デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

テレコンのフィールドテスト

2011年06月13日 21時46分55秒 | 野鳥撮影実習
2011/6/13 (月曜日) うす曇り



朝には雨も止んで薄日も差す天気になった。
高倍率ズームデジカメPanasonic DMC-FZ100とテレコンを持って
家の近くの遊水地へ出かけた。
遊水地の葦原では何羽かのオオヨシキリが大きな声で鳴き合っていた。
オオヨシキリは広い遊水地の真ん中の方にいてちょっと距離があるが、
いつも同じ場所で囀るのでいろいろテストするのは都合がいい。

(画像をクリックすると更に大きな画像になります。)


↓  テレコン無し。 最高精細画像(14Mpix)をズーム24倍(600mm相当)で撮影した画像。
    画面左の暗い筋は遊水地を囲むフェンスの一部が写りこんでしまったもの。        



↓  テレコン(RAYNOX DCR-2020PRO 2.2x)を取り付けてズーム32倍で撮影した画像。



32倍ズームはEX光学ズームという機能でカメラ内での撮像素子のトリミングで実現しているとのことだ。
そして説明書によると画像の劣化はないという。
そこでカメラ内部のトリミングと最高精細の画像(14Mpix)をPCでトリミングしたものとを比較して
見ることにした。


↓  1枚目の画像(14Mpix)をトリミングして拡大した画像。 ちょっとトリミングしすぎて
    大きな画像になってしまったが、2枚目の画像と比べてみてください。 



目の写り具合など、2枚目の画像の方がすっきりしているように思える。
テレコンを着けてカメラでトリミングの方がきれいに撮れるような気がする。
以前から「テレコンを着けて大きく撮るより、テレコン無しで撮ってトリミングで大きくする」
ことにこだわっていたが、ちょっと考え直さなくてはならないかもしれない。


帰りに河原に寄ってセッカを撮ってみた。
川の向こう岸の桑の木に止まって囀っていた。
距離は50m以上離れていて、セッカはチョコンとしか見えない。





↓  2.2倍テレコン装着。 カメラのズームを50倍(3Mpixの画像)にして撮った。
    思ったよりすっきり撮れている。 合成焦点距離2785mmはデジスコ並みだ。






↓  上の画像をリサンプリングサイズ(1200x900)でトリミングした画像。
    セッカの目などもわかり、案外鮮明な画像が得られたので嬉しくなった。



画像は全て三脚・リモコン(レリーズ)使用。
オートフォーカスで撮影した。
実習生としては今回のテストでテレコンもまんざらではないと実感した。





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FZ100とテレコンをテストしました

2011年06月12日 20時01分31秒 | カメラテスト
2011/6/12 (日曜日) 曇り



先日購入したPanasonic DCS-FZ100は24倍の高倍率ズームレンズ付で
高精細画像(14百万画素)でも600mm(35mmフィルムカメラ換算)の望遠撮影が
できる。
EX光学ズームという機能を使えば更に高倍率ズームができ、例えば3百万画素なら
1066mm相当の超望遠撮影ができるのだ。
これだけの望遠撮影が出来るのなら、テレコンを使うこともないだろうが、そこは実習好きの
実習生のこと、テレコンを着けてテストしてみなくては気が済まないのだ。

庭隅の睡蓮鉢にヒメスイレンの花が咲いた。
よーし、この花を被写体にしてテレコンのテストをしてみよう。



先ずテレコン無し。 カメラだけでのテスト。
当然三脚使用。 リモコンによるシャッター操作でブレを極力防止した。(つもり)
画像はリサイズのみ。 ノーレタッチ。


↓ 約10m先のヒメスイレンの花(直径6、7cm)を600mm望遠で撮影。



↓  EX光学ズーム(7百万画素・34倍)の844mm相当の望遠撮影。



↓ EX光学ズーム(3百万画素・50倍)の1266mm相当の超望遠で撮影。



次にテレコンを着けてのテスト。
先ずは OLYMPUS TCON17


 ↓  FZ100 + OLYMPUS TCON17のセット






↓ 最大画素(14百万画素)の最大ズーム(24倍)600mm相当にTCON17(1.7x)を装着して
   合成焦点距離 1020mmの超望遠撮影だ。
   何だかボケてる感じだ。 慎重にピントを合わせたつもりだけど・・・・ 



