立山日和。

立山連峰の山々を眺め富山県内を徘徊する日々を綴ったフォト日記。2014.11.3.までは友人の中国旅を毎日掲載した。

地鉄の電車も人工物だが、邪魔しない

2007年12月13日 | Zenblog
 遮断機が下りて踏切で待っていると、富山地鉄の各停の電車がゴトゴトと近づいてきます。鉄橋を渡り野を横切り、人家の間の駅で止りながら・・・短い電車が、精一杯に走っていきます。
 全く景色に溶け込んで走っています。富山の人々の生活の中で、地鉄の電車は今日もことことと一緒に生きています。景色を邪魔せず、人々を踏みつぶしたり、襲いかかったりしないで、風景の一部となり人々の生活の一部となっています。
 新幹線は、時を経てもそうはならないように思います。いつまでも人や景観に対して異物であり続けるように思いますが・・・。

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切り裂いて新幹線

2007年12月13日 | Zenblog
 これは常願寺川を渡る北陸新幹線の工事です。かなり進捗しました。上越市でも田園風景を切り裂いて新幹線の高架の列柱が並んでいました。

 日本の近代化のなかで多くの工事が行われ、今では「近代化遺産」あるいは「近代産業遺産」などとして保護が進められたりしています。そういうものを眺めてみると、今やある種の歴史的な美しさを感じるのは事実です。それらをよく見ると、自然の地形に合わせ、町のたたずまいにあわせ、技術の未熟さを克服しながらいろいろと工夫をこらしています。自然や人間生活との折り合いをつけながら作り上げたということがわかります。それが良かったのですね。

 今は、超絶した技術力と財力で、自然であれ町であれ踏みつぶし強行突破してまっすぐに切り裂いていくのです。新幹線工事がかなり進んでいますが、こういう自然や町に対する切り込み方は傍若無人すぎて「人知の勝利」などではなく「人知の傲り」としか見えません。

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クリスマスに向けて・・・Junjunさんのアメリカ旅日記

2007年12月13日 | Weblog
 日本では年々クリスマスシーズン(というか、クリスマス商戦)の始まりが早まっているように思います。11月にもうクリスマスの飾り付けを見かけることも珍しくありませんが、アメリカでは11月末にThanksgivingという別の大きなイベントがあるため、クリスマスの始まりはその後となります。

 今回の滞在中、ボストンのデパートでクリスマスツリーのライティングセレモニーがあり、それを写しました。
 
 最近はピカピカと電飾をつけて飾っていることが多いですね。地球温暖化が大問題なのに、ピカピカと電気の無駄遣いはやめた方がと思っていたら、有名なNYロックフェラーのクリスマスツリーもエコタイプになったとか。ロックフェラーのほうはLEDに加えて太陽光パネルも設置。こちらのパネルの方は屋上にそのまま設置され、年間で3万568キログラムの二酸化炭素削減につながるそうです。

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