かの有名なナスカの地上絵は、紀元前2世紀から6世紀の間に、「描かれた」と考えられている。
それが『描かれた』方法と成り立ち、理由については諸説あるらしいが、未だに正確なことは明らかになっていない。
らしい。
しかし、世の中にはやはり科学で解明出来ないことや、少々の不思議があってこそ楽しいので、何もかもがすべてわかってしまったら、人間にはロマンもなくなり、探究心は行く先を失い、未来の希望もなくなってしまうだろう。
だからこそ、人は『謎』を好むのだ。
そして、謎というのは、現代の社会にあっては、ところどころに落ちているもので、人は自らが万能であるかのように驕っていながら、実はなにひとつわかっていないものであることをしばしば思い知らされる。
我が家でもそれはしかり。
その謎は.....
熟睡しているゴンザを目覚めさせるほどの衝撃を持って、我が家に降臨したのである。
一昨日のこと。
仕事から帰ったゴンザは、いつものようにシャワーを浴び、着替え、しばしはしゃぎ回ったあと、眠りについた。
私はといえば、いい陽気に誘われ、やはりいつものように自転車で畑へ出かけ、家には不在であったのだが、そんなときに事件は起こった。
いや。
私は前述のように不在であったので、実際その事件を目にしたわけではないのだが、ゴンザが後に臨場感たっぷりに語ってくれたその事件の全容は、話だけで私を震え上がらせるに充分だったし、
また、そこには確かにまだまだ、事件が起こった余韻が充分に部屋に満ち満ちていたから、その恐ろしさは伝わりすぎるほど、伝わってきたと言ってもいい。
.....ああ、もう。
回りくどい言い方はやめにしよう。
私が冒頭、ナスカの地上絵の話をしたのはなぜか。
それは、我が家の床にも地上絵が突如として出現したからなのだが。
ゴンザを目覚めさせるほどの臭気を放ち、降り立ったその地上絵は.....
謎の生物(仮にその生物を『ちゃあこ』としておこう)によってもたらされたというのが、今のところ、有力な説である。
その地上絵は、ある学説によるとウ○チというもので描かれているらしい。
その強烈な臭気を放つ物体は、とある学者によれば、『猫缶』や『カリカリ』というもので構成されているそうで、時には我々人間が食べるものと同じ成分も発見されるらしい。
また、なぜにその地上絵が『描かれた』かというと、それは我々人間と決して無関係ではないらしく、謎の生物が誤って人間の髪の毛などを飲み込んでしまった場合に、そのウ○チという物体にそれが混じり、ウ○チをネックレスのように繋げてしまい、謎の生物が暴れる事態に至る、という推論がたてられるようだ。
つまり、その、ウ○チ自体は出切っても、それを繋げてしまった髪の毛は少し謎の生物のお尻に残ってしまったわけで.....
そのせいで謎の生物はそれをお尻から引き離そうと、部屋中お尻をこすりつけて回った、という仮説が成り立つのだ。
いやしかし。
それはあくまで仮説に過ぎない。
その謎が我が家に降り立った瞬間。
家にいたゴンザでさえ、実際にその光景を目撃したわけではないし、謎の生物は少しお尻がすっきりしないと、しばしば地上絵を描くという説もある。
(実際、私がエスパー妹←<仮名>から聞いた話では「うちのT(猫)は『今どきの猫ちゃんはしたら拭く』ってくらいにじゅうたんで拭く」ということだった)
だが、我が家に突如、壮大な地上絵が現れたことだけは確かなことで.....
そのあまりの臭気にゴンザが目覚めた時には、ただ謎を解き明かすメッセージのように、枕元にひとつ、コロンとウ○チが残されていたそうである。
ゴンザは語る。
遠い目をして。
「あの衝撃は決して忘れない」と。
そして、私にもその後、多くの謎が残された。
その地上絵は果たして、家中のどこにまで及んでいるのか。
この凄まじい臭気はどこからやってくるのか。
地道な発掘作業は深夜にまで及んだ。
私は一枚の雑巾を手に、目を皿のようにして床を探求し、シーツやクッションカバー等、未だ謎を包んでいるかもしれないものをすべて引っぺがし、洗濯機の中での選別作業に励んだのである。
偉大な真実は、いつもこのような地道な作業の先にあるものである。
(ちなみに家中まるごと拭きあげて、シーツもクッションカバーも洗い、
それでも消えない臭気のもとは、結局私の上着だった・爆。
ちゃあこよ~、なぜに私の上着でわざわざ拭いたの~?
でもごめんね!私の髪の毛を飲み込んじゃったんだもんね...
