グループZAZA

「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

5.11集会ZAZAより(その6)グループZAZAに加わって

2013-05-19 13:28:35 | 当該から

ZAZAから6人目のアピール文です。梅原聡さんは昨年「不起立」で戒告処分を受けた後、今春は式場内から排除されています。大阪府教育委員会も大阪市教育委員会も、「君が代斉唱」に教職員全員が従うという構図をなんとしても作りたいようです。

 

グループZAZAに加わって

府立高校教員   梅原 聡

 

私は昨年の春、三年生の学年主任として卒業式に臨みました。「日の丸・君が代」条例が成立した後の卒業式ということで迷いもありましたが、これまで通り、「君が代」で静かに着席しました。来賓の挨拶で維新の会の府議が「ルールを守れない教員がいて、ホントにごめんなさい。」と言っただけで、お祝いの言葉もないまま着席してしまいました。ざわめく会場の中で、こんな議員が大きな顔をしている、そんな時代になってしまったんだと、暗澹たる気持ちになりました。その後、彼はブログに「残念な卒業式」というタイトルで、「公教育の場において、子供たちにこんな不謹慎で偏った思想を持った教師に触れさせて申し訳ない気持ちでいっぱいでした…」などと私やそれを許した校長への批判を書き連ねました。彼は、何のために卒業式に出席したのか、私の思想のどこを偏ったと言っているのか、私と生徒達の三年間の何を知っているというのか… 私の気持ちは憤りでいっぱいでしたが、その後に続いた生徒や保護者などからの彼の言動を批判し謝罪を要求するコメントを読んで、生徒達は私の気持ちをちゃんと受け止めてくれたのだと確信することができました。

 

このまま黙っていることはできないという思いにかられて、ホットラインの皆さんの援助を受け、処分撤回を求めて人事委員会に不服申し立てをしましたが、この騒動がなければ私は「日の丸・君が代」をめぐる運動に強く関わることはなかったかもしれません。そして、グループZAZAのみなさんと出会うことも。ZAZAのみなさんの活動に接する中で、みなさんの力強い生き方・ねばり強い取り組みに啓発され、教育改革と称して、一連の条例の制定などを推し進めてきた一派が、教育の何たるかを全く考えようともせずに、ただただ、言うことを聞く教員・言うことを聞く生徒を育てようとしていることがよくわかりました。これまで、何となく流れに身を任せてしまっていた自分を大いに反省し、できることを少しずつでもやっていこうという気持ちを強く持てるようになりました。少し前まで、「日の丸」・「君が代」のことを話すときに、「まさか実際に戦争になるとは思わないけれど…」と言っていたのですが、今まさに私たちを取り巻く状況は日本を「戦争をできる国」に作り替えていくことにまっしぐらに突き進んでいます。それをしっかり感じ取ることができたのがなんと遅かったことか…。

 

私は、処分以降の卒業式や入学式では、卒業生を送り出したり新入生を迎えたりする立場であっても、式場外の役割を命じられ、式場から排除され続けています。私以外の教員に対しても、式場内の役割に当たっている教員には、君が代に対して起立斉唱を行うかどうかを一人一人尋ねるというような思想調査まがいのことが行われる始末で、開式以後は式場への出入りを一切禁ずるという徹底ぶりです。この春の卒業式・入学式ではZAZAのメンバーなどにも協力してもらって、このような事態に対して個人名で抗議のビラを配布し、生徒や保護者からも励ましの言葉や手紙をもらうこともできました。このビラまきに対して校長から「府(教育委員会)や学校(校長)の方針に反するような内容のビラをまくことは、保護者の混乱を招くことになり認められない」というような言い方で圧力をかけられています。それは、おそらく彼らにとって、痛いところがあるからだろうと感じています。これからも日々の活動を積み重ねて、「日の丸」・「君が代」の強制に対する闘いの輪を広げていきたいと思います。


5.11集会ZAZAより(その5)闘うことで多くのことを知る

2013-05-18 12:05:59 | 当該から

新たなに加わった4名の次に、ここからは昨年結成した7名のアピールを紹介します。最初に、昨年、職務中ではなかったにもかかわらず「職務命令」違反として「不起立」戒告処分を受け、そのうえ、再任用取り消し処分を受けた菅平和さんからのアピールです。

