2020/08/15(土曜日) 晴れ
マイコンボード(ESP-32)でソフトウェア的に作ったバイナリカウンタの出力を
外部の抵抗ラダー回路(2-2R)に加えて鋸歯状波を作ることはなんとか実現できた。
でもその鋸歯状波のスロープは歪んでいて真っすぐではない。
これを直線的に増加していくように修正するのは容易ではないだろう。
マイコンボードでバイナリカウンタを作っているんなら、そのパルスをESP-32が
備えているDAC(デジタル・アナログ コンバータ)で鋸歯状波にすればいいじゃないか。
とは言ってもESP-32の出力は3Vちょっと。
オイらが必要にしている鋸歯状波は10V近く(もっと高い方がいいんだけど・・・)が
必要だ。
だからESP-32のDACから出てきた鋸歯状波を何らかの方法で増幅しなくてはならない。
まぁ、3Vの電圧を10Vにするんだから3倍ちょっと増幅するだけだ。
まず最初はトランジスターでやってみよう。
入力電圧を可変抵抗器で少しずつ変化させてトランジスタに入力し、出力電圧を確認していく。
その回路図はこんなもの。 トランジスタは手持ちの中ではちょっと頑丈そうな感じのものを使った。
そのデータをグラフにしてみた。
可変抵抗器をちょっと動かしただけでもメータの値が変動してしまう。
なかなか正確な値は読み取れない。
でも何となく入力と出力が比例して変化している感じがする部分がある。
トランジスタ増幅(エミッタ接地)では入力と出力は反転している。
だから時間と共に増加していく鋸歯状波を得るためにはその反対の鋸歯状波を作らなくてはならないなぁ。
今まではバイナリカウンタを0から1,2,3と増加させいたのを(最大値)255、254、253・・・と
減らしていけばいいんじゃないの?
じゃぁ、次はDACの鋸歯状波をやってみよう。