庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

山小屋滞在記(1) 居谷里湿原のハナノキ(ハナカエデ)を訪ねて

2016年10月05日 | 野草を訪ねて
1610010671早朝散策鹿島クラブ1610010671早朝散策鹿島クラブ posted by (C)雑草
信濃大町北部の青木湖畔の高台、標高855mの山小屋 鹿島クラブを拠点に居谷里湿原、姫川源流、八方尾根などを散策しました。何回かに分けます。今回は居谷里湿原です。
 高床式の総二階建ての山小屋。床下は地下室風物置。1階は洗面、風呂、トイレ、キッチンと暖炉の居間と小部屋など、2階は寝室。
1609300644鹿島クラブHUAC091609300644鹿島クラブHUAC09 posted by (C)雑草
これは5・60年くらい前の最初の山小屋です。広島大学山岳部OBの有志が出資して建てられました。現在の建物は3代目になるそうです。
1609300642鹿島クラブHUAC071609300642鹿島クラブHUAC07 posted by (C)雑草
山小屋の当初のころメンバーです。この中のおひとりに大変お世話になった雑草です。この写真は山小屋に有ったものを複製しました。
1609290012ツリフネソウ1609290012ツリフネソウ posted by (C)雑草
初日は安曇野のちひろ美術館への希望があって、密かに願っていた居谷里湿原は行けないのかと思っていたところ、たまたま美術館の模様替えなどがあったらしく休館とのことで、それではと居谷里湿原のハナノキ見学行きが実現しました。花の少ないこの時期は湿原を訪ねる人もなくひっそりとツリフネソウが咲いていました。このツリフネソウは毛深いですね。
1609290051ハナノキ自生地1609290051ハナノキ自生地 posted by (C)雑草
目的のハナノキ自生地です。でも近づくこともできず、どれがハナノキか判然としません。
ハナノキは岐阜県と長野県の南部と愛知県の三県の県境が接する付近が自生地です。自生地は日本ではこの地方に限られていて国または県、市等の天然記念物に指定されています。大町市の居谷里湿原の自生地だけがかけ離れていて、いわゆる隔離分布をしていて、ハナノキの北限でもあります。
1609290046ハナノキ自生地1609290046ハナノキ自生地 posted by (C)雑草
カメラの望遠で見上げるとハナノキらしい葉がみえました。
ハナノキはカエデの仲間でハナノキ節に分類され、ハナノキ節は世界に3種類があり、北米大陸にアメリカハナノキとギンカエデの2種があるそうです。太平洋をはさんで日本と北米にこれまた隔離分布しています。
ハナノキ自生地ハナノキ自生地 posted by (C)雑草
ハナノキはカエデのなかでも花が際立って美しい木です。さらに新葉が展開するときも赤く、
秋の紅葉も美しく、年に3回楽しめる木です。
1609290061サワフタギか1609290061サワフタギか posted by (C)雑草
この木の実はサワフタギと思われます。
1609290071サラシナショウマ1609290071サラシナショウマ posted by (C)雑草
サラシナショウマです。私の印象では花穂はもっと長かったように記憶していましたが、やや短く枝分かれも多いような気がします。
1609290078湿原案内板1609290078湿原案内板 posted by (C)雑草
居谷里湿原は1周およそ1kmほどです。ショウブ橋のほうから反時計回りに廻りました。春にはミズバショウ、ザゼンソウなどが見られます。ほかにノハナショウブなどもあるようです。
1609290083ヤグラタケとクロハツ1609290083ヤグラタケとクロハツ posted by (C)雑草
珍しいキノコ・ヤグラタケを撮影している方がいました。下の黒いキノコの上に白いキノコがはえています。黒いキノコはクロハツ、白いキノコはヤグラタケというそうです。このキノコを撮影していた写真家の方に教えていただきました。
1609290085ドクベニタケ1609290085ドクベニタケ posted by (C)雑草
可愛いキノコですが毒です。
1609290089フユノハナワラビ1609290089フユノハナワラビ posted by (C)雑草
フユノハナワラビが胞子をつけていました。
1609290099ハナノキ1609290099ハナノキ posted by (C)雑草
ハナノキ自生地とは反対側に大きな花の木があることを写真家の方に教えていただきました。
湿原のハナノキは近くに行けなくて詳しく見ることができないので心残りのまま帰らなければならないのかと残念におもっていたのです。
1609290103ハナノキ1609290103ハナノキ posted by (C)雑草
ハナノキの幹、木肌は縦に裂けていました。
1609290102ハナノキ1609290102ハナノキ posted by (C)雑草
1609290106ハナノキ1609290106ハナノキ posted by (C)雑草
紅葉した葉がいくつかついていました。
1609290110ハナノキ1609290110ハナノキ posted by (C)雑草
紅葉した葉。すべての葉が紅葉したらどんなに美しいことでしょうか。
1609290112携帯p1609290112携帯p posted by (C)雑草
1609290113居谷里湿原141609290113居谷里湿原14 posted by (C)雑草
大きなハナノキを教えてくださった写真家の方から、サルナシとキノコをごちそうになりました。車に寝泊まりして1~2週間過ごすそうです。この方のお住まいの地にはハナノキがたくさん自生しているそうです。
次回は早朝散策と姫川源流についてです。