↓ 他の画像サイズにしてもやっぱりボケる





次にRAYNOX DCR-2020PRO(2.2倍)を装着してテスト。

↓  FZ100 + RAYNOX DCR-2020PROのセット





↓  最大画素(14百万画素)の最大ズーム(24倍)600mm相当に2020PRO(2.2x)を
    装着して合成焦点距離 1320mmの超望遠撮影。  この画像はすっきりだ。





↓  EX光学ズーム(7百万画素)34倍の844mmで撮影。 テレコンの2.2倍すると
    1857mm相当と2000mm近い超超望遠撮影だ。 




今日のテストの結果ではFZ100と2020PROの組み合わせの方がすっきりした写真が
撮れるような気がする。
今まで使用していたFZ28ではTCON17の方が結果は良かったのだが・・・・・
先日、TCON17をうっかり地面に落としてしまったがそのとき、光軸でも狂ったのだろうか?
後日、FZ28と組み合わせて確認試験をしてみよう。

それからFZ28のときは2020PROを取り付けると最短合焦距離は10m近くもあったが
今回のFZ100では(マクロモードにすることにより)5m以内でもピントが合うことがわかった。

被写体が花と野鳥では撮れた写真は比較できないが、まぁ、撮れ具合はなんとか確認できた。
明日はこのテレコンを着けてシジュウカラでも撮ってみよう。






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シジュウカラの親子がやってきた

2011年06月11日 21時02分26秒 | 野鳥撮影実習
2011/6/11 (土曜日) 朝のうち雨 後曇り 午後は晴れ



庭でニィーニィーニィー、ジュクジュクジー・・・・と可愛らしい鳴き声がした。
あっ、シジュウカラが幼鳥を連れてきたんだ。
急いでカメラを用意して外に出た。



↓  親に連れられた何羽かの幼鳥が餌箱の周りでおやつを催促していた。






↓  幼鳥はもう大分大きくなってしっかりしてきた。 でもまだ親から餌をもらおうとしている。



↓  親鳥は餌箱の中に入ってムキヒマワリを咥えてでてくる。 幼鳥は待ちきれないみたいだ。



↓  大きな口を開けて餌の催促だ。



↓  こんなに大きくなっても口移しで貰ってる。 甘えん坊だなぁ・・・・



↓  このあどけない顔。 幼鳥はほんとうに可愛いよ。




幼鳥も大分成長した。
親鳥を追いかけて庭を飛び回っている。
早く一人前になって庭で演技してくれるのを心待ちにしている。


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サンコウチョウを見に行きました

2011年06月11日 19時46分18秒 | 野鳥撮影実習
2011/6/11 (土曜日)  朝のうち雨 後曇り 午後からは晴れ



今日のようなぐずついた天気のときは庭にシジュウカラの親子がよく遊びにくる。
親鳥は(多分、コウちゃん夫婦だと思います)シジュカラ専用餌箱にムキヒマワリが
置いてあることを知っていて、幼鳥を連れてそれを食べにくるのだ。
今日はそんな親子にカメラを向けて撮影実習をした。
その時の幼鳥達の可愛い仕草の写真もアップしたいが、その前に一昨日(9日)に
遠征してきたサンコウチョウをアップしなくてはならない。
今夜のブログねたはこれにします。


(2011/6/9 木曜日 晴れ)

はるか昔の現役時代に同僚だった友人に誘われてサンコウチョウの営巣地に行ってきた。
そこは市民の森という自然公園だった。 その山の急斜面の木々が茂った上の方に巣があった。
ここには何度も来たことがある友人が、「あそこだよ」と巣のある場所を教えてくれたが
どこにあるのかさっぱりわからない。
先着のカメラマンがレンズを向けてる方角で大体の見当をつけて双眼鏡で探すのだが見つからない。

