庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

電話の子機を修理

2006年08月04日 | 日記・エッセイ・コラム

10数年使用したFAX兼用電話機の子機が具合がわるくなった。電池が充電できなくなってしまったと思われたので、昔FAXを購入したNTTへ立ち寄ったところ、ここではもう顧客業務はしていないと看板に書いてあり困惑していると、職員とおぼしき方が「どうしました」と声をかけてくださった。「新しい電池が欲しくて来ました」というとこの方は2-3km先に修理センターがあることを教えてくれたが、また考えて、どうも修理センターには新しい電池を置いてないようで、電池センターの電話番号を教えてくださった。番号が誤っているかもと自信がなさそうであったが、その場で携帯でかけてみると果たして電池センターが応答していた。早速電池を注文すると、明日には宅配してくれるとのこと。なるほど便利になったものだが、知らないとなんと不便になったことか。

翌日電池が宅配され早速取り付けてみるが全く反応なしだ。悪い電池が送られてきたのかな?と古い電池を取り付けてみるとちょっと反応してすぐに全く作動しない。新しい電池は時折充電切れになっていることがあるので、もう一度取り付けてそのまま一晩様子をみることにした。翌朝になっても全く反応してない。やはり電池が悪いのか。電池代二千円近く支払ってこれでは納得いかない。修理センターへ充電器と子機を持ち込み調べてもうらう。考えられる不良箇所は、充電器の電源、充電器、子機それから電池。どれが悪いかはっきりしたい。

修理センターではまず電池が悪いと。昨日新品をもらったばかりでそれは納得いかないというとなにやら充電をやったりしているがダメ。電源がわるいのかなというと別の試験用電源で試してみるがダメ。充電器が悪いのかなというとセンターにあった別の子機を持ってきて試してみるがダメ。やっぱり電池が悪いのではというとセンターには電池がないのでわからないという。午後5時を過ぎて他の職員が帰り始める。子機の修理をしたいと。でも保守部品がもうないとのお知らせをだいぶ前に見たというと、この子機はアナログ式で古くて修理できないという。子機だけ買えないかというとそれは出来ない親機と合わせられないと。仕方なく原因がわからないまま持ち帰ることにした。子機なしで不自由するか、新しい電話を購入するかしかない。

帰り道、電気店に立ち寄る。FAXはA4が主流でB4は1機種だけ。2万代はちと痛い。家に帰りダメモトで修理にチャレンジすることに。生還率たった1%にも及ばない危険な手術をするようなもの。でも仮死状態ではこれしか打つ手はない。分解できそうなのは充電器と子機。電源と電池は不可能。そこで簡単な充電器を先に。電源プラグの接触はOK。子機との接触OK。ケースを分解し基板をみる。わずかな部品だけで問題なさそう。息を吹きかけチリを払うだけ。再度子機の充電を試みるがダメ。

次は子機の分解。電池ケースを外す。電池を外す。電池の下に子機の上下のケースを取り付ける木ネジが2個。これを外せば分解可能。ところがこの木ネジはねじ回しでまわらない。溝がつぶれたような形で堅くついている。このネジが廻せなければ分解不可能。諦めるしかないか。でも何とかしたい。よく観察するとネジと反対側の受話器側はプラスチックの上下ケースがはめ合わされているはず。これを外せば中を覗くくらいは出来そうだ。子機の中間の上下ケースのすき間に無理矢理に時計ドライバーを押し込んで開こうとすると上ケースが柔らかくてすき間ができた。慎重に受話器側に移動する。すき間が少し傷ついた。子機を捻じ曲げるとさらにすき間が。慎重に力を加えるとついに受話器側がパカッと音を立てて開いた。

開いたもののワニが口を閉じようとしているようだ。あまり力を加えるとケースが壊れてしまい元も子もなくなる。限度いっぱいに開いて中を覗くと意外と汚れていない。ほとんどチリがない。これではゴミ等によるショートの可能性は少ない。部品が劣化したかも知れない。これでは生還の可能性はなくなる。やっぱり修理不可か。でも万一ということもあるので息を強く吹きかけてチリを払う。二度三度吹きかける。念には念を入れてまた二度三度強く吹きかける。基板の裏側にも吹きかける。これしか打つ手がない。ブラシでも入ればさらに良いのだが入るほど開かないし。こうして祈るように子機の上下ケースを開けたまま電池を取り付け、これまた分解したままの充電器にかけてみた。何と充電中を示す赤ランプがついたではないか。でも安定しているかは疑わしい。もう一度充電器にかけなおすがランプは消えない。大丈夫かも。生還だ。