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コオニユリを探しに自転車散策

2016年07月29日 | 野草を訪ねて
昔であった谷地のコオニユリに急に会いたくなって出かけました。花を見たのは10年以上前でした。その後は何度か行ったのですが目印もなくて、このあたりかとみて回ってもであっていません。不安と絶望。でももしかすると出会えるかもと出かけました。
途中で耕作放棄した沼地の水田跡でヒメガマの群生に出会いました。
1607270032ヒメガマ1607270032ヒメガマ posted by (C)雑草
1607270033ヒメガマ1607270033ヒメガマ posted by (C)雑草
目的地に近づくとコバギボウシがたくさん咲いていました。
1607270037コバギボウシ1607270037コバギボウシ posted by (C)雑草
そうです。コオニユリが咲いていた時もコバギボウシがいっぱい咲いていました。
1607270036コバギボウシ1607270036コバギボウシ posted by (C)雑草
たくさんのコバギボウシの花を見て、なんだか今日はコオニユリに出会えそうな気分になりました。
ノカンゾウも咲いていました。
1607270039ノカンゾウ1607270039ノカンゾウ posted by (C)雑草
コオニユリに出会ったあの時とおなじです。
期待にこころ膨らませて谷地の道を自転車でゆっくりと進みました。
クズの花が咲いていました。
1607270041クズ1607270041クズ posted by (C)雑草
・・・・ということはまもなくこの谷地はおわりです。やっぱりコオニユリは姿が見えなくなったのでしょうか。センニンソウ、イヌザンショウとも見覚えのある花で、もう終点が近いです。
1607270047センニンソウ1607270047センニンソウ posted by (C)雑草
1607270051イヌザンショウ1607270051イヌザンショウ posted by (C)雑草
ヤマユリがさいていました。ついに谷地のおわりです。
1607270052ヤマユリ1607270052ヤマユリ posted by (C)雑草
1607270044ヤマユリ1607270044ヤマユリ posted by (C)雑草
しかたがないのでいったん丘の上に登りました。カラスウリのような実を見つけました。葉が枯れてしまったのか?それとも近くにある葉なのでしょうか? もしそうであればカラスウリでもなく、キカラスウリでもなさそうです。実の色合いがカラスウリとはちょっと違うようです。
1607270054カラスウリ?1607270054カラスウリ? posted by (C)雑草
ついにコオニユリには出会えませんでした。あきらめきれずにまだ行ったことのない似たような谷地に行って見ることにしました。しばらく丘の上の道をゆき、これぞと思われる谷地に下ってみました。田んぼのわき道を進み始めて間もなくです。なんとありました。え。まさか。こんなところに。
しかも大きな株です。
1607270057コオニユリa群1607270057コオニユリa群 posted by (C)雑草
一箇所に何本もありました。
1607270062コオニユリa群1607270062コオニユリa群 posted by (C)雑草
まだ蕾の株もありました。
1607270058コオニユリa群1607270058コオニユリa群 posted by (C)雑草
1607270063コオニユリa群1607270063コオニユリa群 posted by (C)雑草
ヌマトラノオも一緒に咲いていました。
1607270059コオニユリa群1607270059コオニユリa群 posted by (C)雑草
10年くらい前に見たコオニユリの小さな花が咲かない株には茎の天辺にムカゴがついていました。でもここには今回小さな花の咲かない株はありませんでした。
新潟ではコオニユリの花穂にもムカゴができていたという報告がありましたので、個々のはどうかと観察してみました。
1607270081コオニユリa群1607270081コオニユリa群 posted by (C)雑草
1607270082コオニユリa群1607270082コオニユリa群 posted by (C)雑草
やはりムカゴは無いようです。茎の天辺のムカゴについては庭でも確認しているし、群馬のスキー場のコオニユリにムカゴがついているのをみたことがありますが、花穂についた実物はまだ見ていません。
この場所からさらに30~40m離れた場所でもうひとかぶのコオニユリを見つけました。
1607270074コオニユリb1607270074コオニユリb posted by (C)雑草
1607270069コオニユリb1607270069コオニユリb posted by (C)雑草
ここのコオニユリは他の場所よりも、葉が細長いように思われます。
1607270076コオニユリb1607270076コオニユリb posted by (C)雑草
1607270096コオニユリが自生する谷地1607270096コオニユリが自生する谷地 posted by (C)雑草
この日の自転車走行距離はおおよそ40kmでした。
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グリーンウォークと庭のモクゲンジ

2016年06月16日 | 野草を訪ねて
水戸市公園協会のグリーンウォークで茨城県の最高峰標高1022mの八溝山へ植物観察に行きました。
出会った主な植物たちです。
1606150011オヤリハグマ
1606150011オヤリハグマ posted by (C)雑草
オヤリハグマは葉の形が独特です。似たものにはカシワバハグマ、モミジハグマ、センダイハグマなどがあります。
1606150024ヒゲネワチガイソウ閉鎖花
1606150024ヒゲネワチガイソウ閉鎖花 posted by (C)雑草
ヒゲネワチガイソウは落ち葉の下に閉鎖花がついていました。

1606150039ダケカンバ
1606150039ダケカンバ posted by (C)雑草
かつては山頂付近にはダケカンバの森があったそうです。営林署が伐採することになりましたが、交渉して一部を残すことになりました。ところがまわりを伐採したため自然環境が変化して枯れてしまったそうです。今生えているダケカンバはその後落ちていた実から出てきた苗が大きくなったものだそうです。

1606150040イヌザクラ苗
1606150040イヌザクラ苗 posted by (C)雑草
イヌザクラの木の下に実生のイヌザクラが密生して生えていました。

1606150036ナルコユリ
1606150036ナルコユリ posted by (C)雑草
ナルコユリ

1606150044オオイタヤメイゲツ
1606150044オオイタヤメイゲツ posted by (C)雑草
オオイタヤメイゲツ 名月は葉がまん丸にちかいことからの名前だそうです。

1606150046ミヤマタニソバ
1606150046ミヤマタニソバ posted by (C)雑草
三角形の葉っぱ

1606150050ベニバナニシキウツギ
1606150050ベニバナニシキウツギ posted by (C)雑草ニシキウツギの中の赤花だけのものをベニバナニシキウツギと言います。
1606150052ニシキウツギ
1606150052ニシキウツギ posted by (C)雑草
ニシキウツギ

1606150055ツルアジサイ
1606150055ツルアジサイ posted by (C)雑草
ツルアジサイはイワガラミよりも鋸歯が細かいです。

1606150057ユキザサ
1606150057ユキザサ posted by (C)雑草
ユキザサ

1606150060オオカメノキ
1606150060オオカメノキ posted by (C)雑草
オオカメノキ

1606150061ツクバネソウ
1606150061ツクバネソウ posted by (C)雑草
ツクバネソウ

1606150063ギンリョウソウ
1606150063ギンリョウソウ posted by (C)雑草
ギンリョウソウ

1606150070トウゴクシソバタツナミソウ
1606150070トウゴクシソバタツナミソウ posted by (C)雑草
トウゴクシソバタツナミソウ

庭のモクゲンジが咲きました。
モクゲンジ1606150001
モクゲンジ1606150001 posted by (C)雑草
モクゲンジ1606150002
モクゲンジ1606150002 posted by (C)雑草
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春の山野草教室 竜神大吊橋とオオチチッパベンケイソウ

2016年05月21日 | 野草を訪ねて
水戸市公園協会の好例の山野草教室。今回は竜神ダムサイトを竜神峡に分け入りました。

竜神大吊橋はダム湖面からの高さが100m、橋の長さは375mと本州では一番長い吊り橋です。写真はダムサイトの道路からで、高さはおよそ70m位と思われます。ここからダムサイト左岸を亀が淵まで片道3.3kmを往復しました。
1605200282ハクサンハタザオ1605200282ハクサンハタザオ posted by (C)雑草
ハクサンハタザオの花が目立ちました。以前は気が付かなかった花ですから、もしかすると何らかのかたちで種が持ち込まれたのでしょうか。

1605200291ホタルブクロ1605200291ホタルブクロ posted by (C)雑草
白花またはうすいピンクのホタルブクロもかなりの頻度で見ました。白花は野生ではめったにみられないものです。

1605200297エゾタチカタバミか1605200297エゾタチカタバミか posted by (C)雑草
背の高いカタバミがありました。平地でよく見るようになったオッタチカタバミとはちょっと違うようです。エゾタチカタバミかと思われます。

1605200293オヤブジラミ1605200293オヤブジラミ posted by (C)雑草
ヤブジラミより花期が早く、花穂の形からオヤブジラミと思われます。

1605200298キリンソウ1605200298キリンソウ posted by (C)雑草
キリンソウは栽培されているものより小型で、茎が赤味を帯びるものを見かけます。

1605200315ヒメコウゾ1605200315ヒメコウゾ posted by (C)雑草
ヒメコウゾの花が咲いていました。

1605200316ベニバナニシキウツギ1605200316ベニバナニシキウツギ posted by (C)雑草
ニシキウツギの中で咲き始めでも白くはならず、濃い紅色のニシキウツギをベニバナニシキウツギと言います。
1605200318ニシキウツギ1605200318ニシキウツギ posted by (C)雑草

