今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

今日もまた、最愛の孫のお話し

2012-08-31 07:34:19 | 

一昨日は、、長女家のR君への思いの丈を綴り、さっちゃんとK君のことが後回しになってしまいました.

さっちゃん、K君にチョット申し訳ないですね。

年の順ということにしておきましょう。(笑)

 

私のR君への思いは、如何せん、特別なものがあります。

何と言っても初孫で、それはそれは、尽くし方が、尋常ではありませんでした。

妹の夢路も、呆れるほどでしたから。

私は、まだ50代の後半で、夫も働き盛り。

老年に差し掛かっていたとはいえ、今とは比べ物にならないほど元気。

Rが熱を出すと、朝な夕なに、娘宅へ駆け参じ、母親の代理役を務めたものです。

幼い頃のRの洋服を選ぶのが楽しく、ラルフとファミリヤ一辺倒でしたが、私がほとんど買っていました。

夏になれば、炎天下をものともせず、幼いRを連れて、夫と旅行にも、再三出かけました。

思い出があり過ぎて、とても語り尽くせるものではありませんが。

四人の孫への私の思いには、変わりはないはず。

           

                     パパがお迎えに来て、一足先に帰るK君をお見送り

 

            K君のお荷物                        お別れするのが悲しそうなK君

しかし、年を重ねる毎に、私の体力の減退は甚だしいものがあり。

もともと異常に疲れやすい体を、孫可愛さの一途な思いが支え、気力のみで頑張っているところがありました。

その上、年金暮らしになると、、孫の世話より夫の世話に手がかかり、Rに掛けたような時間のゆとりが、全く持てなくなりました。

過労で倒れ、また入院をしたりもして。

それを見た娘達は、遠慮して孫の面倒を以前のように頼まなくなりました。

 

次女のK君とは、パパの単身赴任で、数年同居しましたが、私は年中風邪をひいてばかり。

子供の菌は強いらしく、免疫力の弱い私は、孫やお迎えの保育園で貰い受け、すぐに感染。

 

でもK君は、本当に手のかからない素直で穏やかな子で、ジジもババも苦労は全くしませんでした。

K君との楽しい思い出ばかりが、蘇ります。

 

さっちゃんとK君は本当に仲が良く、物ごころつき、遊び始めるようになって以来、喧嘩をしたことがまるでありません。

当然、年上のさっちゃんがリーダーシップを取っている訳ですが、K君も実に興に載って、面白おかしく、その相手をします。

いつも、それはそれは楽しそうな二人です。

K君は、担任の先生が、いつも大変褒めて下さるようで、今のところ、心配の要素がまるで見つかりません。

          

 

       おじいちゃんとお散歩にお出かけ                   二人が書店で選んだ本

しかし、二歳年上のさっちゃんは、気がとても強いところがあり、言葉も少々乱暴。

スカートは大嫌いで、よほど強くお願いしないと、女の子らしい身なりをしてくれません

ママに似れば良いものを、存在感の強いパパの感化の方が大きかったようです。(笑)

娘達の幼い頃とは、まったく異なる雰囲気で、私は、少々戸惑い、心配になった時期がありました。

けれど、久しぶりに会う親戚のの人達は、実に面白い子だ、と言って、さっちゃんに一目置いてくれます。

夢路の旦那さんも、さっちゃんのことを、実に可愛い子だ、と言い、お気に入りのようです。

 

こんなわけで、K君とは違って、心配な要素も持ち合わせたさっちゃんでしたが、最近の目覚ましい成長には、目を見張るものがあります。

私は感心することばかり。

私が共に過ごした4日間で、まだ小三にもかかわらず、敬服したほどのエピソードを、いくつかご紹介しましょう。

 

まずは、我が家から、家路に就くために、電車に乗った時のことです。

二人で荷物を提げ、シートに腰かけていました。

私は、わが腕に目をやった時、、腕時計をしていないことに気が付きました。

「おばあちゃん、腕時計忘れた見たい?」と、さっちゃんに話しかけたところ、さっちゃんが、元気な口調で、きっぱりと言いました。

「そんなことないよ。ばぁばは、確かに腕時計していたよ」

一瞬ドキッ!、と。

でもすぐ思い直し、さっちゃんの勘違いと、思い込もうとしました。

ところが、さらに強い口調で、絶対していた、と言うのです。

 