死んでいたわが子が生き返ったような嬉しさ。ちょっと大袈裟だが聖書の放蕩息子の父親の喜びのようだ。そうだこの子機のために専用の置き場をつくろう。これまでは電話台にあって時々落ちては電源コードで宙吊りになったが、これからは柱にしっかりと充電器を取り付けよう。この子機が死んでいたのに生き返ったのだから、これくらいのことをするのは当たり前ではないか。

こうして一晩充電してみると、見事に満充電の緑色のランプが点灯していました。またしばらくは軽快な電話ワークが楽しめそうだ。IP電話にも切り替えたし。全国どこへ電話しても市内料金並みの通話料とは嬉しい。相手もOCN系のIP電話なら通話料は只とはさらに嬉しい。でもそんなにかけるところはないのであります。

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リホーム一応完了

2006年08月04日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日3日(水)にT社の職人が来てユニットバスの壁の音対策をした。壁を押すと外部のコンクリート片に当たってコトコトと音がしていたもの。解体工事で所定の寸法までコンクリートを取り払っていないため出ばっていて、ユニットバスの壁を押すとユニットバスの金属支柱がコンクリートに当たっていることを確認した。このすき間に10mm厚の板(31日に床材として購入して1枚だけ余っていたもの)を打ち込み固定すると、ユニットバスの壁もへこまなくなり音もしなくなった。この間わずか数分、この前ユニットバスの組み立てに来た職人さんが手際よく処置してくれた。この職人さんはかなり腕前がよろしいとお見受けした。T社はこういう職人さんを大切にしているようにも思われる。どんなによい商品を作っても施工技術がすぐれていなければ真に良い商品とは言えない。その点T社は商品もよし、職人もよしと思う。ユニットバスの天井にはマンホールがあるが、ここからは天井に登らないほうがよいとのことで、上を覗くための点検口と考えたほうがよいと教えてくれた。これもこのユニットバスを長いこと使用していく上では大切なこと。自社の製品が何時までも愛用してもらいたいというこの職人さんの気持ちの現れでしょうか。

T社お客様係から風呂の掃除の仕方を書いた お掃除読本が郵送されてきた。実はもう一冊のお掃除読本も同封されていた。それはトイレ。こちらは頼んだわけではないがとてもうれしかった。というのはたまたま我が家はT社の水洗トイレをすでに導入していたからである。聖書にはある人が娘さんに「水をください」と言ったとき「はい。あなたのらくだにもあげましょう」と答えてくれた娘を自分のご主人の息子の嫁にしようと決めていました。彼はご主人からご主人の息子の嫁を探して連れてくるよう頼まれていたのです。彼は祈り深く熟慮のすえにこう決めました。実にすばらしい考えでした。彼の話に比べるほどのことはないかも知れないが頼まなかった「トイレのほうも」とお掃除読本を送ってくださったT社の真心を見たようでうれしくなりました。

4日(金)にクレームをつけたガスレンジがきて、リホーム屋のプロパンガス屋さんが取り替えていった。クレームのレンジはキッチンメーカーへ返品して、新しいガスレンジはガス屋として取り寄せたものであった。ガスレンジのメーカーはどちらも同じR社のものであるが返品したものはOEMでC社名になっていてグレードは一見して下のほうのようであり、新しいガスレンジがはるかによい品であった。取り付けも一発でOKになった。箱の天板を見ると交換前のレンジを取り付けたとき絞めたネジの傷跡が天板についていた。それは傾いたレンジの高いほうであった。レンジの天板への取付部が歪んでいたのではないかと疑われる。そのため取り付けネジが天板に当たり(通常はレンジ本体と取り付けネジが天板を挟むようになるようだ)天板に傷をつけたようだ。

システムキッチンを購入するとき、特に安いシステムキッチンを購入する時はガスレンジは別途ガス屋さんから購入したほうがよいことに気づいた。このたびは箱サイズが小さく我が家にピッタリなのでこれを選んだが安いキッチンには安い(悪い)レンジがついてくる。たまたま今回はリホームをガス屋さんに頼んだことが幸いしてレンジのクレームの処置がうまく出来た。またガス屋さんのリホームの見積は今後ガスを購入してもらうことが前提で、工事は安くしてガスで長いお付き合いをお願いするようリホーム代が良心的で比較的に安く設定されているように思われる。携帯電話を格安で売っているのは電話の使用料金が見込まれるためであるのと同じ理屈である。ところが我が家は都市ガスのため、プロパンガスは使用しない。それでもリホーム代を高くはしないのだからありがたい。その代わり代金は早速明日支払うことにした。

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