1605200333ヤマハタザオ1605200333ヤマハタザオ posted by (C)雑草
ヤマハタザオです。2~3カ所で見かけました。

1605200352フユザンショウ1605200352フユザンショウ posted by (C)雑草
フユザンショウの若木です。

1605200368ジャケツイバラ1605200368ジャケツイバラ posted by (C)雑草
ジャケツイバラのまぶしい黄色。

1605200390ミツバベンケイソウ1605200390ミツバベンケイソウ posted by (C)雑草
ミツバベンケイソウがひっそりと。

目的地亀が淵の対岸にヒメレンゲが咲いていました。
1605200392ヒメレンゲ1605200392ヒメレンゲ posted by (C)雑草
水量が少ないときは渡って行けます。

竜神大吊橋に戻るとバンジージャンプの点検中のようです。
1605200417大吊橋バンジー1605200417大吊橋バンジー posted by (C)雑草

ダム築堤のとき削られた左岸の山肌を見上げるとオオチチッパベンケイソウが大きな株になっていくつも生えていました。
1605200409オオチチッパベンケイソウ1605200409オオチチッパベンケイソウ posted by (C)雑草
ここから種が落ちたためか、道路わきに小さな苗がありました。
1605200413オオチチッパベンケイソウ1605200413オオチチッパベンケイソウ posted by (C)雑草

1時間ほど余裕ができたので、ダムサイトからバスで県道まで下り、対岸の大吊橋料金所へ行き吊橋を渡りました。
1605200442大吊橋1605200442大吊橋 posted by (C)雑草
向こう側が吊橋の料金所です。

1605200430大吊橋直下ダム1605200430大吊橋直下ダム posted by (C)雑草
吊橋の床面ののぞき窓から100m下の湖面が見えます。

1605200448ダム1605200448ダム posted by (C)雑草
吊橋から見下ろしたダムの上流側湖面です。深く細いV字谷がくねくねと奥深くまで水をたたえています。まだダムの無い若いころに、この湖底の渓流を亀が淵までさかのぼったことがありました。狭い空は両岸の木々に覆われて光がほとん届かない秘境でした。
そこにはたくさんの淵ががあって渓流につかりながら亀が淵までさかのぼり、さらに尾根に出るために道なき急斜面を250mも登り疲労困憊の末に足にけいれんをおこし、やむなく神社の庭でテントで一泊した苦い思い出があります。

1605200450ダム1605200450ダム posted by (C)雑草
吊橋から見下ろした下流側ダムの突堤です。湖面までが100m。谷底はさらに20~30mあります。当時の面影をわずかに残す場所です。とはいえダムの底となっている渓谷の奥はもっと険しかったと思います。

大吊橋の料金所と反対側の斜面にもオオチチッパベンケイソウが群生しています。昔はめったに入ることのできない岩山に生えていたのでまぼろしの草でしたが、開発され身近に見ることができるようになりました。
1605200440オオチチッパベンケイソウ1605200440オオチチッパベンケイソウ posted by (C)雑草
1605200441オオチチッパベンケイソウ1605200441オオチチッパベンケイソウ posted by (C)雑草
茨城県北部・福島県北部に分布。山地の岩上や崖などに極めて稀に生える。 淡黄緑色の花。.乳頭状突起を密生することにより、チチッパベンケイソウと区別できる。花の時期にもう一度訪ねてみたいものです。

さて、50年前に購入した登山靴の靴底がついにはがれてきました。さいわい家に帰ってから気が付いたので今回の山歩きには支障がありませんでした。非常に重い靴ですが、山を歩くのには安定感があって気に入っていました。
登山靴50歳1605200455登山靴50歳1605200455 posted by (C)雑草
靴補修用の接着剤でつけてみましたが、はたしてちゃんとつくかどうか。接着して重しをのせてあります。
登山靴修理1605210002登山靴修理1605210002 posted by (C)雑草
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自転車散策 ひたち海浜公園周辺 ミヤコグサとカワラヨモギなど

2016年05月17日 | 野草を訪ねて
今日は自転車で国営ひたち海浜公園まで。でも入園しないで公園の外側を一周したのでした。
実は今日は静かにして体力を温存して、明日の公園協会の竜神峡自然観察に行く予定でしたが、雨の予報のために繰り延べになりましたので、自転車でちょっと遠くまで散策に行きました。片道おおよそ25kmでしょうか。
途中で出会った花はニセアカシアでしょうか。マメ科の花もよく似た木があって定かではありません。国道245線と湊鉄道が交差する付近でした。
ハリエンジュか1605160004ハリエンジュか1605160004 posted by (C)雑草

今日の目的のひとつはオリーブ畑があるという場所です。オリーブといえば瀬戸内の小豆島です。茨城でもちゃんと育つとのことで一度見ておきたいと思っていました。
シンコー庭園1605160008シンコー庭園1605160008 posted by (C)雑草

海浜公園が近いので特に海岸側の植物を見てみたくなり広い公園の外周を回りました。
標識1605160019標識1605160019 posted by (C)雑草
高速道路に沿って常陸埠頭方向に行きました。
マルバグミ、ナワシログミなどが目立ち、トベラが咲いていました。ありふれた海岸付近の植物ばかりかとちょっと残念な気持ちになりかけていましたが、埠頭近くでミヤコグサに出会ってうれしくなりました。全国的に分布していながら、簡単には出会えないし、数年前に茨城町で出会って以来です。
ミヤコグサ1605160012ミヤコグサ1605160012 posted by (C)雑草
ミヤコグサ1605160010ミヤコグサ1605160010 posted by (C)雑草
ミヤコグサに出会えて十分満足でしたが、今度はもっこりとしたカワラヨモギにも出会えてますますラッキーです。

カワラヨモギ1605160013カワラヨモギ1605160013 posted by (C)雑草
カワラヨモギ1605160015カワラヨモギ1605160015 posted by (C)雑草

満開のアキグミにも出会うことができました。
アキグミ1605160016アキグミ1605160016 posted by (C)雑草
秋の真っ赤な実が楽しみです。
アキグミ1605160017アキグミ1605160017 posted by (C)雑草

水戸に戻って平和公園のエンジュを見ました。最初に見たニセアカシア(ハリエンジュ)と比べてみたくなったためです。
エンジュ1605160030エンジュ1605160030 posted by (C)雑草
大きな違いは花期が遅くまだ蕾もちゃんと確認できないほどでした。


というよりも、違いがよくわかりませんでした。エンジュのほうが葉の先がとがっているようです。汗。。。

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久しぶりの自転車散策 菜の花の異常と栽培禁止のケシ ホタルカズラなど 

