猛暑の峠を越えて、最高気温が30度に届かない日もあるようになりました。トラノオスズカケがいつの間にか咲いていました。
そして今日は隣のナガサキギボウシの一番花も咲きました。
ナガサキギボウシの花径は不思議なことに首振りをします。
これはナガサキギボウシの全体です。今日開花したのは左側のほうです。
花径は全部で5本以上になりますが、右上の1本は倒れています。これは日差しが強くてしおれたりしたのではなくて、時折このように首を振ることがあります。この現象はコバギボウシなどでは見られません。また花径が枝分かれをすることもよくあります。
マキエハギも盛んに咲いています。今年は花弁の内側の赤色がほとんど見えません。
ヤブランですが、葉がとても狭いです。
水平方向の葉は通常のヤブランの葉です。直立した小さな花径のもとから出ているのが細い葉です。この葉ははっきりと谷折りになっています。
花穂も小型です。
花が開いているのは稀です。このヤブランは何者なのでしょうか。生物の先生も首をかしげていました。