さてさて。
関東に木枯らし1号が吹いた日曜日のこと。
その間、ワタクシは大嫌いなお留守番をさせられました（怒）
我々は東京国立博物館で開催されている『大徳川展』へ出かけたのですが.....。
徳川将軍家・尾張・紀伊・水戸の御三家、
つまり、全徳川家の至宝を集めたというこの展覧会は。
それが『めったにない機会』ということで、予想通り、噂通り、大混雑でございました。
こちらは老舗『上野松坂屋』のエレベーター
武器や武具、または茶道具。
やんごとなきお姫様の嫁入り道具に、絵画書跡。
かの水戸黄門こと水戸光圀が『実際使ったことはねーらしいよ』（←旅、出てないし）っていう印籠から、香木までが展示された館内は、見ごたえたっぷりながらも、老若男女でごった返し、大変な様相で（笑）
「これはヒビが入ってるからそう高値はつかないな」などと寝ぼけた話を大声でするおっさんがいたり、貴重な宝物が入った展示ケースを叩いて回る子供がいたり、
（↑この子供はもちろん私とゴンザで注意したが、親は知らんぷり）
中には自分の小さな子供を肩車する父親まで出てくる有様で、
（これは係員に速攻怒られてた。ちなみに以前行った若沖展では、なんと！
展示室に持ち込んだ携帯に「もしも～し」なんて出たアホなオバサンがいました。
↑これも速攻怒られてた←当然）
この国の文化度はいかに、と考えさせられながらの鑑賞と相成りました。
（もうひとつ言わせて貰えば、着物を着たりなんかしてお上品そうにしてるオバサン
に限って、他の人を突き飛ばして歩いて行ったりするのはなぜだろう？）
記事とはまったく関係ないですが（笑）
最近、ハラペーニョ入りのサラダが気に入ってます♪
しかしそんな状況の中でも、昔の職人さんの手仕事の素晴らしさにはただひたすらため息。
特に、見えない場所にもこだわる、ある意味前面に押し出さない日本人特有の美意識には『なんだかんだ言いながら日本人に生まれてよかった』なんて思ったりもした次第です。
あったかいスープが美味しい季節♪
もしかしたら誰も目に留めないかもしれない箇所にまで手を抜かない仕事。
それはもう、それだけですでに『美意識』で『誇り』です。
我々現代日本人は、貴重な宝物を見るだけでなく、同時に、それをなしている心を見出し、学ぶべきなのでしょう。
.....静かに光る刀の鞘を見つめながら。
私はそんなことを思いました。
どんな内容の記事にも、なんで食べ物の写真を入れたがる私？
で、ですよ。
江戸の夢の世界から出たら、今度はやっぱり現実が目の前にあるわけで。
人間生きてりゃ腹も減る（笑）
『大徳川展』を見終わった我々は少々の買い物を終えた後、「何か食事でもして帰ろう」ということになり.....
色々と調べ検討した結果、神田にある餃子専門店へ行くことと相成りました。
『40年変わらない味』だというスタンダードな餃子
しかし、車で都内に出た場合、いつも頭を悩ませるのが駐車場。
いや、まあ、今回は運よくすぐに目的の店の近くに、駐車場を見つけることが出来て食事そのものは大いに楽しんだんですがね。
黒豚餃子に...
えび入り餃子
驚いたのは店を出て、駐車料金を機械で精算するときですよ！
そのお値段。
なんと1時間800円！
もうこりゃね、すっかり江戸の夢も覚めるってもんです（笑）
だいたい、1時間車を停めただけで一般的なランチ一食分のお値段ってどーゆーことですか!?
（ちなみに横浜の駐車場はだいたい1時間600円）
あまりの衝撃にたった今しがた食べた餃子の味も忘れた（←ウソ・笑）我々は.....
ぱんぱんに膨らんだ腹をゆすりながら、ため息をつき、
「やっぱり都内に来る時は電車だね～」と話し合いながら、家路を辿ったのでした。
いやあ～、東京は怖い（爆）
（神田あたりはもしかすると、都内で一番駐車場代が高い場所なのかなぁ
今まで700円くらいが最高額と思ってたけど）
その味の濃さが妙に美味いねぎレバ炒め。
ご飯に合う～♪