デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

スチームエンジン1号無負荷高速回転試験 

2012年04月08日 22時03分24秒 | 工作実習
2012/4/8 (日曜日) 晴れ


ガス炊きボイラーのコンロにボンベを温める「加温板」を取り付けた。
これで長時間運転しても火力が落ちることは無いだろう。
それではテストしてみよう・・・・
ということで実習生式スチームエンジン1号を回してみることにした。

この1号は初めて工作したスチームエンジンでシリンダーもピストンも
アルミで作られている。
それはピストンを丸く削ることなんて思いもよらないことで適当な
太さの丸棒をピストンにしてその丸棒にぴったり合うパイプをシリンダーに
しようと材料屋であれこれ組み合わせてやっと探し出したのがこれだったのだ。

外形18mm 内径15mm (肉厚1.5mm)のアルミパイプ

外形15mmのアルミ丸棒

嵌めてみるとぴったり合う。 そしてスムーズに動く!
よーし、これにしよう。
だけどアルミはハンダ付けは相当難しいらしい。 素人には不可能らしい。
蒸気が漏れないようにするにはどうしたらいいんだろう・・・・
まぁ、それは後で考えるとして、この組み合わせで行こう・・・

と悪戦苦闘して作った1号エンジンだ。
これと組み合わせるアルミ缶ボイラーを作ってアルコールランプで熱して
動かして遊んでいたものだ。
小さいけど結構回転数は上がる。 今まででも秒20回転以上は出ている。
これをガス炊きボイラーで回したらどんなものだろう?

高速で回ってくれることを期待してテストを始めた。




テストの様子を動画でご覧ください。






ガス炊きボイラーのパワーが利いてエンジンは秒30回転(1800rpm)以上で回ってくれた。
一時は秒33回転(1980rpm)も出た。
シリンダやスライドバルブから漏れ水が激しく飛び散る。
エンジンの周りは水浸しだ。

ボイラーを止めて加温板を触ってみた。
確かに温かくなっている。
ただし“温かい”という感じで“熱い”という程ではない。
果たしてこれでパワーアップの効果はあるのだろうか?
もう少し長時間確認テストをして見なければわからない。
明日は負荷(発電機)を回してパワーテストをしてみよう。

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ガス炊きボイラーのパワーアップ   -ガスボンベを温める加温板を取り付けました-

2012年04月08日 21時36分17秒 | 工作実習
2012/4/8 (日曜日) 晴れ


ガス炊きボイラーを長時間動かしているとガスの炎が弱くなってしまうことがある。
初めてこのような事象にあったときは「あれ、もうガスがなくなってしまった?」と
ボンベを取り替えようとしてしまった。
ガスはまだたっぷりあるのに火力が弱くなるのは、液化されたガスが蒸発するときに
周りの熱を奪って冷えてしまうことが原因だ。
ボイラーに使ったガスコンロは家庭で使う卓上ガスコンロを改造したものだが、
改造するときに、こんなもの必要ない!と「加温板」を取り外してしまったのが
いけなかったのだ。
後で説明書を読んで知ったのだがボンベのガスを最後まで力強く燃やすには加温板で
ボンベが冷却するのを防がなくてはならないのだそうだ。
そこで外してしまった加温板を改造して取り付けることにした。


↓  ガスコンロを改造するときに取り外してしまった加温板。 アルミでできている。



↓  改造でガスコンロを小さくしたので加温板も小さくしなくてはならない。



↓  一部分を切りつめて短くした。





↓  取り付けた加温板。



↓  加温板を付けたガス炊きボイラー



果たして加温板の効果はどんなものだろうか。
後でテストしてみよう。
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