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2月1日 庭の梅 緋の司がようやく咲きました。
最も早く咲いたのは2016年の元日です。その時から1か月も遅い開花です。
今冬はこのように遅く咲く花もあれば、ツバキのイースターモーンのように早くても3月に咲いていたのが、
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今シーズンは12月18日には一番花が咲きました。
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その後も続々と咲き続けていますが、寒さのために咲いた花は枯れてしまいます。
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パフィオペディラムは昨年より一か月以上遅れてあと数日で咲く見込みです。
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クリスマスローズはいまだに蕾が出てきません。今年は咲かない?気配です。
花ばかりではなく、冬枯れないトキワイカリソウの葉が枯れてしまいました。
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葉が枯れたトキワイカリソウ
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例年ならばこのように花が咲いているときも、昨シーズンの葉が枯れません。
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常緑なのに葉がしおれてしまったジュウモンジシダ。
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常緑ではない普通のジュウモンジシダは冬はこのように枯れます。
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常緑のジュウモンジシダは4月に新葉が大きくなっても、昨シーズンの葉が緑色をしています。
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ナンテンの葉がこんなにも真っ赤になったのをはじめてみました。
庭の草花たちが異常気象で右往左往しているようです。
梅の緋の司の一番花の開花が遅れたのは、晩秋までは比較的暖かい日が続いたためと考えられます。
ツバキのイースターモーンが12月と異常に早く咲いたのも晩秋まで比較的暖かい日が続いたためと思います。
暖かいのに早く咲く花と遅く咲く花があるのは、ちょっと理解できませんね。
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ツバキのイースターモーンは夏に形成された蕾が、晩秋まで比較的暖かい日が続いたので、成長し続けていたのでしょう。ところがいざ咲き始めたら、今度は寒くなってしまって、次々と咲く花が枯れてしまったと思われます。
梅は一旦寒くなってから、暖かさが戻ると咲き始めます。偕楽園の早咲き梅は例年ですと11月のうちに氷点下になるような十分な寒い日があってから、その後1週間から10日くらい後に咲きます。今シーズンはこの十分な寒さがあったような、なかったような。はっきりしなかった晩秋で、咲き始めるのが遅くなりましたし、咲いた本数も少なかったのでした。
12月23日「偕楽園の梅の開花状況12月23日 全部で12本」 参照
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庭の緋の司は同じように十分な寒さを感じてから、少し暖かい日が続くと1月ころに一番花が咲く品種です。ところが今年は12月19日に十分に寒い日がありました。それで12月末くらいには咲く準備はできたと思ったのですが、12月下旬からは数年に一度の寒さが予報され、その通りに12月26日から朝は連日氷点下になる寒い日が続きました。それが1月いっぱい続きましたので、開花することができなかったようです。
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この数年に一度の寒さは、温室のない我が家では、パフィオの蕾の成長が停止したかのような日々が続いて35日以上も遅い開花になりそうです。あと数日で開花を期待。
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常緑のトキワイカリソウとジュウモンジシダの葉が枯れたのは、この数年に一度の寒さ故であることには違いないようですが、日々の最低気温を見ると、最も寒い日でも氷点下5度台です。これまで、氷点下6度~7度台の朝があった年でも枯れることがなかったのですから説明できません。
比較的暖かい晩秋から、突然真冬の寒さになったので、寒さに対応ができなかったのでしょうか。
庭のすべての植物が見た目には影響を受けているわけではなく、この気候に対応できて、ダメージのわからないものが大半です。芽吹いて花が咲くと影響の全容が見えてくると思うので、これからしばらくは庭の草木から目が離せません。