猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

野菜が食べたい。

2007年11月16日 11時26分17秒 | 美味しいもの

今ではゴンザと共に『食いしん坊』としておなじみの私であるが。

子供の頃はそりゃあもう少食で、
それをあまりに心配した母親に、病院へ連れて行かれるほどだった。

 

マガモ三兄弟は近頃拠点を30mほど移し、
子育て中のカルガモに旧居(ただの川原・笑)を譲った。
冬が近づいて、川に憩う鳥たちの様子も徐々に変化。
羽も抜け替わったのかな。

 

好き嫌いも多く、どちらかといえば、食べられる食品のほうが少ない有様。

肉は豚肉のみ、食べられて、
食べられる野菜にいたっては、ぜいぜいレタスぐらい。

卵や、そのほか様々な食品に、頻繁にアレルギーを起こしたし、胃腸も弱く、年中青っちろい顔。

 

気温が下がったせいか、ねぎは青々と元気になってきた

 

だから、小学校へ上がっても、給食なんぞはもう拷問に等しく.....
野菜の味がそのまんまに生かされた『舟形きゅうり』だの、
巨大な岩山のように見える大きなコッペパンだのは、
私をユウウツにさせる存在以外の何者でもなかったのである。

 

鮭としめじの炊き込みご飯♪(ひじき入り)
湯気がほんわかあったかい~。

 

しかし、人間というのは不思議なもので、何かひとつを克服すると、そこから、とんとんとんと、面白いようにたくさんのことが大丈夫になっていったりするもんである。

私は10歳頃からどんどん好き嫌いを克服し、
今ではもう、嫌いなものを探すほうが難しいくらいになったという次第である。
(少食なのは大人になってからもしばらくは変わらなかったが)

 

『野菜室にころがってたたまねぎの半端』と、『小さなじゃがいも』と、
『朝晩の寒さでもう大きくならない秋茄子』でかき揚げ♪

 

これはおそらく。
私が家族の食事作りをし始めたこと(10歳頃)と、何か関係があるのだろう。

食べ物の好き嫌いはあっても、小さな頃から食材をいじるのが好きだった私にとっては、それらを美味しく料理することのほうに大きな興味が湧いたのかもしれない。

そういえば最近では、子供が苦手とする野菜を、自身の手で育てさせて好き嫌いを克服させる、なんて方法もとられているらしいが、どんな形にしても、拒絶反応を少しずつ取り払ってやるというのは有効なことなのであろう。

 

畑で増えすぎたニラをざくっと切ってきて、もやしとちゃちゃっと野菜炒め。
ごま油でしっかりローストしたニンニクと豚バラを合わせ
鶏ガラスープの素と塩胡椒、醤油をちょびっと、で出来上がり~♪
ざくざくばりばり食べるのが美味い!

 

で、だ。

話は本日のタイトル、
『野菜が食べたい』へと移行するのだが。

今では肉よりも魚よりも私の好物となった野菜。

これが我が家では欠かせない。

いや、野菜が欠かせないのは、きっとどこの家庭でもそうなのであろうが、我が家ではその消費量が半端ではない、ということだ。

 

ゴンザ作の『コチュジャンペースト』は用途がたくさん!
(コチュジャン、牛スープの素、にんにく、胡麻等を合わせたもの)
マヨネーズと酢でのばして茹で野菜に絡めても美味い!

まあ、なんでも聞くところによれば、大人が一日に摂取しなければならない野菜の量は350gだそうだから、我々が食べる野菜の量は、標準か、もしくはそれに満たないくらいなのかもしれないが、とにかく、一日でも外食をすると、途端に我々の身体は危機感を覚え、
「ああ、野菜が食べたい~~~!」
と、なってしまうのである。

ちなみに、私が食事を作る際にいつも念頭に置いているのは、

* 一食に野菜10種類以上を使用すること

* とにかくバランスよく

これだけであるが、実際やってみるとなかなかに難しく、しまいには何でもかんでも味噌汁に入れてしまって『これでよし!』なんてことも多い(笑)

しかし、野菜なんてのは、シンプルに料理するのが一番美味しいわけで.....

畑をやってる今となっては、ちょいと思いついて無農薬のそれをサッと持ち帰ってこれる環境に、ただひたすら感謝する毎日なのである。

 

こちらは食べる目的でなく、花材として持ち帰った畑メンバー。
色づいた唐辛子と熟してないラズベリー&ローズマリー♪

 

野菜。
美味しいよね♪