南靖の大通りにあるバイク販売店です。「新大洲本田」とありますが、これは、上海にあるホンダの合弁会社です。大洲は、ホンダの偽物を作っていましたが、ホンダ側が駆逐できず、品質が向上してきたので、ホンダがあきらめて大洲に出資して合弁にしてしまったという妙な会社です。
三菱自動車も、湖南省にある解放軍系の自動車会社がパジェロの偽物を作っていたころに乗りこんで、クレームをつけたところ、一緒にやろうじゃないかと言われ、合弁にした例もあります。
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ずっと降りっぱなしというわけではありませんが、降ったり止んだりの毎日です。湿っぽくて寒くて、気分も少し暗い目になりそうです。富山の人たちは「雪でなくて、助かるなあ」と異口同音に挨拶します。今年はそれに「灯油も高いしなあ」と付け加わります。それだけ雪に対しては、いじめられてきた長い歴史があるのだなあ、と感じます。
マウンテンバイクで、少し走ってみたいと思っても、いつ雨に襲われるかわからない不安があって、出かけるのを躊躇してしまいます。私の本音は「雪でも降ってくれたらなあ」ですが、それは「旅人(県外から来た人間)」の勝手な言い草なのでしょうね。
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麺類です。左側は小麦粉と水で作った麺でしょう。
右のビニールを掛けた麺は黄色です。かん水をつかった麺かも知れません。日本で言う中華麺に近いものだと思います。この麺は華南にあり、lao(手偏+労)麺と呼ばれます。これが日本のラーメンの語源ではないかと思います。拉麺(la mian)が語源という説もありますが、これは読んで字の如く、何度も引っ張って細くしたもので、かん水は使っていないようです。
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快晴だったらどんなによかっただろうと思いました。富山市役所の展望塔は360度富山市の東西南北すべてが見渡せます。曇りで雨でも降りそうな天気でしたが、いつもと違って市街地の向こうにそびえる立山連峰も捨てがたいです。
富山市が「立山望む特等席」というキャッチフレーズを掲げるのも納得がいく眺めです。富山市と立山連峰の離しがたい関係がわかり、私が富山に引っ越そうとした理由がこれだったと、改めて思い出しました。きっかけは、富山市の向こうに連なる立山連峰の写真を見たことでした。
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「骨こつ積み立て貯筋」教室という市の健康教室に入り骨と筋肉を鍛えようと思ったのですが、家内の交通事故などがあり挫折しました。借りていた万歩計を返しに市役所に行きました。保険年金課の世話になった女性たちから丁寧に声をかけてもらい恐縮しました。
富山市役所の本庁舎は独特の設計で気に入っています。立山連峰を連想させるアトリウム屋根と、地上70mの尖塔(展望塔)があって、中世のゴシック建築のような印象もあり立山の眺望を邪魔しない感じがいいと思っています。富山市のランドマークと言っていい建物です。
その展望塔に久しぶりに上ってみました。
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美しい銅像でした。私心を捨ててひたすら国のために命を散らしてしまった者の一途な心を表現するような像です。しかし、実際には「家族への思い」「自分の未来への夢」「ほんとに明らかにしたかった真理」そして「やっぱり生きたい」という逡巡の気持ち、あらゆるものが交錯したにちがいありません。しかし、そういう女々しいとでもいわれるものはこの像からきれいさっぱりはぎおとされています。
つまり、戦争を美化しようとすれば、いくらでもできるということです。
戦争や軍事にひそむ裏の暗闇はもっとひどいものでした。日本軍が沖縄県人に迫った自決、南京大虐殺、他民族を従軍慰安婦として利用したこと、細菌戦の実験に供したこと・・・・、これらを日本の教科書から抹殺しようとするいろいろな試み。今の日本の政府はこれらを隠そうと必死です。
防衛省の守屋元事務次官をめぐる、大きな軍事利権の明らかになった部分だけでも恐ろしい闇を感じさせます。「死の商人」の金儲けの仕掛けはただならぬものです。
美しい、崇高な戦争などというものは絶対に存在しません。やむを得なかった戦争もありえない、と思っています。「殺さない。殺されない。」に徹したい思いが強くなっています。
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防衛省の守屋元事務次官をめぐる、大きな軍事利権の明らかになった部分だけでも恐ろしい闇を感じさせます。「死の商人」の金儲けの仕掛けはただならぬものです。
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土楼の中庭です。3階建であることがわかります。入り口に子ども連れのおばさんがいたので、入らせてもらっていいかを尋ねると「こんな散らかしているけど、いいか」と言って、入場料も取らず普通語で話してくれました。
中庭に積んであるのは、燃料用の柴です。家庭用のパラボラアンテナが並んだりして、雑然としています。集合住宅なのにアンテナは個別のようです。他の立派な土楼では中庭にも建物を建てたりしています。
建物の中をそっと覗かせてもらったら台所のようです。竈(かまど)が見えました。水は中庭の蛇口から甕に汲みおくようです。
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入口から左手に回ったところで撮った外観です。手前は水田で稲刈りが済んでいます。左手は山腹でバナナ畑です。この日は、晴れて暖かく20度以上あったと思います。
この土楼に住む客家(ke jia=はっか)は、古代に中原の戦火で敗れ中原から逃げ出した人々で、華南に比較的多く分布しているようです。言語も客家語を話し、現地 の人たちの言葉とは異なります。台湾にもいます。台湾の人たちと仕事をしたことがありますが、閩南語を話す人と客家語を話す人との共通後は「国語」(北京語)でした。孫文、トウ小平、シンガポールの李嘉誠(リークァンユー) も客家と言われています。
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この土楼を見て「おぉ」と感嘆の声を上げてしまいました。案内してくれたタクシーの運転手は、この土楼に着く前「大した土楼ではない」と言っていましたが、なかなかの壮観です。
写真は入口から撮ったものです。入口付近に立っているのは妻です。横の車はタクシーです。大きさが判ると思います。
土楼で有名な地はいくつかありますが、厦門に近いところがよいだろうとzhan州市 南靖県(nan jing xian)の書洋鎮(shu yang zhen)の 河坑村(he kang cun)に行きました。
南靖県までは厦門からバスで行き、南靖県のバスターミナル前タクシーに乗り込み ました。運転手と料金や時間のことで押し問答の上「有名なところでなくていいから」ということで走り出しました。走ってみると、山道で工事中のところもあり、埃や ぬかるみや、岩がごろごろしているところもあり、結構大変な道でした。往復2時間程かかり、帰り厦門行きの最終バスにやっと乗ることができました。
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