いつもあまり人気のない記事を、今日はまた綴ります。
私には、かけがえのない内容なのですけれど。(笑)
お料理記事は、もっと簡単に閲覧できるように、といま整理中です。
最後に私の思いも書いていますので、宜しければ目を通して下さいませ。
東山魁夷作 光昏
サービスする心
与え与えられるのが、この世の理法である。
すなわち、自分の持てるものを他に与えることによって、それにふさわしいものを他から受けるのである。
これで世の中は成り立っている。
だから、多く受けたいと思えば多く与えればよいのであって、充分に与えもしないで、多くを受けたいと思うのが、
虫のいい考えというもので、こんな人ばかりだと、世の中は繁栄しない。
与えるというのは、わかりやすくいえば、サービスするということである。
自分の持っているもので、世の中の人びとに精いっぱいのサービスをすることである。
頭のいい人は頭で、力のある人は力で、腕のいい人は腕で、優しい人は優しさで、そして学者は学問で、商人は商売で・・・・・・。
どんな人にでも、探し出してくれば、その人だけに与えられている尊い天分というものがある。
その天分で、世の中にサービスをすればよいのである。
サービスのいい社会は、みんなが多くを与えあっている社会で、だからみんなが身も心もゆたかになる。
おたがいに繁栄の社会を生み出すために、自分の持てるもので、精いっぱいのサービスをしあいたいものである。
我が家の夕食の献立
あきのおこわ・かつおのたたき・人参ともやしのサラダ・さつまいものレモン煮
秋のおこわ
栗は甘露煮を使用していますので、調理は実に簡単です。
娘宅にもサラダとともに、分けてあげましたところ、とても美味しかった!と言って大層喜んでくれました。
秋のおこわ
<材料>
もち米 ・・・・・・・・・・・・・・・3カップ
鶏もも肉・・・・・・・・・・・・・・・小1枚
しめじ・・・・・・・・・・・・・・・・1パック
生しいたけ・・・・・・・・・・・・・・1パック
人参・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2本
ぎんなん・・・・・・・・・・・・・・・約15粒
栗の甘露煮
即席だしの素・・・・・・・・・・・・・小匙1
調味料・・・・・・・・・・・・・・・・塩、薄口しょうゆ、酒
<作り方>
① もち米は、炊く1時間以上前に洗い、水に付けておき、蒸す10分くらい前にざるに上げ、十分に水を切ります。
*私は、5~6時間水に付けました。
② 鶏肉は一口大に切ります。しめじは小房に分け、椎茸は石づきを切り落として2~4つ割りにし、混ぜ合わせて、薄口しょうゆ大さじ1をまぶします。人参は5㎜厚さのいちょう切り、ぎんなんは殻を取り、塩ゆでにして薄皮をむきます。栗はさっと洗って大きい場合は二つに切ります。(ぎんなんは、今回忘れましたが、いつも缶詰使用の私です。)
③ 鍋に薄口しょうゆ大匙3、酒大匙2を入れて煮たて、鶏肉を加えて、強火で煮ます。鶏肉の色が変わったら、にんじんを加え、水カップ11/2を加え、だし素小匙1を加えます。
④ ③が煮立ったところに、水気を十分切ったもち米を入れ、強火で時々しゃもじで混ぜながら汁気をほとんど吸わせます。
⑤ 蒸気のたった蒸し器に、オーブンシート(または、水でぬらした蒸し布)を敷き、④を入れて広げ、②のしめじ、しいたけ、ぎんなん、栗を散らし、ふたをして、強火で20~30分間蒸らします。
⑥ 蒸し上がったら、全体を軽く混ぜ、器に盛ります。
かつおのたたき
かつおのたたき
<材料>4人分
かつお(たたき用)・・・・・・・・・・1/4尾
A
酢・・・・・・・・・大匙1
塩・・・・・・・・・小匙1/2
大根・・・・・・・・・・・・・・・・・1/4本
しょうが・・・・・・・・・・・・・・・1かけ(15g)
B
薄口しょうゆ・・・・小匙2
塩・・・・・・・・・小匙1/4
青じそ・・・・・・・・・・・・・・・・20枚
みょうが・・・・・・・・・・・・・・・3個
花穂じそ・・・・・・・・・・・・・・・8本
☆花穂じその変わりに、紅たでを彩りとしてかつおの上に、私は散らしました。
<作り方>
