猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

11日目の到着 <鎌倉回り、江ノ島行き>~昭和の続き。

2008年10月24日 03時17分17秒 | お出かけ

あの江ノ島行きより、もう11日も経ってしまいました。

 

いにしえより、絵に歌にと、登場する江ノ島は.....
周囲4キロほどの、小さな島。

はるかはるか、遠い時代に聖域となったまま.....
今も多くの人々を惹きつける。

 

とにかく人人人の波~。
やっぱり江ノ島は大メジャー観光地なんだねぇ。

 

観光スポットとしての顔。

デートにもってこいの場所。

 

辺津宮

辺津宮奉安殿。
天武天皇の時代から聖域として扱われてきた江ノ島には、
あの黄門様も参拝したそうですよ~。
弁才天様は歌舞音曲を司るため、芸能に携わる方の参拝も多いのだそうです。
こちら、とっても美しい弁天様でした!

 

信仰の対象。

捨てられた500匹の猫の終の棲家。

狭い路地に、切り立った崖。

 

生活に密着した狭い路地や、ちょっぴりユーモラスな賽銭箱があると思えば。

荒々しい崖。

 

小さな宮や、岩屋の点在するここは......。

どこか懐かしく、昭和の続きを感じさせて。

 

捨てられた哀しい運命を背負ってても、たくましく生きる猫たち。
江ノ島には本当に多くの猫がいます。

狛犬さんや、竜神様(塗り替え中)、ボランティアの人たちに守られて.....。
どうか猫たちの日々が安穏でありますように。

 

ああ、そういえば子供の頃、
父や誰かとここへ来たことがあって、
小さな石のついたペンダントを買ってもらったような......

 

エスカー(←ただのエスカレーター・笑)乗り場にはゆる~い絵が。

こちらも、なにか昭和な【ザ・観光地】的、正統派おみやげ店。

 

いや。

あれは確か、きれいな砂を詰めた、
小さな小さな小瓶だったか。

 

ふうふう言いながら階段や斜面を上り、エスカーを乗り継ぎ。
イカ焼きを食べて。

最奥部にある岩屋へ。
ここは、弘法大師や日蓮上人も修行したといわれる、江の島信仰発祥の地。
途中、ろうそくをもらって、石仏群を見ながらどんどん進みます。
かがまないと奥へは行けないので、腰の悪い人は(←私)要注意!

 

記憶の断片にはなにか、キラキラしたものが見えるのだけど......

今や、あの頃の父の歳を大きく越えてしまった私の目には、
その輪郭が、はっきり思い出せない。

 

暗い内部からぽっかり見える海が眩しい。
しかしそれにしても、第二岩屋の奥にあるアレ。
どうにかならんもんかね?
あんなの置かないほうが絶対いいって。
っちゅーか、あんなの置くなんて、何考えてるんだ?

 

......ただ、何かが輝いていたことだけしか。

それと、青い空。

 

ちなみに稚児ヶ淵で遊びはじめた一発目から波をかぶったこの方。
ゴンザより海近くにいた人はいっぱいいたのに.....
さすが、笑いの神に愛されてるね(笑)

でもまたいろいろ食べてご機嫌♪
左はたこせんべい、右はしらすさつま揚げ。

ちなみにこのたこせんべい。
TVでもよく登場するからなのか、すっごい人気で大行列!
小さなたこ(イイダコ?)に衣をつけて、思いっきりプシューとプレスして、
こんな大きさのパリッパリになります。
ううん~♪焼きたてのこの感じ、おいしいわぁ。

 

結婚して、パートナーが出来て、
私は、思い出に、思いと思い出を重ねる.....。

 

個人的にはこれがお勧め!(ゴンザもいたくお気に入り)
なんと、酢だこを焼いたものなんだけど.....
これがすんげ~美味い!
どこにあるかは......行って探してみてね~(笑)

 

江ノ島は近い。

遠くあって欲しい場所は、
あの日のまばゆさを遺し、近くにある。