私が長年腕にはめてきたお気に入りの時計。。

ドキドキ、と次第に胸が高鳴りました。

 

そして何気に、バッグに目をやると、中に入れた小物の上に、その時計が乗っかっていました。

外れて落ちたのでしょうか。

こんなこと初めてのことです。

胸を撫で下ろし、また腕にはめ直そうとしたところ、さっちゃんが、また元気な口調で、私に注意しました。

「ばぁば、はめたらだめ!外れた物は、また落ちるかも知れないよ」

誠にその通りですね~

時計のチェーンに不備が生じての出来事かもしれません。

外出中に、また落下でもして、気が付かなければ、紛失の最悪の顛末もあり得ますもの。

まだ低学年にもかかわらず、さっちゃんの行き届いた心配りに、私は恐れ入ってしまいました。

まだ可愛いだけの存在と思っていた孫が、一気に頼りがいのある存在へと。(笑)

 

感心したのは、これだけではありません。

夕刻、長女宅に到着してからのこと。

夕食は、私がこしらえてあった、冷凍のカレーライスに、アボカドのビシソワーズ、サラダの三品でした。

ところが、残念なことに、ビシソワーズが余り冷たくありません。

 

そのことを、さっちゃんに話すと、「ボウルにお水を張って、そこに入れて出せば」と、助言してくれました。

そして自分でボウルに氷も入れ、すべて準備を整えてくれたさっちゃん。

私がただただ感心し、さっちゃんの機転を褒めると、「ママがいつもそうしているから」との返事。

 

更に今度は、残りのビシソワーズを冷蔵庫にしまおうとしたところ、「ばぁば、サランラップを被せてね」と。

確かに、その通りです。(笑)

「さっちゃん、本当によく気が付くわね~」というと、また、さっきと同じ返答。

「ママがいつもそうしているから」

 

ママの背をしっかり見つめて、成長しているさっちゃんです。

ママとは異なり、言葉は多少乱暴で、男勝りのところはあるけれど。

将来はきっといい奥さんになること間違いなし、と太鼓判を押してあげたい心境に、私はなりました。

 

更に、まだ感心したことがあります。

これが一番、感動したことかしら。

両親共に働いているので、子供達にも家事の分担の割り当てが、一つ二つあるようです。

さっちゃんが話すに、食洗機で洗浄後の食器やキッチン用具を、片付けるのは、さっちゃんの役目とのこと。

汚れた食器をそこに詰めるのはパパのお仕事のようでした。

お兄ちゃんのR君の分担もありましたが、内容を忘れてしまいました。

 

その日は、パパのHさんは、帰宅が遅い日。

いつもの私でしたら、気を遣って、必ずきれいに後片付も済ませ、就寝するところですが。

数日間の孫の世話で、疲労困憊がはなはだしくて、私は、これ以上働けないような状況でした。

それを察したのか、さっちゃんが、汚れた食器まで、軽く水道水で流し、食洗機に収めてくれたのです。

そのテキパキした手際の良さは、私に勝るとも劣らないほど。

おちびちゃんの可愛い奥様、と言ってもおかしくないほどでした。

実に、甲斐がいしい働き振り。

その時の写真を、連続写真のようにして、幾枚か掲載しますね。

正に、感動ものでしたよ。

 

 

 

 

今後、歳を重ねるごとに、私は弱っていく一方でしょう。

しかし、キャリアウーマンの娘達は頼ることもできず、将来に、幾分心細さを覚えていた私ですが。

意外なところに、、助け人がいてくれました。

さっちゃんが年頃になったなら、色々頼って、力になってもらいましょうかしら。(笑)

 

孫達は、四人四様、それぞれの個性を生かし、これからも健やかに成長してくれるに違いありません。

この子達のために、私に何かできることがあるでしょうか?

もう何もありませんね~

せめて訪ねてきてくれた時は、美味しい料理を食べさせ、のんびり過ごさせてやりたいものです。。

今の私の生きがいといってもいい、孫達の今後の成長を楽しみに、私も素敵なおばあちゃんを目指して、もうひと頑張りすることに致します。

今日はK君が、またお泊まりにきます。

 

長女は、一昨日、10日間の出張を終え、、ニューヨークから無事に戻ってきました。

連日会議漬けで、さすがに疲れたとか。

愚かな私は、「それってすべて英語?」との愚問。

「もちろんよ」でした。(笑)

 

30日の歩数 6120歩

 

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