2016年05月08日 | 野草を訪ねて
梅まつりに続く、植木まつりも終わったので、久しぶりの自転車散策です。足慣らしに近場の涸沼まで片道おおよそ12kmほどでした。
まず驚いたのが涸沼川と涸沼前川の合流するあたりで見た異様な形をした菜の花でした。
1605070019菜の花異常1
1605070019菜の花異常1 posted by (C)雑草
花がほぼ終わって実がなっているのですが、普通は細長い実がなるのですが、大きな塊がいくつか目に留まりました。
1605070028菜の花異常2
1605070028菜の花異常2 posted by (C)雑草
このかたまりは何かひとつの花のようにも見えます。でもよく見ると太い棒の先にそれぞれ花がついているみたいです。
1605070035菜の花異常3
1605070035菜の花異常3 posted by (C)雑草
上の写真では大きな一つの花のように見えるのは右側に下向きになっています。
また右側2本の茎が石化したように太くなっています。花柄も太くなったものが多数あります。
このような異常が頻発しているのは堤防の上のほうに多く、河川敷に降りてゆくとほとんど見られません。
異常が見られた範囲については、今回は旧6号国道から涸沼前川を涸沼方向へ下り、涸沼北岸づたいに大場小学校へと移動したのですが、旧国道下流の次の橋の付近が頻度が最大で、涸沼北岸でも異常を確認した。沼の下流側広浦から大場小学校間では確認できなかった。
また異常が頻発している旧6号国道下流側でも、堤防の上、特に橋の近くが特に多く、河川敷に降りると見当たりませんでした。
1605070037菜の花異常4
1605070037菜の花異常4 posted by (C)雑草
この菜の花の異常は先にブログしたミツマタの花が枝になってしまうという異常にも共通点があって似ているに思います。
1508220080ミツマタの怪
1508220080ミツマタの怪 posted by (C)雑草
ミツマタの場合は開けた場所では花の異常は確認できませんで、杉森の端で見られました。この杉森はブログしたように汚れが1回だけではないのではと思われました。今回は開けた場所です。原因となる汚れは1回だけだったかもしれません。菜の花は越年草ですから、半年以内の汚れ付着が考えられます。しかも土手の上だけということは一度だけ風が汚れを運んだことが考えられます。半年いや花芽ができる数か月以内に風が運んできたことが疑われます。
地域が涸沼への流入部あたりに集中しているということは原因物質放出場所が意外と近いことも疑われます。事故の公表はされていないが、まともに公表されることはまずありえないですね。
1605070022菜の花異常5
1605070022菜の花異常5 posted by (C)雑草
1605070026菜の花異常6
1605070026菜の花異常6 posted by (C)雑草
この異常な菜の花を見ていると、はたして人間もただでは済まないのではないかと恐怖感が起きてきます。
というのは5年前の提示降下物が多かったとき、たしか3月21日ころ自転車散策で感じた唇まわりのしびれるような感触と同じ感触が今回はあったからです。同じ感触は1年前にもう一箇所で感じたことがあります。それはやはり自転車散策で某村の谷地でした。
1605070033菜の花異常7
1605070033菜の花異常7 posted by (C)雑草
1605070031菜の花異常8
1605070031菜の花異常8 posted by (C)雑草
菜の花がこんなにも異常変形しているのに人を含む他の生物には何ら問題がないとは言えないでしょう。
1605070032菜の花異常9
1605070032菜の花異常9 posted by (C)雑草
1605070021菜の花異常10
1605070021菜の花異常10 posted by (C)雑草
今日テレビで胎児性水俣病のことを見て、原因は違っても同じようなことが近い後世に現れてくる不安を感じました。そして、そのことを封じる動きは今も全く同じということも。

さて河川敷に降りて流れに近づくと白鳥が1羽いました。声をかけるとこちらに近づいてきました。
1605070043白鳥1
1605070043白鳥1 posted by (C)雑草
1605070044白鳥2
1605070044白鳥2 posted by (C)雑草
人懐っこさから千波湖の留鳥ではないかと直感しました。さらに水路に誘導すると、羽繕いをしていました。
1605070048白鳥3
1605070048白鳥3 posted by (C)雑草
ヨシ、ヨモギ、ギシギシなどいろいろな草を与えてみましたが、イネ科だけを食べました。
1605070049白鳥4
1605070049白鳥4 posted by (C)雑草

土手の上にはヤセウツボが群生していました。
1605070042ヤセウツボ2
1605070042ヤセウツボ2 posted by (C)雑草
1605070041ヤセウツボ3
1605070041ヤセウツボ3 posted by (C)雑草

涸沼の湖岸の道にはホタルカズラの自生地があります。今年もわずかですが花を咲かせていました。このように雑草の中で輝いている花をほたるになぞらえたのでしょうか。
1605070052ホタルカズラ
1605070052ホタルカズラ posted by (C)雑草
1605070053ホタルカズラ
1605070053ホタルカズラ posted by (C)雑草

最後は栽培禁止のケシです。この場所は以前保健所へ通報済みの場所です。以前は30か所以上あったのですが、今年はほとんどの場所でなくなっているようです。でも担当者が訪れたが留守でそのままになっていると思われる場所が今年はどうなっているか心配です。
1605070055栽培禁止ケシ
1605070055栽培禁止ケシ posted by (C)雑草
葉が茎を巻いているので該当品種です。
1605070056栽培禁止ケシ
1605070056栽培禁止ケシ posted by (C)雑草
1605070059栽培禁止ケシ
1605070059栽培禁止ケシ posted by (C)雑草
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小田原、湯河原、鎌倉の旅で出会った花たち

2016年04月24日 | 野草を訪ねて
中学同窓会で小田原、湯河原、鎌倉を旅してきました。そこで出会った草木です。
東京駅10時の踊り子号で小田原まで。小田原城のヤドリギです。
1604180021ヤドリギ
1604180021ヤドリギ posted by (C)雑草
バクチノキ 博打で大負けして身ぐるみはがされたような気の肌。
1604180031バクチノキ
1604180031バクチノキ posted by (C)雑草
1604180033バクチノキ
1604180033バクチノキ posted by (C)雑草
御感の藤 樹齢およそ200年
1604180035御感の藤
1604180035御感の藤 posted by (C)雑草
1604180034御感の藤
1604180034御感の藤 posted by (C)雑草
清閑亭からの眺望
1604180037清閑亭から
1604180037清閑亭から posted by (C)雑草

ホテルではゲジゲジが歓迎
1604180067ゲジゲジ
1604180067ゲジゲジ posted by (C)雑草
早朝散策で出会った草木
千歳川にはゲンジボタルが生息
1604190069ゲンジボタル生息地
1604190069ゲンジボタル生息地 posted by (C)雑草
ヤマグワの花
1604190071ヤマグワ
1604190071ヤマグワ posted by (C)雑草
マルバウツギと思われる蕾
1604190074マルバウツギか
1604190074マルバウツギか posted by (C)雑草
ヒメコウゾの花
1604190077ヒメコウゾ
1604190077ヒメコウゾ posted by (C)雑草
コモチシダ
1604190086コモチシダ
1604190086コモチシダ posted by (C)雑草
子供がついていました。
1604190087コモチシダ
1604190087コモチシダ posted by (C)雑草
ヤナギイチゴ ぜひともであってみたかったものに
1604190089ヤナギイチゴ
1604190089ヤナギイチゴ posted by (C)雑草
1604190090ヤナギイチゴ
1604190090ヤナギイチゴ posted by (C)雑草
何だろう ウチワドコロかも
1604190092ウチワドコロか
1604190092ウチワドコロか posted by (C)雑草
タマシダ
1604190093タマシダ
1604190093タマシダ posted by (C)雑草
カタヒバ
1604190094カタヒバ
1604190094カタヒバ posted by (C)雑草
イヌカタヒバではないとおもうが
1604190095カタヒバ
1604190095カタヒバ posted by (C)雑草