しかし毎日毎日掃除をしても、なぜにあんなに髪の毛って落ちるものなの?)
それが『描かれた』方法と成り立ち、理由については諸説あるらしいが、未だに正確なことは明らかになっていない。
らしい。
しかし、世の中にはやはり科学で解明出来ないことや、少々の不思議があってこそ楽しいので、何もかもがすべてわかってしまったら、人間にはロマンもなくなり、探究心は行く先を失い、未来の希望もなくなってしまうだろう。
だからこそ、人は『謎』を好むのだ。
そして、謎というのは、現代の社会にあっては、ところどころに落ちているもので、人は自らが万能であるかのように驕っていながら、実はなにひとつわかっていないものであることをしばしば思い知らされる。
我が家でもそれはしかり。
その謎は.....
熟睡しているゴンザを目覚めさせるほどの衝撃を持って、我が家に降臨したのである。
一昨日のこと。
仕事から帰ったゴンザは、いつものようにシャワーを浴び、着替え、しばしはしゃぎ回ったあと、眠りについた。
私はといえば、いい陽気に誘われ、やはりいつものように自転車で畑へ出かけ、家には不在であったのだが、そんなときに事件は起こった。
いや。
私は前述のように不在であったので、実際その事件を目にしたわけではないのだが、ゴンザが後に臨場感たっぷりに語ってくれたその事件の全容は、話だけで私を震え上がらせるに充分だったし、
また、そこには確かにまだまだ、事件が起こった余韻が充分に部屋に満ち満ちていたから、その恐ろしさは伝わりすぎるほど、伝わってきたと言ってもいい。
.....ああ、もう。
回りくどい言い方はやめにしよう。
私が冒頭、ナスカの地上絵の話をしたのはなぜか。
それは、我が家の床にも地上絵が突如として出現したからなのだが。
ゴンザを目覚めさせるほどの臭気を放ち、降り立ったその地上絵は.....
謎の生物(仮にその生物を『ちゃあこ』としておこう)によってもたらされたというのが、今のところ、有力な説である。
その地上絵は、ある学説によるとウ○チというもので描かれているらしい。
その強烈な臭気を放つ物体は、とある学者によれば、『猫缶』や『カリカリ』というもので構成されているそうで、時には我々人間が食べるものと同じ成分も発見されるらしい。
また、なぜにその地上絵が『描かれた』かというと、それは我々人間と決して無関係ではないらしく、謎の生物が誤って人間の髪の毛などを飲み込んでしまった場合に、そのウ○チという物体にそれが混じり、ウ○チをネックレスのように繋げてしまい、謎の生物が暴れる事態に至る、という推論がたてられるようだ。
つまり、その、ウ○チ自体は出切っても、それを繋げてしまった髪の毛は少し謎の生物のお尻に残ってしまったわけで.....
そのせいで謎の生物はそれをお尻から引き離そうと、部屋中お尻をこすりつけて回った、という仮説が成り立つのだ。
いやしかし。
それはあくまで仮説に過ぎない。
その謎が我が家に降り立った瞬間。
家にいたゴンザでさえ、実際にその光景を目撃したわけではないし、謎の生物は少しお尻がすっきりしないと、しばしば地上絵を描くという説もある。
(実際、私がエスパー妹←<仮名>から聞いた話では「うちのT(猫)は『今どきの猫ちゃんはしたら拭く』ってくらいにじゅうたんで拭く」ということだった)
だが、我が家に突如、壮大な地上絵が現れたことだけは確かなことで.....
そのあまりの臭気にゴンザが目覚めた時には、ただ謎を解き明かすメッセージのように、枕元にひとつ、コロンとウ○チが残されていたそうである。
ゴンザは語る。
遠い目をして。
「あの衝撃は決して忘れない」と。
そして、私にもその後、多くの謎が残された。
その地上絵は果たして、家中のどこにまで及んでいるのか。
この凄まじい臭気はどこからやってくるのか。
地道な発掘作業は深夜にまで及んだ。
私は一枚の雑巾を手に、目を皿のようにして床を探求し、シーツやクッションカバー等、未だ謎を包んでいるかもしれないものをすべて引っぺがし、洗濯機の中での選別作業に励んだのである。
偉大な真実は、いつもこのような地道な作業の先にあるものである。
(ちなみに家中まるごと拭きあげて、シーツもクッションカバーも洗い、
それでも消えない臭気のもとは、結局私の上着だった・爆。
ちゃあこよ~、なぜに私の上着でわざわざ拭いたの~?
でもごめんね!私の髪の毛を飲み込んじゃったんだもんね...
しかし毎日毎日掃除をしても、なぜにあんなに髪の毛って落ちるものなの?)