① かつおは皮目を下にして置き、やや皮目よりに金串を3~4本、末広に打ちます。
強火の直火にかざして、皮目から焼き目をつけ、身はサッとあぶって、氷水につけます。
② ①のかつおが冷えたら、すぐに水気を拭く。端から8mm幅に切り、まな板に並べておきます。
③ Aの調味料を混ぜ、②のかつおにかけて手でたたき、下味をつけたら、冷蔵庫で冷やします。
④ 大根は皮をむいてすりおろし、水気をしぼります。しょうがはすりおろします。
⑤ ④にBの調味料を加えて混ぜ合わせます。
⑥ ③のかつおのひと切れずつに⑤を適量のせ、青じそで包む。
⑦ みょうがはせん切りにし、水に放してから水気をきる。
⑧ 器に⑥を盛り、⑦と花穂じそを添える。
もやしと人参のサラダ
糸かつおをのせるのを忘れてしまいました。
<材料> 二人分
モヤシ 1/2袋
人参 50g
ほうれん草 100g
ツナ(油漬け、缶詰) 小1缶 80g
糸がつお 適宜
<作り方>
① 人参はは細い線切りにします。
② 鍋に湯を沸かし、塩一つまみを入れてほうれん草を入れてさっとゆで、冷水に取って冷まし、ざるに上げて水気を切ります。
同じ湯に、ニンジンともやしを入れさっとゆで、冷水にとって冷まし、ざるに上げて水気を切ります。ほうれん草の水気を絞り、根元を落として7~8㎝長さに切り、もやし人参とともに、ボウルに入れます。
③ ツナは、油を小匙1ほど残して油を切り、耐熱性容器に入れます。しょう油小匙11/2、砂糖小匙11/2を加えてサッと混ぜ、ラップフィルムをフワッとかけて電子レンジ(500W)に約30秒かけます。
④ ③に②を加え、酢大匙1~11/2を回しかけ、こしょう少々を加えてよく和えます。器に盛り、糸がつおをのせます。
さつまいものレモン煮
さつまいものレモン煮
<材料> 4人分
さつまいも・・・・・・・・・・・・・・・大1本(300g)
レモン・・・・・・・・・・・・・・・・・1個
砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2~3
<作り方>
① さつまいもは1㎝厚さの輪切りにして、皮を厚めにむき、大きければ2~4つに切って水にさらします。
② レモンは薄い輪切りにします。
③ 鍋にさつまいもとかぶるくらいの水、砂糖、レモンを入れて火にかけ、弱火でさつまいもがやわらかくなるまで煮ます。
松下幸之助氏の今日載せた箴言も、心に染み入ります。
けれど、一方心が少々疼いた私です。
私に、尊い天分何てあるかしら?と。
具体的に述べられるような、目立った取柄も才能も、特別ない私です。
しいて言えば、優しさくらいかな~
しかしその優しさを、サービスとして他人に十分与えてきたかと問われると、首をうなだれてしまいそうです。
言い訳がましくなりますが、
友人はむろん、困っている方々に微力でも、手を差し伸べてあげたい、との気持ちは、若い頃から結構ありました。
でも実際は、日々自分の暮らしに追われ、それをこなすのが精いっぱい。
自分がやりたい日課を優先してしまう日々。
私の人生の大半は、そんな身勝手な毎日だったように思います。
思うだけではダメ!
実践しないと、その言葉は虚しく、偽善めいてしまいます。
時に願うばかりで、なかなか実行に移せない私は、偽善者ではないかしら、と思うことも。
他人にサービスを提供するには、精神的にも物理的にも、ゆとりがないと、なかなかできませんね~
我が家は、お客様を迎えるには、とても良い間取りになっています。
ですから、私が手料理を振舞い、楽しいひと時を友人達に過ごしてもらいたいものです。
そのためにも、時間をいかに有効活用し、精神的にゆとりが十分持てる暮らしをするか。
のろまな私の、一生の課題になりそうです。
残り少ない余生。
課題で終わってしまうのかしら
曽野綾子さんのように気軽に招くが、大切ですよね。
お料理も、多少私の天分かしら。
今ふとそう思いましたが・・・・・・・
レシピ通りではね~(笑)
ご覧下さいまして有難うございました。
ブログランキングに参加しています。
足跡変わりに、バナーにポチッ!を頂けると励みになり嬉しいです
花のように泉のように