デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

巣箱にカメラを取り付けた

2020年10月04日 20時16分37秒 | 野鳥撮影実習

2020/10/04(日曜日) 曇り

大体毎年、庭木に掛けた巣箱でシジュウカラが営巣する。
今年は4月に営巣して5月に雛が巣立って行った・・・と思ったらすぐまた営巣を始めて
6月には5月に巣立った雛達の弟、妹が巣立って行った。
1年に二度も、それも同じシジュウカラ・ペアーが営巣してくれたなんてびっくりだった。
でも可愛い雛達を二度も見ることができて幸せだった。

季節は秋になった。
春には雛を育てたシジュウカラのペアーがまた庭にやってきた。
ほとんど毎日やって来て餌箱のエサを啄んだり、水浴びをしたりして行く。
もしかすると来春にはまた営巣してくれるかもしれない。

次の営巣のときには巣箱の中にカメラを取り付けて営巣の様子を観察してみたい。
こんなことは10年ばかり前にしたことがあるが、その後は外から見るばかりだった。
手元にはその時の機材がある。
巣箱を改造してカメラを取り付けてみた。

材料は杉板。 

カメラを取り付けるために巣箱の高さを2cmぐらい高くする必要がある。
その嵩上げのための「枠」を作った。

枠が巣箱にがっちりとはまるように内側に「つば」を付けた。

巣箱にぴったりはまっているので外れることはない。

カメラを取り付けた。

屋根板を取り付けて改造は完了だ。

カメラ取付位置の調整。  上側が巣箱の出入り口方向にした。

天井板で蓋をするとカメラの画像は真っ暗だ。

内部の照明にLEDを取り付けた。

照明を点けるのは必要最小限にする。
そして照明は暗くしておく。
営巣中は親鳥はとても神経質になっている(と思う)ので余計な刺激を与えてはならないからね。

LEDを点灯したときの様子。 レッタチソフトで明るくなるように補正してやっと見えるようにした。

巣箱から観察場所の部屋までは8mばかりある。
5mのUSBケーブルを2本接続する。
中間点にはUSBハブが必要だった。
(10年前の観察のときにはハブは必要なかったけど・・・・・カメラが違うしね。)

巣箱を掛けてしまうとまた取り外すのはなかなか面倒だ。
明日、もう一度確認テストをしておこう。

コメント
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