デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

プーリーまで紙細工     -スチームエンジン1号機のパワーが知りたい・・・・-

2012年04月07日 19時53分31秒 | 工作実習
2012/4/7 (土曜日) 晴れ


昨日とは打って変わって寒い一日だった。
あの寒中のものすごく寒い日でも外で平気で工作をしていたのに
最近はちょっと寒くても何だか外に出るのが億劫になってしまった。
それで部屋の中で紙を相手にして軽い工作をして過ごした。


↓  1年半ほど前に始めて作ったスチームエンジン。 シリンダーもピストンもアルミ材で作った
    記念すべきエンジンだ。 単気筒だけど動きは軽くてとても良く回転する。
    回転数は調べたことがあるが、パワーは調べていない。 それは軸の両端がクランクになって
    いるので軸から回転を取り出すことができないからだ。 そこで何とか軸の真ん中にプーリー
    を取り付けてベルトを掛けて回転を取り出そうと工作を始めた。



↓  ボール紙を丸く切り抜くカッターを使ってプーリーの素材を切り出した。
    このカッターはデジスコの絞りリングを作ろうとしてずーっと前に買ったものだが
    ほとんど使わずに棚の上に放って置いたままだった。 それが今頃役に立つとは・・・



↓  切り抜いた素材を張り合わせて丸ベルトが掛けられるようにした。



↓  軸を通す穴をくりぬいた。



↓  それを半分に切断した。 



↓  エンジンの軸は2mmΦのステンレス丸棒。 それに接着材で固定した紙を巻きつけて太くした。



↓  半分ずつのプーリーを接着剤でくっ付けた。 



↓  軸受の真ん中に取り付けた厚紙製のプーリー。 丸ベルトで回転力を取り出す。



本当はプラスチックでできた真ん丸のプーリを取り付ければいいのだが
それには軸の部分を全部分解しなくてはならない。
そうすると取り付けが終わって再度組立をしたとき、具合が悪くなって
元のようには動作しなくなってしまう心配がある。
調整はそのときの運次第で決まるので、同じような調子には戻らないのだ。
実習生の工作はほとんどそういう感じだ。
それでプーリーを半分に切って軸を挟んで貼り付けて取り付ける・・・・
こんな手間のかかることをやっているのです。
明日の天気はどうかなぁ

コメント (2)
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