デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

残酷といわないでね・・・

2008年12月16日 20時33分24秒 | Weblog
今朝はこの冬一番の寒い朝だったとTVが報じていた。
寒かったわけだよ! デジスコを担ぐ手が凍えるほど冷たかったよ。
今日、二匹目のドジョオを狙って近くの公園に出かけた。
フィールドで友人と落ち合い、青い鳥の出現を待ったが、なかなか現れない。
そのうち前方の大砲レンズカメラマンがどこかに狙いを付けているのが目に入った。
狙っている先を双眼鏡で確認してみると、何と青い鳥が枝に止まっているではないか!
「○○さん、でた! 出たよ!」と叫んで急ぎ足でそちらに向かって行った。

実習生は自分で野鳥を見つけることは下手だけど、他のカメラマンの動きを見て
見当をつけるのは得意なんだよ、エッヘン! (呆れたねぇ、何を威張ってるんだよ・・・)


↓ そんなわけでやっとゲットできた本日の貴重な1枚です。


青い鳥を探してあっちをきょろきょろ、こっちをうろうろしていて早昼時となってしまった。
食事をするために場所を移動した。


食事を終えて元のポイントに戻る途中、小さな池でコサギが餌を探しているのを見つけた。
何気なく見ていると、コサギは急に首を低くして素早くサッと前の方に突き出して水中の
小魚を捕まえて見せた。  そして美味しそうにゴックンと飲み込んでしまった。
おぉ、すごい!  こんなすごいシーンは初めて見たよ!
コサギはまだ餌を探している。 また小魚を捕まえるに違いない!
急いでデジスコを構えた。


↓ また、首を低く構えてサッと突き出して小魚を捕まえた。 


↓ 俊敏な小魚を捕らえるのは至難の業なんだろう。 コサギは小魚の尻尾をかろうじて咥えたようだ。



↓ 尻尾を咥えられたぐらいでは致命傷にはならない。 小魚は逃れようと必死で暴れる。
   しかし、コサギはしっかりくちばしを閉じて逃がさない。







↓ バタバタと必死で暴れていた小魚も力尽きて大人しくなってしまった。



↓ コサギは器用に小魚を咥えなおして飲み込み始めた。




↓ こんな小魚はゴックンとひと飲みにしてしまった。



↓ 「あぁー、おいしかった!」とでも言ってるみたいなコサギの表情。



コサギはまだお腹が空いているようで餌を探して池の中を歩き回っていた。
普段あまり興味がわかず、デジスコを向ける機会もなかったコサギだが、
こいう餌捕りシーンはなかなか面白い。

えっ、“残酷なことをする”ですってぇ・・・・
いえいえ、コサギだって生きるために必死で餌を捕まえているんですよ、必死で!

太陽の熱と、池の養分で増殖した微生物をミジンコが食べて大きくなってそれを
小魚が食べて大きくなって、それをコサギが食べて大きくなって、えーと後は
わからないけど自然界は皆つながって、ぐるぐる回ってるんだと誰かが言っていたよ。

コサギ君、掟の厳しい自然界だけど頑張って生き抜いていくんだぜ!
実習生もがんばらなくっちゃならないなぁ・・・

コメント (4)
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