「あの木の枝の下から3番目と4番目の間に見えるだろう!?」

やっと見つかった。 遠い! 遠くてちっちゃくしか見えない。
何だか尻尾だけが見えた。
今はまだ抱卵中だそうだ。 大丈夫かな?
まぁ、急斜面の森のなかでここからは大分離れているから大丈夫だろう。
それにしても、サンコウチョウは尻尾だけしか見えない。
何だかちょっとがっかりだった。
ときどき動いて嘴がちょっと見えるときがある。
まぁ、食事のときに飛び立つだろう、とチャンスを待った。
しばらく経って、巣の中のメスが飛び立ち、変わりにオスが巣に入った。
そのときやっとサンコウチョウらしき写真が撮れた。



↓  メスと交代するオス。 やっと撮れた1枚。







↓  オスと交代して巣の中に入るメス。 メスは辛抱強く1時間以上も巣の中にいる。
    そこにいくとオスは15分もすると巣を出てしまう。 やっぱりオスはいい加減だな? 



以上はデジスコ(KOWA TSN-664ED 30倍アイピース) + SONY DSC-W300)で撮影
画像はノートリミング ただしレタッチソフトによる画像補正をしてあります。




↓  つい先日購入したPanasonic FZ100のテストもしてみた。
    EXズーム(3メガピクセル)最大 1266mm相当で撮影した画像です。
    これもノートリミング 画像補正あり です。




何かもうちょっと良い写真を、と粘ったがこれからまた遠距離を帰らねばならないので
早めに切り上げて帰路についた。

ご案内くださったUさん、ありがとうございました。
ご同道くださったBさん、お疲れさまでした。


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クジャクとシジュウカラ・・・・・えっ!?

2011年06月10日 22時08分43秒 | 野鳥撮影実習
2011/6/10 (金曜日) 曇り



今年最後のクジャクサボテンの花が咲いた。
今日で三日目なのでもうすぐしぼんでしまうだろう。
今のうちに舞台にしてシジュウカラに演技してもらおう。




↓  Panasonic FZ100 で撮ったクジャクサボテン・シジュウカラ。



↓  CANON EOS-7D + EF300mmf4L IS USM で撮影。




ええぇっ、「クジャクとシジュウカラ」ってクジャクサボテンのことなの!?

ええ、そうです。
あぁ、タイトルのことですかぁ・・・ サボテンって書くのを忘れてしまいましたぁ。
おさがわせしてすみませぇーん。



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実習生式すべり弁の構造です

2011年06月10日 20時09分49秒 | 工作実習
2011/6/10 (金曜日) 曇り



先日、このブログの工作記事をご覧くださった方からコメントをいただきました。
そしてご丁寧に参考資料も寄せてくださいました。 
こんな拙い、独りよがりのブログをご覧いただけただけでも嬉しいのに
実習生が作った「すべり弁」の構造を知りたい、とまでおっしゃってくださいました。
こんなものでも実習生にとっては丹精こめて作った作品です。
どなたかが興味を示してくださればとても嬉しく、これからの工作の励みになります。
そこで、以前、同様な記事をアップしましたが、再度すべり弁の工作過程、構造などを
アップさせていただきます。



↓  すべり弁の寸法図です。 実際に出来上がったものは寸法が狂って歪んでしまいました。




↓  すべり弁の構造・動作概要図。 



↓  ケースは1mm厚の真鍮板を切り取り、曲げて箱上にします。
    すべり弁がスライドしながら蒸気を制御する底板は2mm厚の真鍮板で造りました。



↓  すべり弁のケースとすべり弁(左の小さなもの)。 すべり弁は5mm厚の真鍮板を加工した。



↓  ケースとすべり弁の大きさはこんなものです。



↓  ケースには蓋を取り付けるためのフランジ(鍔)を取り付けます。
    フランジは真鍮の平角板をロー付けで作りました。 



↓  ケースの底面です。  この穴にシリンダーに蒸気を送るパイプをはめ込みます。



パイプをはめ込んでその後は半田付けで隙間を塞ぎ、蒸気が漏れないようにします。
フランジとケースも半田付けで止めて、隙間が無いようにします。
すべり弁と駆動棒を支えるパイプは正確に水平になるように注意して半田付け固定します。



