ドガティ君と一緒に近所を歩いていると、我々夫婦は、近所の顔なじみの御夫婦に遭遇した。
その奥様が「これ、あげる」とおっしゃった。
七里ガ浜住宅地って、散歩していて挨拶しただけで、たまにモノをくれる人がいる(笑)。
ラッキョウだ。
ラッキョウと書くが、発音は普通「ラッキョ」というね。
作り方をその奥様に尋ねると「簡単にやるならミツカンのカンタン酢でもいい」ってことだったので、頂いて来た。
生で味噌つけて齧ってもおいしいらしい。刻んで塩してごはんのお供にしてもいい。つまりはノビルと同じような扱いだ。
「辣韮」などと書くくらいだから、処理していると結構野生の香りがする。
妻がラッキョウを洗って先端部分を切っているところだ。
妻はこれを3種類に分けるらしい。
1.普通の酢漬け
2.味噌漬け
3.醤油漬け
漬ける前の状態だ。
「はい、これ、あなたの分」と渡された。
細かく刻んで塩でもかけて混ぜて置いておけば半日後にはふりかけみたいになるだろうということだが、それは私が担当するらしい。
そして妻はピラティス教室へ出て行った。
はい、はい、わかりました。
こちらも準備完了だ。刻んで塩をかけて混ぜておいた。
次の話題。
靴を履き替えよう。
私の歩き方が悪いのかもしれないが、私が履く靴はすぐダメになる。高いのを買っても安いのを買っても比較的短期間でダメになるのだ。
1.底がすり減る、2.底が本体から剥がれる、3.本体に亀裂が入る、と言った現象が現れる。
新しい靴はすでに買ってあるが、古い靴に関してはいろいろ不具合がありながらも決定的な破損ではなくなんとか履けたので、この靴が裂け始めてから半年ほど我慢してずっと履いていた。しかしさすがにちょっとひどい状態になって来たので、交換する。
雨も入ってくるしね。
底も穴が開いているし。
さて、私はまたランチ当番だ。
ピラティス教室から妻が帰宅するタイミングで、ランチを完成させる予定。
ピーマンを切る。
これが難しい。ピーマンもキャベツも、回鍋肉の時は大き目に切らないといけない。
しかしこんなに細くひん曲がったピーマンを、回鍋肉に合わせて大き目に切るのは簡単ではない。
それでもまあとにかくキャベツとピーマン、そしてニンジンも大き目に切った。
回鍋肉は大き目に切らないとあかんのだ。
スープ。
スープに入れるネギ。
回鍋肉の調味料はこちら。
酒、醤油、豆板醤、甜面醤、砂糖。片栗粉は最後にね。
あっさりした味にしましょう。
胃が疲れている(笑)。
ニンニクもやめて置こう。
全部ブレンド。
楽な回鍋肉だ。
食材Aを調味料Bで調理したあとで、そこに食材Cを加えて調味料Dも新に加えて、炒める・・・なんて面倒なことをしない。調味料は全部ブレンドして一気に入れる。
水溶き片栗粉だけは最後ね。
うまそうな豚バラだね。
ドガティ君がスタンバイ。
何も落ちて来ませんよ。
「そんなことはないと思うのです・・・」
無理だと思いますよ。
油、中華鍋、豚バラ。炎の料理人が登場だ。
大いに期待が盛り上がるドガティ君。
「ボクもついに豚バラというものが食べられるのですかねぇ」
いえ、無理だと思います。
絶対ないよ。ありえません。
「何かちょっとでもくださいませんか?」
止めたほうがいいですよ。
あなたすぐお腹壊すから。
ドガティ君はキッチンを去る。
ダイニングテーブルの近くで休憩中。
さて、私は肉に続き、野菜をぶっこんで軽く炒め、調味料のブレンドを投入。
妻が間もなく戻るタイミングだからね。
中華鍋をドリャァ~~~~!と叫んで振り回す。
ドガティ君は玄関に出た。妻のお迎えだ。
回鍋肉が完成。
美味そうだよ。
回鍋肉定食をどうぞ。
めちゃ旨いですよ。
いいですねぇ、甜面醤や豆板醤。
回鍋肉っておいしい。