鎌倉では大木に出会いました。建長寺の柏槇
1604190125柏槇
1604190125柏槇 posted by (C)雑草
1604190126柏槇
1604190126柏槇 posted by (C)雑草
奥の庭園
1604190150
1604190150 posted by (C)雑草
牡丹
1604190153牡丹
1604190153牡丹 posted by (C)雑草
最後は鶴岡八幡宮の大銀杏の株と新しいひこばえです。
1604190181大銀杏
1604190181大銀杏 posted by (C)雑草
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深山探索 ミツマタの異常 花穂に花ではなく枝が咲く。ミツマタではなく四つ股も多数

2016年04月07日 | 野草を訪ねて
昨年2015年8月に深山探索のついでに立ち寄ったミツマタ群生地で異常な花穂を発見したので、花の時期に再度見てみたいものと思っていました。まずは昨年8月の花穂の異常です。
1508220104ミツマタの怪1508220104ミツマタの怪 posted by (C)雑草
上の写真のミツマタは花の咲いたであろう部分に花の数ほどの小枝がついています。拡大するとこんな感じでした。
1508220078ミツマタの怪1508220078ミツマタの怪 posted by (C)雑草
1508220080ミツマタの怪1508220080ミツマタの怪 posted by (C)雑草

これは何としたことか、ぜひ花の時期にも確認したいということで、花の盛りはやや過ぎたものの今回の探索となりました。
舎弟から前日に明日なら案内できるがと突然電話がありました。明日は雨模様でダメだろうと、テレビの天気予報をみると、あれれ、朝の予報では雨と曇り出あったのが、いつの間にか晴れと曇りに変わっています。明後日はもと職場のパンポン仲間の花見で明日しかないので、これ幸いと、明日ミツマタを見に行くことに即決し、早朝出かけました。
群生地の期待通りのすばらしい景観は前のブログのとおりですが、いざ、この群生の中へ入るのが一苦労です。

というのは天気予報に反して小雨模様で、おまけに花には水滴がいっぱいついていて、上からの雨よりもこの水滴でびしょ濡れになってしまうからです。
それでもここまで来ては探究心には変わりなく群生の中に分け入りました。まずは昨年見た枝の出た花穂はどんな状態かを確認しました。

1604050051mh11604050051mh1 posted by (C)雑草
昨年8月の時よりは小枝が少なくなっています。一箇所から多数の小枝がでたために、強い枝だけが伸びて、弱い枝は枯れてしまったのでしょう。それでもまだたくさんの枝が残っていて、枝先に葉が出始めています。
1604050050mh01604050050mh0 posted by (C)雑草
1 花床の上に多数の短い枝と10本余りの長い枝があります。1段目
2 この長い枝の先の一箇所からまた多数の枝が出ています。2段目
3 その2段目の枝の先に芽が出始めています。今年はこの芽が伸びて3段目の枝になるのでしょう。
以上は昨年8月に確認した株ですが、他に同じような株が数株あることがわかりました。場所はいずれも杉の木の下です。

さらに探索していると不思議な花?をつけた株を発見しました。
1604050052mh21604050052mh2 posted by (C)雑草
これは一見花の集まりのようですが、どうみても普通の花ではありません。木の芽の集まりのようです。
1604050054mh31604050054mh3 posted by (C)雑草
拡大して詳細を見ようとしたのですがピンボケになってしまいました。
16040500551604050055 posted by (C)雑草
この木の芽の花はもしかすると上の株と同じように、花床からたくさんの枝となるのではないでしょうか。
上の株では枝が2段になっていますが、この株は今年初めて1段目の枝が出るのでしょう。
この不思議な木の芽の花をつけた株もやはり杉の木の下でした。スギの木の下と言っても、開けたミツマタの群生地のすぐそばで、杉森の奥にはミツマタが生えていません。

この不思議な木の芽の花の付近では、さらに不思議な枝が出ている株が散見されました。それはミツマタの枝は、1年ごとに3本に枝が分かれるのが普通で、それ以外には枝が出ないものです。ただし枝を切ると、切った付近から何本かの枝がでます。
そのため通常の枝は下の写真のようにすっきりしています。
ミツマタミツマタ posted by (C)雑草
ところがこの場所の数株は、こんな具合に枝がたくさん出ていました。
1604050057me11604050057me1 posted by (C)雑草
上の写真は枝の先端については先に書いたとおりです。途中の枝にちゅうもくすると、これはミツマタの枝とは思えないほどです。
次も同じような状態です。
1604050063me31604050063me3 posted by (C)雑草
次は幹の下のほうから小枝が次々に出てきます。
1604050065me41604050065me4 posted by (C)雑草
1604050067me51604050067me5 posted by (C)雑草

次の写真では、枝が3本は正常として、その3本の枝にそれぞれ短い枝が見えます。正常ならばこのところも3本の枝が出るべきなのに1本だけが正常で、他の2本の枝が小さいか、ほとんど出ていない状況です。また3本に分かれてからこの異常点までの距離が短いのも気になります。
16040500591604050059 posted by (C)雑草


さて、杉の木の下の異常な木の芽の花と、通常は枝が出にくい部位から出た枝などをみました。
今度は開けたミツマタの群生地内を探索して、またまた驚きました。それは三股(あえて股としました)が通常のミツマタの枝の出方であるのですが、多くの株に四股が見られたからです。
1604050073
1604050073 posted by (C)雑草
上は一箇所から4本でている例です。これはすでに枯れていました。枯れたのは昨年と思います。

つぎは生きている四つ股です。
CIMG3604med0CIMG3604med0 posted by (C)雑草
番号1が四つ股の部分です。番号2・3・4の順に成長してそれぞれ正常です。そして最後が番号5でことしここから3本の枝が出ることでしょう。
番号1の四つ股部分を拡大しました。
CIMG3608med01CIMG3608med01 posted by (C)雑草
4本の枝に分かれています。さらに注意して見ると、伸び始めて枯れたような枝があることがわかります。
この段が成長しようとした年はかなり過酷であったと推定できます。
この段はこう推定できます。その部分が成長した西暦年は現在2016年の芽・番号5から逆算しました。
2011に過酷な環境で芽が出たがすぐに枯れた。枯れたような枝が残っている。
2012に4本の枝がでた。通常3本のところ生長点に異常があってのことか枝が4本出たのかも。
その上に3本に枝が分岐した年が3カ所(番号2 2013・番号3 2014・番号4 2015)あり、これらは正常といえそうです。
CIMG3610med02CIMG3610med02 posted by (C)雑草
CIMG3613med03CIMG3613med03 posted by (C)雑草
CIMG3616med04CIMG3616med04 posted by (C)雑草
そして枝の最先端には番号5・今年2016の芽があります。今年もここからは正常な3本の枝が出ることでしょう。
CIMG3620med05CIMG3620med05 posted by (C)雑草

次は枝が2本しか出ない例です。
CIMG3630ed0CIMG3630ed0 posted by (C)雑草
西暦年は今年2016の芽から逆算しました。
一番下の枝は3本2010で正常。次が2本2011・3本2012・2本2013・2本2014・2本2015です。どうしてこんなに2本しか枝が出ないことが多いのでしょうか。最初の2本の枝が出たときが過酷であった。次3本になり立ち直ったと見えたが、3回連続して異常があるということは、回復できない異常を内在しているからなのでしょうか。
その延長の今年2016ははたして回復して正常な3本になるのか、これからも異常が続いて2本なのでしょうか。