↓  出来上がったすべり弁。  すべり弁が左右に動いても常に底板に密着しているように
    すべり弁の取り付け位置を調整します。 



もう少し正確な構造図を描こうとしましたが、なかなか思うようには描けませんでした。
舌足らずな説明になってしまいましたが、これで構造などがお分かりいただければ幸いです。
どうぞこれからもよろしくご指導のほどお願いいたします。
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テスト走行はOKでしたが、またまた問題が・・・・・・・

2011年06月08日 19時20分05秒 | 工作実習
2011/6/8 (水曜日) 曇り後晴れ



毎日観察を続けていたシジュウカラの雛も巣立ってしまった。
何だかちょっと心の中に穴が開いたみたいだけど、そろそろ元の(何でも)実習生にもどろう。
というわけで今日は久しぶりに模型機関車工作をした。
いよいよこれから機関車に搭載するボイラーを作るのだが、その前に先日組み立てた機関車の
足回りが蒸気の力で動き出すかテストしてみることにした。
ボイラーは今までテストで使っていたもので代用して、長いチューブを引っ張って蒸気を
供給して走らせて見ようというわけだ。



↓  長いチューブでボイラーから蒸気を供給して車台を走らせてみることにした。
    車台は頭でっかちでお尻が持ち上がってしまうので車台の後部に重り(ネジの入った箱)を
    置いてバランスをとった。



↓  アルコールランプに点火。 しばらくして圧力が上がり台車は動き出した。 



↓  狭い作業台ではすぐ行き止まりになってしまう。
    停止すると圧力計の針はどんどん上がっていく。  車台は強い力で前進しようとしている。



うーむ、よしよし・・・・・
これでボイラーの蒸気で動くことが確認できた。
次はレールの上を走らせてみることにした。


↓  レールを敷いて車台を載せた。 バランス用の重りにはミニアンビル(小さな金床)を載せた。
    さっきよりは重くなったはずだ。



↓  ボイラーの圧力が上がり始めた。



↓  圧力が高くなると勢いよく動き出しであっという間に行き止まりまで・・・・



↓  更に重りを増してテスト。 これで搭載するボイラーぐらいの重さだろう・・・



↓  圧力が上がるとヨッコラショ、と動き出した。





↓  行き止まりにドスン、という感じでぶつかった。



↓  なかなか動きのある写真は撮れなかったがわずかに動きが感じられるものがあった。




今までのテスト用ボイラーで車台を動かすことは成功した。
新しいボイラーをもう少し小さめに作って車台に乗せればいいだろう。
だけどまたまた問題が発生した。
というのは
この車台はボイラーの圧力を相当高くしないと動き出さない。
そして動き出すと今度は高い圧力が来ているので相当な勢いで動き始める。
こうなるとカーブでは曲がりきれず脱線してしまうのではないだろうか?
人間が乗っていてバルブを閉めて蒸気の圧力を調整すればいいのだが、
この模型ではそうはいかない。
コンピューター制御やリモコンはこれもまた大変だ。
(難しくて実習生の手には負えない)

原因はピストンの蒸気漏れが大きくて力がでないのでスムーズに起動できないのだろう。
まぁ、初めだけ手で押してやればいいのだが、それは格好悪いし・・・・・

(何が“格好悪い”だ・・・ どうせ全てが格好悪いくせに・・・)