闘うことで多くのことを知る    

元大阪府立堺工科高校教諭 菅 平和

  昨年の卒業式、休日であったが、登校。校門前で「日の君」強制に反対するビラを配布。卒業式に参列し「君が代」斉唱時に不起立。結果、職務命令違反として戒告処分と合格していた再任用の取り消し処分を受ける。そして府教委に対し、「不服申し立て」を行いグループZAZAのメンバーとなる。

◆府教委の腐敗の深化

 多くの人の働きかけにより「再任用教員採用審査会の議事録」や教育長通達に対する府教委が作成した「校長・准校長QA」が開示される。議事録によると私の再任用は「職務命令違反を繰り返した」を理由にして「再任用の更新をしない」としている。事実として、私は、「教育長通達」(仮にこれを職務命令として)以外に一度として職務命令を受けていない。おまけに開示された「QA」では「勤務日でない再任用教職員に対して、職務命令を発することはできない」と府教委自身が答えている。どう考えてみてもこの議事録の内容は事実と異なる。また、「今後、入学式や卒業式等における国歌斉唱時の起立斉唱を含む上司の職務命令には従います。」という職務命令遵守の意向も提出するが、この事実を議事録には記載していない。これらは、不起立者を職場から排除するためであれば、でっち上げでも何でも平然とやるという府教委の本音を明らかにした。デタラメな根拠や事実の隠蔽で「不起立教師」を排除するほどまでに府教委は腐敗している。こうした府教委の姿勢は戦前の教育行政を彷彿させるものであり、権力に逆らう者を徹底的に社会から排除する行為である。また、府教委の主張する「国を愛する心」を育てる教育が、考えない子ども=従順な子どもの育成へと進むことも教えている。

◆府教委が恐れていること

 昨年春から非常勤講師での採用の話が4回ある。2回は現場からの声だけで校長が拒否。非常勤教師の任用拒否は現場の管理職にまで徹底。次は、校長面接を終え、健康診断書まで提出するが、戒告処分があることを理由に校長が不採用を通知。その次は、校長と現場が「非常勤教師の採用は人物本位で決めることであって、戒告処分は関係ない」と教育委員会に内申するが、教育委員会が「戒告処分」を理由に採用(任用)を拒否。再任用を拒否されても非常勤講師として任用された例はあるが、不起立した上で「不服申し立て」をしている人間には非常勤の道さえ閉ざし、徹底的に職場から排除してくる。府教委のこうした攻撃は、現場への見せしめであるが、府教委が本当に恐れているのは、不起立の広がりです。みんなで「立たない」「歌わない」を広げることが、中原府教委への反撃となる。

◆署名活動の協力から勇気を

 昨年末より「職場の支援する会」が中心となり「菅先生の職場復帰」の請願署名に取り組む。職場や組合だけでなく、卒業生にも協力依頼する。全体で約2000筆集まり、60名に上る卒業生が協力してくれる。自分だけの署名は簡単だが、一人でも多くの人に署名をもらおうとするとどれほど大変なことなのかを教えられる。職場での署名活動ができず、地域の友人知人や隣人に署名依頼したとのこと。一人一人に署名の目的を説明する。それだけでも大変だったが、説明しても署名につながらず、一人の署名を集めるのに苦労した話なども聞く。また、大阪を離れて就職した卒業生の保護者も積極的に動いてくれる。一人で130筆を集めた強者もいたが、卒業生から頂いた600筆超の署名には、卒業生の汗と勇気が詰まっていることを知る。さらに応援の手紙やメールでの励まし受ける。「菅先生なら勝てます。絶対に!!」「職場復帰を願っています。」などのエールを受け感激。署名から闘うエネルギーと強い絆をいただく。

◆最後に、多くの人から「休みの日に登校して、何で不起立したん」と聞かれる。「間違っている教育を黙って見学しているほど寛大にはなれませんでした。」「今黙ることは戦争に子どもを送り出す道へと進むと思い不起立をしました。」と答える。

多くの仲間や支援者の協力に感謝。さらに、多くの仲間との出会いを楽しみに闘い続ける。


橋下さんへ、辞職勧告 市民行動スタート

2013-05-17 23:12:23 | 若い人へ

2013.5.17「橋下さんへ、辞職勧告」市民行動第一波(報告)

