※渡部さんからのメールを転載します。
本日(11月17日)、
石原前東京都知事率いる「太陽の党」は
旗揚げ(11月13日)5日目にしてあえなく消滅し、
「日本維新の会」に吸収されてしまいました。
形の上では石原が代表となっていますが、
この間の動きを見ていますと、
石原は橋下(「日本維新の会」)に振り回されたあげく、
総選挙(12月16日)の人寄せパンダとして利用され、
総選挙が終わればお払い箱になるのではないでしょうか。
彼の政治生命もきっと長くはないでしょう。
したがって、これからは橋下の動向が焦点になりそうです。
その橋下のことを考えるのに、
千葉高教組「日の丸・君が代」対策委員会発行の
『ひのきみ通信』176号(2012年11月17日)に掲載された
≪橋下徹の1932年 論者:*ソフィーの愛人*≫
という論文が非常に参考になると思います。
是非、読んでいただければと思います。
ところで本日は、
「河原井さん・根津さんらの『君が代』解雇をさせない会」の
『尖閣・竹島問題から見る「日の丸・君が代」強制問題』
(お話 : 高嶋伸欣さん(琉球大学名誉教授))
の学習会がありました。(参加者45名)
学習会では高嶋さんが
1、尖閣・竹島(独島)問題
2、「日の丸・君が代」強制の下地は教科書問題だった
3、「日の丸・君が代」強制に反撃を!
4、「日の丸・君が代」強制論への逆風をもたらした抵抗運動
という柱建てのレジュメと
それに関わる大量の資料を準備してくれました。
その上でさらに自身の実践と経験、諸闘争に裏付けられた
具体的で興味深い話が次々と付け加わりました。
とてもこのメールでは紹介しきれません。お許しください。
学習会の最後に、
たった一人の不起立者となった田中さんが
次のようなことを述べました。
「石原が辞めるまでは不起立を続けようと思っていた。
ところが石原が先に辞めてしまった。
夏に人権教育の研修会があった。始まる前に同僚は、
『人権教育と言うが東京には人権無視の知事(石原のこと)が
座っているではないか』と言っていた。」
田中さんは石原に勝ったのですね。
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この「One for All ! All for one !」のメールは、
この春の東京都の入学式でたった一人の被処分者になった
田中聡史さんの闘いを支援し、処分を食い止めるためのものです。
石原辞任と東京高裁判決は田中さんにも有利に働くと思います。
なお、「河原井さん・根津さんらの『君が代』解雇をさせない会」では、
9月21日の「朝日新聞」でも大きく紹介された
≪国旗に一礼しない村長≫(長野県中川村村長・曽我逸郎)さん
を迎えて、<2013年1月26日(土)午後、(場所未定)>
に集会を開くことになりました。
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