あぁ、そうですねぇ・・・ そのとおりです。 格好を気にするような模型ではないのです。
先へ進みましょう。  今更後戻りは出来ません。


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久しぶりのアオバズク

2011年06月07日 22時05分18秒 | 野鳥撮影実習
2011/6/7 (火曜日) 曇り時々晴れ



久しぶりにアオバズクに会いに行ってきた。
ここに来るのは2年ぶりになる。
先日購入した高倍率ズームコンデジFZ100のテストを兼ねての撮影実習だ。
現地に着いてみると鳥撮り先輩が一人、帰り支度をしていた。
そして私をアオバズクがよく見えるポイントに案内してくれた。
アオバズクは枝や茂った葉の影に止まっている。
全身を見ることができるポイントは数箇所しかない。
そこに三脚を立てて早速撮影実習を始めた。


アオバズクまでの距離はおよそ20mぐらい。
葉の茂った枝に囲まれた暗いところに止まっている。
コンデジで撮るにはちょっと条件が悪いかもしれない。
幸いアオバズクはじっとして動かないのでスローシャッターでも何とか撮れた。


(画像をクリックすると拡大画像が表示されます。)











動きの早いものは皆ぶれてしまった。






FZ100は最高画質(14メガピクセル)のときの最大ズームは600mm(相当)だ。
更にEXズームという機能があって画素数を少なくして大きく撮る(ズームを大きく)ことが
できる。 まぁ、一種のトリミング機能だけど画質を劣化させずに拡大できるということだ。
例えば3メガピクセルにすれば1066mm相当の望遠撮影ができるのだ。

最高画質で600mm相当で撮ってパソコンでトリミングするのと、カメラでトリミングする
のとでは、どちらがきれいに仕上がるかはこれから実験して確認してみたいが、今日の結果では
カメラでトリミングするのもなかなかきれいに仕上がるという感触を得た。
ただしズームを大きくしていくとレンズが暗くなってしまうのでこの辺がどんなものだろうか?

こんな小さなカメラで1000mm相当の望遠撮影が出来るのだから便利だ。
今度の旅行にはこれを持って行こうと思う。


画像は全てノートリミング。 1200×900へのリサイズのみ。
ただし画像の明るさ、コントラスト、色調等の補正を実施してあります。


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シジュウカラの雛が巣立ちました

2011年06月06日 19時52分34秒 | 野鳥撮影実習
2011/6/6 (月曜日) 晴れ


一昨日あたりから巣箱の中の雛の動きが活発になってきた。
巣箱の丸穴から顔を出したりするようになった。
もうすぐ巣立ちだろう。
今日も朝から巣箱の様子を注視していた。



↓  餌を運んで来た親鳥もすぐには巣箱に飛び込まないようになった。  



↓  巣箱の出入り口で雛に餌を見せびらかして「早く出ておいで・・・」と雛を呼んでるみたいだ。



↓  餌に釣られて?雛が出てきた。 親鳥から口移しで餌を貰っていた。



↓  おっ、体を乗り出したぞ! 巣立ちかな・・・ いや、また巣箱の中に戻ってしまった。



雛は巣箱から体を乗り出して今にも巣立ちしそうだったが、また巣箱の中に戻ってしまった。
しかし、もうそう長い先ではない。  間もなく巣立ちするだろう。
もうすぐ昼時だ。
ちょっと早いけど、今のうちに昼飯を食ってしまおうと、食卓に着いた。

これが大間違いだった。
カメラから離れてすぐ巣立ちが始まってしまったのだ。
それとも知らずに、のん気に昼飯を食べてお茶を飲んで、カメラに戻ったが、何だか様子がおかしい。
親鳥がなかなかやってこない。
ようやく飛んできても巣箱の中をちょっと覗いて、すぐ飛び去ってしまう。
それに巣箱の中も何だか活気がない。

あれっ、何かあったのかな!? もしかしてヘビでも入って雛を食べてしまったか!?