本日、大阪では、橋下さんに辞職を勧告する市民行動第一波とも言うべき抗議集会が、日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク(関西ネット)の呼びかけにより開催されました。急な呼びかけであったにもかかわらず、しかもフルタイムで仕事をされている人には参加しにくい時間であったにもかかわらず、多くの人々が中之島大阪市庁舎前に集まりました。これは、5月13日から続く、橋下市長の一連の発言に対する怒りの表れと言えます。

戦時下であれば必要な制度と、旧日本軍性奴隷制度を肯定し、それが批判されると、歴史的事実である「慰安婦」問題を自らの独断的な解釈により歪曲し、そして、それだけにとどまらず、ついには諸外国でもあったはずと歴史までねつ造するありさまに声を失った市民は多々いました。また、沖縄で米軍による性犯罪を防止するためと称して「風俗」活用を持ち出すなど、女性蔑視にとどまらず広く人間への冒とくとも言える発言に対し、世界中から批判が巻き起こっています。

「橋下さん、市長を辞めてください」とは、私たち大阪に住む市民の悲痛な声とも言えます。これ以上の暴言は謹んでください。旧日本軍性奴隷制度の被害者であるハルモニたちに必要なことは同情や哀れみではなく、心からの謝罪なのです。ハルモニたちの人間尊厳を再び冒したあなたの責任は、公職からの辞職しか果たし得ません。

関西ネットからの怒りの抗議文は、直接橋下市長に手交できませんでしたが、市庁舎を約400名の人間の鎖で包囲し、「ハシモト ヤメロ!」の声は庁舎に鳴り響いていたはずです。そして、なにより、これは市民による橋下さんへの抗議行動の第一波でしかありません。今後あなたが自らの発言の責任を取るまで、大阪の市民は抗議行動を続けます。

 

日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワークの抗議文

 

橋下市長!
日本軍「慰安婦」問題へのたび重なる暴言に、断固抗議します。

私たちは、昨年8月21日の橋下市長による「『慰安婦』という人たちが軍に暴行、脅迫を受けて連れてこられたという証拠はない」との発言に抗議したことに始まり、以後、繰り返し、発言の撤回と謝罪を求めてきました。しかし、橋下市長は私たちの声に一切耳を傾けることなく、暴言を吐き続けています。

そして今回、さらに暴言の内容をエスカレートさせ、自ら、日本中、いえ、世界中からの非難と嘲笑をますます拡大させていることを自覚しておられますか。
橋下市長は5月13日の会見で、「事実と違うことで、わが国が不当に侮辱を受けていることに関してはしっかり主張しなければならない」と言いながら「慰安婦」問題に言及し、「慰安婦」制度は世界各国が持っていたと繰り返し、「なぜ日本だけが非難されるのか」と主張しました。これは昨秋から繰り返されている論理ですが、幼稚で、受け入れられるものではないということに、まだ気づいておられないようですね。国際社会からもこれほど関心を寄せられている問題について、自らの歴史認識も問わず、根拠もなく世界を巻き込もうとする姿勢に、いったい誰が共感すると思われているのでしょうか。

さらに、「銃弾が雨嵐のごとく飛び交う中で命をかけて走っていくときに、精神的にも高ぶっている猛者集団をどこかで休息させてあげようと思ったら、『慰安婦』制度が必要なのは誰だってわかる」と発言されました。まったく、返す言葉を失う発言です。女性を人間として見ず、戦争遂行のための道具であり、戦時下で女性の性を活用するのは当然と言わんばかりの女性蔑視の発想は、かつて戦場に慰安所を生み出した日本軍の男たちと同じものです。さらに、「『慰安婦』制度じゃなくても、風俗業っていうものは必要だ。沖縄の海兵隊、普天間に行った時、米軍の司令官に『もっと風俗業を活用してほしい』『そういう所を活用してもらわないと、海兵隊の猛者の性的エネルギーをきちんとコントロールできない』と言った」とぬけぬけと語る厚顔無恥ぶりは、公職にある者の態度では決してありません。一自治体の長にとどまらず、政党の代表として、女性の人権に配慮した政治をめざすことは、日常的な務めであるはずですが、風俗業で働く女性たちに人権問題は存在しないとお考えなのでしょうか。