このように異常がいつ発生したかさかのぼると2011年となるようです。
また、最初にあげた花穂に花ではなく多数の枝が出ること、あるいは通常は枝が出ない部分に多数の枝が出るという異常は今年も起きていることは、開けた場所ではなく、杉の木の下であることに関係しているようです。

開けた場所は風雨にさらされ、いわば日々洗浄されているので、異常が出ることが少なくなっている。それでも2本しか枝が出ない株の例のように、影響が続くことがあるのは、樹木自体の内部の損傷が疑われるケースではないかと疑われる。

一方杉の樹木の下では、まんべんなく洗浄するような雨風ではなく、むしろ杉の葉や枝をつたって落ちる水滴によるため、洗浄が十分でないことに加えて、さらには杉の木の汚れが落ちてくるなど、小さい木はかえって汚れがさらに蓄積されやすいなど、開けた場所よりも汚れが多くなり、かつ長期間汚れているなど影響が大きいと推定されます。
最初の花穂に花に代わって出た枝が何年に始まったかを逆算してみました。ちょっと自信がありませんが、まず下の写真の枝に番号をつけました。
1604050050mh0ggg1604050050mh0ggg posted by (C)雑草
番号5は2016年の芽です。さかのぼって番号4は2015年に伸びた部分。番号3は2014年に、番号2は2013年に、番号1は2012年に伸びた部分と一応こうなりました。ちょっと間違いも?と考えられますが、
いや2012年でも間違いないかもしれません。それは今年初めてこのような現象が起きたと思われる株があるのですから(この記事の上のほうの木の芽の花)、1年遅れて2012年であったとしても不思議ではありません。

最後にこんな枝の異常も見つかりました。何本も出た枝ばかりでなく、白い塗料のようなものも不気味です。
CIMG3641mxxCIMG3641mxx posted by (C)雑草
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深山探索 落差96mの小中川の大滝とミツマタ群生地

2016年04月06日 | 野草を訪ねて
昨年8月に行ったミツマタ群生地に花を見に出かけました。途中、落差96mの小中川の大滝と吊り橋に立ち寄りました。
大滝に行く途中にある小さいながら素晴らしい滝がありました。
滝1604050006ch
滝1604050006ch posted by (C)雑草
滝に行く吊り橋。
吊り橋1604050009a
吊り橋1604050009a posted by (C)雑草
吊り橋1604050017b
吊り橋1604050017b posted by (C)雑草
吊り橋CIMG3585a
吊り橋CIMG3585a posted by (C)雑草
吊り橋CIMG3586b
吊り橋CIMG3586b posted by (C)雑草
楽さ96mの大滝
滝1604050019c
滝1604050019c posted by (C)雑草
滝1604050022d
滝1604050022d posted by (C)雑草
つり橋の上の遊歩道
吊り橋1604050025e
吊り橋1604050025e posted by (C)雑草
滝と吊り橋。滝は吊り橋よりはるかに下です。
滝と吊り橋1604050026ch
滝と吊り橋1604050026ch posted by (C)雑草
雨のカタクリ
カタクリ1604050029ktkr
カタクリ1604050029ktkr posted by (C)雑草
猿の群れに遭遇。群れは逃げてもボスは最後まで見張っていました。
猿に覗かれた1604050033sr
猿に覗かれた1604050033sr posted by (C)雑草
昨年8月に行ったミツマタの群生地を再度訪問しました。
ミツマタ群生地1604050036m0
ミツマタ群生地1604050036m0 posted by (C)雑草
ミツマタ群生地1604050044
ミツマタ群生地1604050044 posted by (C)雑草
下の2枚をつなげたのが群生地のほぼ全景です。
ミツマタ群生地1604050046m1
ミツマタ群生地1604050046m1 posted by (C)雑草
ミツマタ群生地1604050047m2
ミツマタ群生地1604050047m2 posted by (C)雑草
次は上の林道からの景色です。
ミツマタ群生地1604050076m3
ミツマタ群生地1604050076m3 posted by (C)雑草
ミツマタ群生地1604050082m4
ミツマタ群生地1604050082m4 posted by (C)雑草
次回はこのミツマタの異常についてです。
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清見寺の臥龍梅

2016年03月02日 | 野草を訪ねて
静岡市清水区の清見寺に徳川家康公が接ぎ木をされたという臥龍梅を見に行きました。まだ蕾で咲いていないとのことでしたが、せっかくの機会なので見てきました。
清見寺臥龍梅1603010086清見寺臥龍梅1603010086 posted by (C)雑草
清見寺は徳川家康公の幼少時、今川氏の人質として、清見寺住職太源和尚(第一世)より教えを受けられた。
後年大御所として駿府に隠栖されたときには清見寺大輝和尚(第三世)を訪ねられたそうです。

清見寺臥龍梅1603010092清見寺臥龍梅1603010092 posted by (C)雑草
臥龍梅は家康公が清見寺来遊のとき、清見関の梅を取らせて接木したものといわれています。清見関はバス停清見寺前の隣のバス停近くと思います。

清見寺臥龍梅1603010135清見寺臥龍梅1603010135 posted by (C)雑草
臥龍梅は現在、生垣の中に3本の古木があります。花は遅咲きで一重とのことです。咲いた花はまだ見られませんでした。枝はアンズ性の特徴がみられます。

清見寺臥龍梅1603010136清見寺臥龍梅1603010136 posted by (C)雑草
右側のもっとも大きな木です。臥龍梅の立札があります。

清見寺臥龍梅1603010137清見寺臥龍梅1603010137 posted by (C)雑草
真ん中の木は根元に横たわり朽ちかけた幹があります。

清見寺臥龍梅1603010138清見寺臥龍梅1603010138 posted by (C)雑草
左側の木も大きい古木です。

アンズ性の枝と蕾
清見寺臥龍梅1603010146清見寺臥龍梅1603010146 posted by (C)雑草
清見寺臥龍梅1603010149清見寺臥龍梅1603010149 posted by (C)雑草
清見寺臥龍梅1603010147清見寺臥龍梅1603010147 posted by (C)雑草

隣の早咲きと思われる梅はもう終盤です。
清見寺1603010152梅清見寺1603010152梅 posted by (C)雑草

常宮お手植えのきれいな梅の花。裏庭の奥のほうでピントがいまいちです。雰囲気を。
清見寺1603010121梅清見寺1603010121梅 posted by (C)雑草
藤牡丹枝垂と思われるうめです。
清見寺1603010088梅清見寺1603010088梅 posted by (C)雑草

街ではもう桃が咲いていました。寒波で冷たい風。春と冬が同居する花見でした。
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ヤドリギの位置

2016年01月23日 | 野草を訪ねて
ヤドリギの位置について、ブログの写真から位置を推定しました。
ブログに「写真の奥に白い建物が見えている。これが稲美町野「ごみ焼却炉」」からヒントをいただきました。Google Mapでごみ焼却炉を探し、写真と同じ風景の場所を探しました。

