今週はディワリ・インにお出かけ。
先週はワールドフェスタで賑わった山下公園が、今度はインド一色に。
生糸、綿、雑貨などの貿易を通じて、インドとの関わり深い横浜は、
インド南西部のムンバイ(ボンベイ)市と姉妹都市提携もし、
かつて、ここ山下公園近くにはインド人街もあったとか。
そういえばかつて、このすぐ近くにあった、
長くゴンザが働いていた店の並びにも、インド料理店が.....
ディワリ・インはインドのお祭り。
(正しくは『ディーワーリー』<दीवाली>らしい)
ヒンドゥー教の、
日本でいえばお正月にあたる、とってもめでたい日。
とにかくそこらじゅうからいい匂い!
こちら、一生懸命ナンを焼くお兄ちゃん。
ステージではおねいちゃんも踊る。
ここ、横浜でも、
古くからインド人街がある関係からか、5年前から交流イベントを開催。
雑貨を売る店から、料理を売る店まで。
働く人、遊ぶ人......
「どこにこれほどいたのだろう」と、多くのインド人が集まって。
まずはビールを買って.....ああ、どれも美味しそうで目移りするなぁ。
じゃあ、まずは『マライカバブ』から!
マイルドな味付けのチキンは今ひとつ脂っけが欲しいがやわらかい。
広い広いインドから、色んな事情でこの小さな島国に来た人たち。
そういえば、なぜかゴンザがいきなり仲良くなったインド人のおじさんいわく、
国土が広大なインドでは、人も地方によって大きく見た目が違うのだそうで.....
それは食べ物の違いもあるのだとか。
.....と、なぜだかお店を覗きにいったゴンザが、お客として来ていた
知らないインド人のおっちゃんと早くも友達になってるぞ(←誰とでもすぐ仲良くなる)
おっちゃんおすすめの『ダヒ・プーリ』は、小さなさくさくの揚生地の上に
豆やらジャガイモやらをこれでもかと乗っけ.....
仕上げにヨーグルトとソースと香草をたっぷり載せてくれます。
「これ、めちゃめちゃ美味い~~~!」
さくさくの生地、お豆の味わい、ヨーグルトの酸味とまろやかさ、
辛くてうま~いソース、香草の香り.....絶品~♪
「肉を食べる地方の人は、タンパク質の吸収が早いから背も高い。
日本のように、もともと豆や魚を食べる地方は吸収も遅く、背も低い」
「へええ~」「なるほど~」
やけに馴染んだ三人は、
それぞれ買い込んだ皿片手に舌鼓を打ち、インド&日本談義などして.....。
でもこのお菓子は美味しくなかった(笑)
.....なんかの粉を練ったのにミルクか何か加えたもの?
いや、まあ、縁起物なんだろうな。
おじさんは語る。
「外国文化が流れこんだインドは日本と似てる。
だけど、文化のミクスチャーは日本が世界で一番。
なぜなら、文化がミックスしても、それを維持するには金がかかるから」
『バダタワラ』は豆の粉で味付けしたジャガイモを油で揚げたインド風コロッケ。
から~いソースをつけて「いただきます♪」
うん、これもおいしい。
濃厚なマンゴーラッシーがから~いソースのお供によく合います。
多くの国と隣接した、大陸から来た人の、目からウロコなお話。
たなびく、スパイスの香りと、
各店が客を呼び込む怪しい日本語、
ゆるい音楽の調べ......
はためく極彩色のインド綿。
まだまだ食べます(笑)
『バターチキンカレー&ホウレン草とひき肉カレー + 焼きたてナン』
うん、カレーも美味いし、何よりナンが甘くて香ばしくて美味い~♪
いかにもインドな色柄形とマハラジャビール(笑)
ああ、そういえばステージに立つチャダも、
ジェロ人気に便乗しようと、再び日本に来たとかだったっけ。
これまた甘そうなお菓子は『ジャレビー』という名だそうで、
シロップに漬け込んだ、豆粉で出来た揚げスウィーツだとか。
で、こちらはインド料理といえば「とりあえず食っとけ」な『タンドリーチキン』
「.....結論。インド料理のチキンにはちと脂が足りない」(笑)
ディワリ・インはインドのお祭り。
おじさんのいうように、文化のミクスチャーはあちこちで続き、
これからも形を保ったり変えたりするのだろう。
かつては演歌を歌ったチャダが、21世紀を迎えた今。
パラパラ風ダンスを取り入れたように。
(↑でも、それもちょっと古いぞ、チャダ・笑)
あくまでゆるいインドのゆるキャラは、そのゆるさも半端ではない。
もはや着ぐるみでもないもの(笑)