また、橋下市長は昨年来一貫して、「世界各国が一番問題視しているのは、日本が国を挙げて女性を暴行、脅迫、拉致をして無理やりそういう仕事に就かせていたこと」であり、「レイプ国家」と非難されるのは許せないと言い募りますが、果たしてそうでしょうか。この間、安倍首相の「河野談話」見直し発言に噴出した各国政府やメディアからの非難をご存知ないはずはないでしょう。国際社会の認識は、市長が持っている認識とは明らかに違います。女性たちが「意に反して」慰安所に捕らわれ、居住の自由、外出の自由、廃業の自由、拒否する自由もない中で兵隊の性処理の相手を強要されたこと、そのような非人間的な制度を軍が主導して、軍が管理統制していたこと、そしてその事実に対して未だに日本政府が、「官憲が暴力的に連行」してさえいないと弁明すれば国家の威信が守られると思い込んでいる、その人権感覚の無さ、お粗末さと歴史を直視して一歩踏み出す勇気や正義感の無さを非難しているのです。まさに橋下市長、あなたこそが国際社会の非難の的になっているのです!もちろん、安倍首相も同じです。

私たちは5月25、26日に、大阪と奈良での証言集会のために訪れるハルモニを迎えるにあたって、市長との面談を要求してきました。それは、金福童ハルモニにとっては二度目の市長訪問になります。昨年、市長は「証拠があるなら韓国側に出してほしい」と言いながら、9月に「私が証拠です」と市庁を訪れた被害者との面談に応じず、公務がないと休暇をとってツイッターで「慰安婦」否定発言をしていました。ハルモニは、「二度と私たちのような被害者を出さないでほしい。戦争は二度としないでほしい」と、いつも語っておられます。現在のこの国の状況を憂えて、「日本へ行って話したい」と言われ、今回の来日が実現したのです。このたび、ようやく被害者ハルモニたちが橋下市長に歴史の事実を語る機会が実現しそうですが、橋下市長、決して同情ではなく、この日本軍「慰安婦」問題を被害者の立場に立って解決することをめざして会ってください。そして、この間の暴言を被害者の前で撤回し、謝罪すべきです。

橋下市長、吉見義明さんにも誠意を見せなければいけないのではないですか。「吉見さんも強制の事実までは認められないと言っている」との市長の発言に、吉見さんは「事実無根」と、東京より抗議声明をもって面談に訪れられたにもかかわらず、市長は理由もなく面談を拒否、その日の夕方に記者会見で「戦争遂行の一つの手法の中で、女性にそういう性の仕事をしてもらうことは全世界的にあった」「なんで日本のことだけ国際社会が非難しているのか」と語りました。またしても、問題の本質がわかっていないことを自らさらけ出し、多くの人々の怒りを買ったのでした。

私たちは、橋下市長の日本軍「慰安婦」問題へのこのようなたび重なる暴言に、断固抗議します! 橋下市長がいくら否定したくても、戦時において日本軍が慰安所制度を創設、募集、管理にいたるまですべての責任を負っていたこと、朝鮮半島をはじめアジア各地で数万から十数万に及ぶと言われる女性たちを日本軍性奴隷としてすさまじい暴力と人間破壊の現場に追い込んだ事実は、誰も消せない歴史的事実です。

 


5.11集会ZAZAより(その4)卒業式は異常な世界?

2013-05-16 16:25:25 | 当該から

新たにZAZAに加わった四人目、吉田正弘さんは、これまで府立学校教職員有志の会の一員として私たちを支援されていました。今春の卒業式、「不起立」で戒告処分を受け、晴れて(?)ZAZAのメンバーとなりました。

 

 

吉田正弘・府立高校・府立学校教職員有志の会

 

厳粛と秩序が式典を支配し、教師の処分を見せしめに、
子どもたちに日の丸・君が代への表敬が強制される社会。
教科書が国防軍をたたえ、愛国主義が溢れかえり、居丈高
な領土主張と排外主義が闊歩する日。こんな日が来ないよ
うに、いま踏ん張って声を上げましょう。

 

 

卒業式は異常な世界?

