
大王松の実生苗です。徳川ミュージアムの庭にあるサンフランシスコ調印のときに持ち帰ったという記念樹の種から発芽したものです。
日本のアカマツやクロマツの葉は2本が対になっていますが、大王松は3本が一組になっています。
まだ3本一組の本葉はでていませんで、種の中にあった発芽時の葉(子葉)の数は苗によって8本と9本がありました。上の写真は8本です。

一番先に発芽して成長の早い大王松です。発芽時の葉(子葉)の数は9本です。
すでに中心に本葉らしいのが見えてきましたが、これは初生葉といって、まだ本葉(尋常葉)ではありません。この時期にしか見られない葉です。そのあとで出てくる葉を尋常葉といって品種によって一組が2本または3本一組です。さらに5本のゴヨウマツ、伝説では七葉松も。
松の実生苗は雑菌によって根腐れを起こしやすいので、日当たりよく乾燥気味に管理したほうがよいと思います。
庭にはアカマツがあったのですが、昨年の夏に突然枯れてしまいました。

秋にタケノコが出る寒竹です。右側の葉がいっぱいついているのは親で、左側のまだ皮をかぶっているのが秋に出たタケノコです。
庭にはホテイチクもありますが、地植えのために地下茎がはい回って困ります。庭を水路で区切ると竹は水路は横断しないそうです。また鉢植えならば鉢から出ることはまずありません。鉢のふちまで土を入れておくと鉢の外へまで地下茎を伸ばします。
竹と笹の違いはタケノコのときにかぶっている皮が成長後にははがれてしまうものを竹というそうです。
これによると孟宗竹は竹。オカメザサも竹。クマザサは笹です。

偕楽園の剪定見学会でいただいた枝に咲いた梅です。萼が緑色なので青軸系の品種です。
庭には白加賀、紅冬至、佐橋紅、緋の司がありますが、まだ咲く様子が見られません。
よく紅梅と白梅と言いますが、梅の伝統的な分類では野梅性、紅梅性、豊後性など大きくは3つにわけることが多いです。
この時の紅梅性は花の色の事ではなく材が赤いもののことです。紅梅性でも白花(雪の曙)があったり、野梅性でも赤花がけっこうあります。 分類の名称では緋梅性と言ったりもします。
偕楽園では野梅系、スモモ系、アンズ系に分類しています。
これは梅と交雑しやすい3者 梅、スモモ、アンズのどの性質に近いかによっているようです。これは伝統的な分類の野梅性、紅梅性、豊後性とほぼ一致します。ただし紅梅性ではない白難波などがスモモ系に分類されます。
というわけで我が家では松竹梅があるにはあるのですが、松竹梅を生けることができません。