両側の民家と中央の白い建物。ほぼ同じ方向からです。
この画像のカメラの位置から、真後ろを見ると。

前方の木か、さらに見えない遠くの木あたりがヤドリギがある場所ではないでしょうか。

カメラの位置とヤドリギがあると思われる方角は次の画像の下方向です。
Googleではこれ以上近づけません。この地図の方向と、下の位置の説明を参考にしてください。


他の方のブログには
「加古大池の東岸の一角に水生植物園があります。その辺りの土手に、ヤドリギがあります」とあります。これは参考になりますね。
Reihanaさん コメントに書きましたブログのURLの写真と見比べておおよその位置がお分かりになりましたか。

なお、現在もヤドリギがあるのかどうかは、ブログが2010年ころのものですから確認できませんでした。


まっころさんへ
岡山市近郊のヤドリギのある場所は
笹無山のアベマキの木にあるようです。
これはGoogleの画像です。
笹無山DSCF9210
笹無山DSCF9210 posted by (C)雑草
Googleでこの場所の住所を調べましたら、岡山県倉敷市藤戸町天城954と出ました。
瀬戸中央自動車道のちかくです。

岡山県の平野部では非常に珍しいですね。
もし興味がおありでしたら見てください。
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強風下に自転車散策 アカハナワラビを訪ねて ガマズミ 山柿など

2015年11月28日 | 野草を訪ねて
アカハナワラビにあいたくなり、笠間市方面へ片道30kmの自転車散策。強風下 向かい風での自転車散策となりました。久しぶりで筋力も落ちたようで疲れが残りました。
今日の収穫は目当てのアカハナワラビではなく山柿の実でした。
1511270031カキ1511270031カキ posted by (C)雑草
最初に出会ったのは、途中の森のヤブコウジです。
1511270001ヤブコウジ1511270001ヤブコウジ posted by (C)雑草
目当てのアカハナワラビのあったゴルフ場わきの森にはフユノハナワラビがたくさん生えていました。この分ならアカハナワラビもきっと見つかるはずと期待が高まりました。
1511270009フユノハナワラビ1511270009フユノハナワラビ posted by (C)雑草
1511270010フユノハナワラビ1511270010フユノハナワラビ posted by (C)雑草
しかし、似たのはあるのですが、・・・・
1511270018フユノハナワラビ1511270018フユノハナワラビ posted by (C)雑草
ついに見つかりませんでした。疲れがどっと出てきました。
見上げると真っ赤なガマズミの実が。しかし強風で揺れていて画面に収まりません。
1511270023ガマズミ1511270023ガマズミ posted by (C)雑草
たくさんなっています。
1511270026ガマズミ1511270026ガマズミ posted by (C)雑草
1511270027ガマズミ1511270027ガマズミ posted by (C)雑草
ようやく何とか撮りました。
1511270028ガマズミ1511270028ガマズミ posted by (C)雑草
山柿にも出会えました。山の雑木に混じっていた栽培種ではない柿の実です。
1511270034カキ1511270034カキ posted by (C)雑草
県道脇には白実のナンテンが生えていました。
1511270035ナンテン1511270035ナンテン posted by (C)雑草
帰り道は追い風でそれほど足に力を入れなくても帰れました。
最後は昨日作った毎年好例のクリスマスリースです。芯の直径が1mです。
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南高校の特別講座「楽しい自然観察」 アイアスカイノデなど

2015年11月21日 | 野草を訪ねて
今年の南高校の特別講座も残すところあとわずかになりました。昨日の講座は「顕微鏡下の世界」で顕微鏡の取り扱いの実習です。
例によって最初は持ち寄った植物の観察です。
私はシダはさっぱりわからないのですが、今回は聞き流さないでしっかりと先生のお話を聞きました。
アイアスカイノデ。比較的大きなシダです。
アイアスカイノデ511200034アイアスカイノデ511200034 posted by (C)雑草
写真の中央の赤い札がついたのがアイアスカイノデ、手で持っているのがアスカイノデです。小葉のついていない部分がアイアスカイノデのほうがアスカイノデよりも長めだそうです。鱗片のつき方はアスカイノデのほうがもじゃもじゃしています。
アイアスカイノデの特徴は鱗片の色だそうです。鱗片の中央部分がこげ茶色(熟した栗の実の色)です。
アイアスカイノデ511200025アイアスカイノデ511200025 posted by (C)雑草
アスカイノデの鱗片にはこの栗色がありません。
アスカイノデ511200035アスカイノデ511200035 posted by (C)雑草
このアイアスカイノデとアスカイノデによく似たツヤナシイノデというのがありました。
ツヤナシイノデ511200038ツヤナシイノデ511200038 posted by (C)雑草
右側のやや黄緑色のほうがツヤナシイノデです。なんとなく葉にツヤがないようですが区別困難です。小葉を拡大して詳しく見るとツヤナシイノデは毛が多いそうです。
ツヤナシイノデ511200042ツヤナシイノデ511200042 posted by (C)雑草
アイアスカイノデとアスカイノデの小葉はよく似ています。毛がまばらで、葉体の表面に艶があります。
アイアスカイノデ511200041アイアスカイノデ511200041 posted by (C)雑草
アスカイノデ511200040アスカイノデ511200040 posted by (C)雑草

ナンゴクナライシダというのがありました。ナライシダによく似て区別がつきません。
ナンゴクナライシダ511200031ナンゴクナライシダ511200031 posted by (C)雑草
ナンゴクナライシダの特徴は毛がいっぱいあることだそうです。
ナンゴクナライシダ511200032ナンゴクナライシダ511200032 posted by (C)雑草

先生がアカハナワラビらしいのを持ってきてくださいました。葉の形からアカハナワラビとフユノハナワラビの中間くらいだとのことでした。
アカハナワラビ511200068アカハナワラビ511200068 posted by (C)雑草
胞子を顕微鏡で観察すると、丸い胞子ばかりではなく、角張っているものも交じっている。これは雑種のためではないかとのことでした。この画像を拡大してご覧いただくには、この画像をクリックしてください。フォト蔵の画面に変わります。さらに画像をクリックすると拡大画面になります。さらに拡大するには画面右上の「元画像」をクリックしてください。
アカハナワラビ胞子511200064アカハナワラビ胞子511200064 posted by (C)雑草
この写真は資料として提出します。

ハマハナヤスリの見本を見せていただきました。かなり珍しいそうです。
13ハマハナヤスリ51120007113ハマハナヤスリ511200071 posted by (C)雑草
少しこれに似たものにヒロハハナヤスリというのがあります。偕楽園内に自生しています。
ヒロハハナヤスリ自生地ヒロハハナヤスリ自生地 posted by (C)雑草
もうひとつ、コヒロハハナヤスリといって、ヒロハハナヤスリによく似ているが、こちらはかなりめずらしいとか。これが、市街地の駐車場と歩道のわずかな隙間にあるのを先生が見つけられました。絶滅危惧種が市街地にあるなんて驚きです。
コヒロハハナヤスリコヒロハハナヤスリ posted by (C)雑草
昨年この駐車場の半分にはビルが建設されましたが、さいわい自生していた場所は残されました。とは言っても風前の灯です。安全な場所に移したほうがよいのでしょうか。それともこのままにして手を加えないのがよいのでしょうか。悩ましいです。

