりと家康の武家社会の完成のつながりが面白い。何も天下取りが面白いわけではなく、貴族社会から封建社会への歴史の発展を見ることができます。その社会には現在から見ればひどいと思われるものが正義だったはずでその時代の正義において貴族社会は崩れ去り封建制度が生まれる。新しい社会の夜明けです。
前々回の太河は資本主義の誕生を描きました。これも歴史の流れですね。その明治の社会にはその社会の正義があった。それぞれの時代はその中の正義で動き社会は発展した。
今資本主義の正義が事故崩壊しつつある。いつの日か資本主義が崩壊する大河ドラマが生まれるかもしれませんね。さて、その主人公はどういう人だろうか。残念ながらそれまで生きてないでしょうね。その主人公の奥方の力はどう働くか?楽しみですなぁ。。。。。。
コメント
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