庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

マンリョウ

2014年11月20日 | 庭の花たち
マンリョウの実が赤くなり始めました。そして昨年の実は完熟です。
マンリョウの実は冬になると真っ赤に熟してヒヨドリなどが好んで食べます。そのために春に実がなっていることは稀です。でも、もし鳥が食べなければ翌年の秋になっても実がなっています。
今年花が咲いて赤くなり始めた実

去年の花になって完熟した真っ赤な実

1本の木に去年の実と今年の実が同時についているのを見ることができます。
 キチジョウソウでは昨年秋に咲いた花の実が今年の秋遅くに赤く熟しますので、花の咲いているときに赤くなり始めた昨年の実を同時にみることができます。キチジョウソウの場合は花が散ってもすぐに実が見えるほど大きくならないので、去年の実と今年の実を同時にはみられません。
 また今年1月のことですが、ニュージランドのクライストチャーチで赤い実のなっているナンテンが花盛りでした。日本では花が咲くまで実が残っていることはまずないので不思議に思ったことでした。ナンテンはNZでは珍しいので、まだ実を食べる鳥がいないので翌年花が咲くまで実が残っているのかと考えました。
 もしかすると、ナンテンもマンリョウとおなじく、去年の実と今年の実を同時に見られるのかもしれませんね。
 クライストチャーチの博物館前 花と赤い実を同時につけていたナンテン。

コメント (2)
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