卒業式は学校を巣立っていく生徒たちが、お互いに祝い合い、教職員と保護者が心から祝う
場のはずです。ところが、最近大阪の学校では卒業式は異常な世界になっています。

今年3年生の担任でしたが、君が代斉唱時に同僚と二人座っていたら戒告処分になって、名
誉ある被処分者に仲間入りしました。次からは「起立斉唱します」と約束しないと会場の中に
入ることさえ出来ないでしょう。会場には祝うためではなく、不起立教職員を摘発するために
維新の会の議員がまるで特高警察のように臨席しています。校長は生徒を祝うことそっちのけ
で教職員の不起立に神経をとがらせ、大阪市では100%起立を装うために不起立の教職員の
いた事実さえ抹殺しました。

卒業式では府条例や最高裁判決さえ無視して減給処分が強行され、不起立教職員は希望者全
員採用のはずの再任用から排除され、実質上のクビにされました。不起立を心配する生徒たち
に「すぐにはクビにならないから」と言って安心させたことが昔話になるのでしょうか。生徒
たち、保護者が無理矢理日の丸に敬礼させられ、有無を言わさず君が代を大きな声で歌えと強
制されることが、目前まで来ているのではないでしょうか。ひしひしと感じずにはおれません。
軍国主義国家?、警察国家?、天皇制国家? 私はそんな国にはしたくありません
4月から府教育長になった中原徹氏は、和泉校長時代に国防教育の必要を訴えました。教科
書の中では侵略戦争と植民地支配の反省が薄まり、領土要求と排外主義の主張、自衛隊の翼賛が幅を利かせてきました。自民と維新のコラボの下で改憲と軍国主義国家への国家改造が公然と叫ばれています。学校は再び子どもを戦争に送り出す機関にされようとしています。

私の父親は高校生の年頃で予科練に志願する気にさせられ、もう少しで特攻隊になって突っ
込むところでした。当時の学校は子どもたちを兵士にするために洗脳する機関だったのです。
いま、アナクロ復古主義者たちが、同じ事を再びやろうとしていることに怒りを禁じ得ません。
私は教師が子どもたちに国防教育をしたり、排外主義を吹き込んだり、国(公)のために尽く
せなどと教えるようには絶対になってほしくありません。そのためにいま学校現場でできるか
ぎりの抵抗をしたいと思います。昨年以来、たくさんの不起立処分者がでて、再任用拒否者が
出て、それでもみんな闘っています。教職員の闘いの輪を広げ先頭で闘う人達を支えましょう。
広範な市民との連帯を作り上げるために働きかけ続けましょう。一緒に力を合わせて頑張りま
しょう。


私たちは黙らない!2.11全国集会報告集完成!

2013-05-16 09:09:32 | 当該から

2013年2月11日、私たちは、橋下維新体制のもとのこれ以上の教育破壊を許すわけにはいかないと全国集会を開催しました。このたび、集会報告集会が完成しました。以下に概要と表紙を紹介します。どうか、多くの方々に手に取っていただきたいと思います。

私たちは黙らない!2.11全国集会報告集

 

はじめに

【主張】「建国記念の日」反対!天皇を元首として戴き「和」を国是とする「安倍国体論」を糺す    
集会実行委員会 代表 黒田伊彦さん

【講演】絶望するには素敵な人が多すぎる―戦後史最大の曲がり角に立って-
田中伸尚さん

●大阪被処分者からの発言・弁護団からの発言
●2013年卒・入学式での処分状況
●北海道・東京・愛知等からの連帯のメッセージ
●橋下「改革」に抵抗する人々からの発言
  子どもに寄りそっている当事者として発言しよう!
  子どもたちは歴史の克服ができます。
  朝鮮学校無償化と大阪府・大阪市の補助金交付問題
  共に学ぶ教育を求めて
  人権と平和の博物館の灯を消すな
  「子どもの家」存続を訴えます
  大阪市「入れ墨」アンケート拒否処分と闘っています
  橋下さん、96億円かえしてください。
  汚染ガレキの焼却止めて
●行動提起と新たなネットワークについての提案
●私たちは黙らない!2.11全国集会決議

 ~リーフレットを広めてください~

このリーフレットは、2013年2月11日に開催された『2.11全国集会』に集まった、「君が代」起立強制職務命令と不起立処分、橋下・維新の会と安倍政権の教育への政治介入に反対する人々の声を集めたものです。

集会以後も橋下・維新の会と安倍政権の「教育改革」に反対するためにご活用いただければ幸いです。送付ご希望の方は当会まで、FAXまたはメールでご連絡ください。

<注文方法>
■ご注文先(FAXかメールで)
  ●FAX 06(6942)2444 ●メール:hinokimiosk@yahoo.co.jp
■価格 1冊100円。送料は実費(20冊以上注文の方は、送料無料)
■支払い方法 郵便振替 00980-3-255528 2.11実行委員会