カングミはナワシログミとツルグミの雑種とのことです。
カングミ511200016カングミ511200016 posted by (C)雑草
カングミ511200017カングミ511200017 posted by (C)雑草
グミの葉の裏側が白いのは星状毛があるからだそうです。
カングミ511200045カングミ511200045 posted by (C)雑草
星状毛を顕微鏡で拡大してみました。
カングミ511200067カングミ511200067 posted by (C)雑草

アシズリノジギクだそうです。
アシズリノジギク511200013アシズリノジギク511200013 posted by (C)雑草
アシズリノジギク511200015アシズリノジギク511200015 posted by (C)雑草

サツマノジギクとのことです。白花が一般的と思いますがピンク色もあるようです。
サツマノジギク511200018サツマノジギク511200018 posted by (C)雑草
サツマノジギク511200021サツマノジギク511200021 posted by (C)雑草

アワコガネギクです。これは茨城にも自生しているそうです。
アワコガネギク511200022アワコガネギク511200022 posted by (C)雑草
これらの野菊はいただいて挿し木をしました。これから冬に向かう時に草本の挿し木は難しいです。冬は根があっても地上部は枯れてしまいます。それで、冬が来たことを刺し穂が気がつかないで過ごさせて発根させます。
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秋色自然観察会

2015年11月07日 | 野草を訪ねて
水戸市公園協会の秋色自然観察会に参加して加波山へ行きました。加波山は筑波山塊の北に位置する高峰で標高708.8mの自然豊かな山です。小型バス2台に分乗して、笠間市の笠間西IC付近から入り、標高520m付近から自然観察をしながら山頂を目指しました。タマブキ、ヤマアジサイ、ヤマジノホトトギス、サラシナショウマ、ヤブタバコ、ミズナラ、ヤマウルシ、シラキ、コバノガマズミ、オトコヨウゾメ、サルトリイバラ、マユミ、ミヤマシキミ、ウチダシミヤマシキミ、ヤドリギ、シシガシラ、フモトスミレ、ツルアジサイ、ツタウルシ、ツルウメモドキ、マルバノホロシ、ツルリンドウなどを写真に撮ってきました。
むかごがついていて、蕗に似た香り。
DSCF5514タマブキDSCF5514タマブキ posted by (C)雑草
装飾花がある。コアジサイには装飾花がありません。
DSCF5516ヤマアジサイDSCF5516ヤマアジサイ posted by (C)雑草
DSCF5521ヤマジノホトトギスDSCF5521ヤマジノホトトギス posted by (C)雑草
サラシナショウマの葉は小さい小葉です。オオバショウマは小葉が大きく、イヌショウマは中間。
DSCF5524サラシナショウマDSCF5524サラシナショウマ posted by (C)雑草
DSCF5528ヤブタバコDSCF5528ヤブタバコ posted by (C)雑草
ミズナラには葉柄がほとんどありません。
DSCF5535ミズナラDSCF5535ミズナラ posted by (C)雑草
DSCF5531ヤマウルシDSCF5531ヤマウルシ posted by (C)雑草
DSCF5536シラキDSCF5536シラキ posted by (C)雑草
コバノガマズミは葉柄がほとんどない。ガマズミには葉柄があります。
DSCF5541コバノガマズミDSCF5541コバノガマズミ posted by (C)雑草
DSCF5542オトコヨウゾメDSCF5542オトコヨウゾメ posted by (C)雑草
DSCF5546サルトリイバラDSCF5546サルトリイバラ posted by (C)雑草
DSCF5547マユミDSCF5547マユミ posted by (C)雑草
DSCF5550ミヤマシキミDSCF5550ミヤマシキミ posted by (C)雑草
DSCF5571ミヤマシキミDSCF5571ミヤマシキミ posted by (C)雑草
次のウチダシミヤマシキミは葉脈が葉の裏側に出っ張っているミヤマシキミの変種です。葉の表側の葉脈はへこんでいます。
DSCF5551ウチダシミヤマシキミDSCF5551ウチダシミヤマシキミ posted by (C)雑草
DSCF5553ウチダシミヤマシキミDSCF5553ウチダシミヤマシキミ posted by (C)雑草
DSCF5557ヤドリギDSCF5557ヤドリギ posted by (C)雑草

DSCF5558シシガシラDSCF5558シシガシラ posted by (C)雑草
DSCF5559フモトスミレDSCF5559フモトスミレ posted by (C)雑草
次の葉はツルアジサイです。イワガラミは似た環境で、姿がツルアジサイによく似ています。イワガラミの鋸歯は粗く、ツルアジサイの鋸歯は細かで数が多いです。
DSCF5560ツルアジサイDSCF5560ツルアジサイ posted by (C)雑草
DSCF5562ツタウルシDSCF5562ツタウルシ posted by (C)雑草
DSCF5565ツルウメモドキDSCF5565ツルウメモドキ posted by (C)雑草
DSCF5567マルバノホロシDSCF5567マルバノホロシ posted by (C)雑草
DSCF5570ツルリンドウDSCF5570ツルリンドウ posted by (C)雑草
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自転車散策 愛宕山麓まで フユイチゴ、カラタチバナ、ノブドウ、ニクイロシュクシャなど

2015年10月20日 | 野草を訪ねて
笠間市の旧岩間駅近くの愛宕山麓まで自転車散策。片道約26km。愛宕山は標高305mであるが、先週の自然観察などの山行きと長崎旅行、そして母の一周忌などが重なり体力が落ちているようです。そのため山頂まではとても行くことができませんでした。少しだけ登った山麓の道路わきでフユイチゴのかわいい実を発見。
1510200012フユイチゴ1510200012フユイチゴ posted by (C)雑草
ノブドウも色づいていました。
1510200010ノブドウ1510200010ノブドウ posted by (C)雑草
道路わきは生い茂ったブッシュが刈り取られています。そこにカラタチバナを発見。草刈で一度切られてしまったために新しい枝が出ていました。ここは毎年草刈されるために、実をつけることはできない場所です。何とか実をつけさせたいものですがそれには移植するしかないのです。でも適度な日当たりのあるこの場所以外では元気がなくなってしまうでしょう。
1510200011カラタチバナ1510200011カラタチバナ posted by (C)雑草
下山して果樹畑の道端にニクイロシュクシャがありました。
1510200014ニクイロシュクシャ1510200014ニクイロシュクシャ posted by (C)雑草
もう花もほとんど終わりで、わずかに咲いていました。
1510200017ニクイロシュクシャ1510200017ニクイロシュクシャ posted by (C)雑草
帰路はほぼ往路と同じルートでできるだけ田んぼの中の道を通りました。
アサガオが見事に咲いていました。もう午後2時だというのにしぼんでいません。
1510200020アサガオ1510200020アサガオ posted by (C)雑草
1510200021アサガオ1510200021アサガオ posted by (C)雑草
これはヨシでしょうか。追記:セイバンモロコシという外来種だそうです。23日の楽しい自然観察で先生に教えていただきました。採取見本を差し上げました。
1510200030ヨシ1510200030ヨシ posted by (C)雑草
枝が4本もあります。よく見るヨシは枝が出ていないと思うので不思議です。
天辺の花穂のほかに、上から右、左、右、右と4本も枝が見えます。追記:セイバンモロコシは枝が出ることがあるようです。
1510200027ヨシ1510200027ヨシ posted by (C)雑草
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