2020/08/12 (水曜日) 晴れ
何とか100MHz~150MHzを発振させるVFOを作ることができた。
コイルは0.9φの銅線を直径9mmの円形に5回巻いてそれに3pF~10pFの
バリコンを組み合わせてある。
可変容量が3pF~10pFならバリキャップで対応できるだろう。
バリキャップに鋸歯状波を加えて容量を変化させれば100MHz~150MHzの
範囲をスイープするVFOになる(はずです・・・)。
ちょっと前のことになるが同じような実験を300MHz~350MHzぐらいの
範囲で実験したことがある。
実験はなんとかうまくいってローカルの航空自衛隊基地と飛行中の自衛隊機との交信を
探索して電波の有無をオシロスコープ画面に表示させることができた。
この時の発信周波数スイープはTTLのカウンタICと抵抗ラダー回路を組み合わせた
鋸歯状波発生回路を使用したのだが純然たるハード回路なので工作はとても大変だった。
最近はマイコン工作にも手を出しているのでその部分はマイコンで処理できる見当が
付いている。
もしかすると、100MHz~150MHzをスイープして電波を捉えたらちょっとの
間だけワッチしてまたスイープを続ける・・・なんていうことができるかも知れない。
やってみよう・・・・・
(以上前置き 相変わらず前置きが長いねぇ)
こんな受信機を作ってみたい・・・
以前のUHFスイープ受信のときにミキサーやIFアンプ部分は工作してある。
問題は鋸歯状波作成回路だ。
バリキャップを駆動するのには3V~12Vぐらいの逆バイアス電圧をかける必要がある。
一方、マイコンの電源は3.3Vだ。
この差をトランジスタを介して吸収してみた。
鋸歯状波は抵抗ラダー回路で生成する。
今回は8bit回路で実験してみた。
抵抗ラダー回路の工作。 うまいことを考える人がいるもんだ。 本当に感心してしまう。
組みあがったラダー回路をスタティック(静的)に動作させて電圧変化を確認する。
マイコン(ESP-32)を8bitのバイナリカウンタとして動作させる。
バイナリカウンタとラダー回路を結合して動作させてみた。
何とか鋸歯状波のような波形が出ているが・・・・・・・
何とか鋸歯状波のような出力をだしているが、スパイクノイズが大きい。
それに波高値が3V強しか出てこない。
8bit目のパルスが異常に細い。
何かロジックミスがあるのかな? (ただ単なるバイナリカウンタなんだけどねぇ・・・)
ラダー回路の(トランジスタ負荷抵抗やバイアス抵抗)値もいい加減に設定してあるから
かもしれない。
時間をかけて調整してみよう。