心配になって巣箱の中を見てみることにした。
脚立を立てて木によじ登り巣箱の蓋を開けてみた。(もし、ヘビがいたら・・・と恐々で開けた)
あれーっ、雛は一匹もいない・・・・  もう巣立ってしまったんだ!!!
このところ毎日、巣立ちの瞬間をカメラに納めようと頑張ってきたのに無駄になってしまったのだ。

一方、毎日の観察のとき、ノートパソコンにセットした「動体監視システム」で巣箱の出入り口を
監視していたが、今日もその監視をしていた。
もしかして巣立ちの様子が撮れているかもしれない。
記録を確認してみた。  あっ、写ってる、写っていたよ!


↓  巣立ちしようとスタンバイする雛か?   11時48分45秒  



↓  これが最初の巣立ちか?   11時51分28秒



↓  次の雛がスタンバイ。   12時00分20秒



↓  2羽目が巣立った。   12時00分49秒



↓  3羽目が体を乗り出した。    12時04分16秒  



↓  3羽目が飛び出した。  何だか飛び出し方が下手みたいだ。  12時04分47秒



↓                                12時04分49秒



↓                                12時04分50秒



↓                              12時04分51秒



↓                               12時04分52秒



↓   時々親鳥がやってきてあたりを見回している。   12時28分22秒



↓   巣箱の中の様子を確認してすぐ飛び去って行く。  12時36分23秒



取り外した巣箱の様子です。

↓  巣箱の中。  あまり上手な作り方ではない。 まだ若い夫婦が作ったんだろうね。



↓  巣床をどけてみたら巣箱の底に卵が二つ落ちていた。 巣床の隙間から漏れてしまったのだろう。



↓  こんなに小さな卵だった。




巣箱を掛けたときから雛がヘビに食べられてしまわないか、それが一番心配だった。
昨年は巣立ち直前の8羽の雛をヘビに食べられてしまった苦い経験がある。
今度はいつもヘビを追い払う長い棒を手元に置いて、もしヘビが襲ってきたら裸足で飛び出して
素手で捕まえる覚悟もしていたが(本当に素手でヘビをつかめるか自信はありません)
そんなこともなく無事に巣立ってくれて本当によかった。
このところずーッと巣箱の観察にはりついて、他のことは何も手がつかなかったが
明日からはまた工作も再開したいし、どこかフィールドにも行って見たい。

(巣箱の観察記完)


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これはコウちゃんのジュニアです

2011年06月05日 22時09分21秒 | 野鳥撮影実習
2011/6/5 (日曜日) 曇り



庭には、中にムキヒマワリを置いたシジュウカラ専用の餌箱がある。
シジュウカラだけが出入りできる小さな丸い出入り口があって
ムキヒマワリを横取りするスズメは入れないようになっている。
冬の時期にはシジュウカラがやってきてお腹を満たしていく。
最近では夏の時期にもやってきておやつを食べていく者もいる。

その餌箱にシジュウカラのコウちゃんがジュニアたちを連れてきた。
そして餌箱の中のムキヒマワリを取り出してジュニアたちに与えていた。


↓  バードテーブルの上に置いてあるシジュウカラ専用餌箱。 中にムキヒマワリが入っている。 



↓  シジュウカラ・コウちゃんのジュニアたち。 親鳥を追いかけてこんなところにやってきた。



↓  コウちゃん(もしかするとコウちゃんの嫁さん。 つまりジュニアたちのおかあちゃんかも知れない)
    は餌箱からムキヒマワリを咥えてきて嘴で突いて柔らかくしてからジュニアに持っていく。



↓  「あっ、おかあちゃんが来た・・・・」と上空を見上げるジュニアたち。




↓  「はやくご飯をちょうだい!」とジュニアたちは大きな口を開けて催促だ。



↓  口移しで餌を与える親鳥。 一生懸命わが子を育てるその姿には心打たれるものがある。 



つい先日までは頻繁に姿を見せてくれたジュニアたちだが最近はあまりやってこない。
一人で餌を見つけられるようになってあちらこちらを飛び回っているのだろうか。
去年はもう少し経って凛々しい若者になってから庭にやってきた。
今年もそうなってくれることを期待している。

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