前回の一連の記事で、春先の我が家の庭の写真を数枚載せました。
今日はその後の花壇の様子とガーデニングへの私の思いを、また綴ることに致します。
同じことを何度も書いているような気がしないでもありません。
その点は、話題も乏しく、高齢の身の私に免じて、お許しくださいね。
マーガレットコスモス❓
ガーデニングが余生の趣味になったことによる多幸感は、 わたしにとってはたとえようがないほど大きなものです。
けれど、ガーデニングと言えるほどの作業を自分がしてきたか、と、これまでの事を振り返ると、何だかとても恥ずかしくなてしまって・・・・・・。
水遣りと花柄積みの単純な作業くらいしかやっていないからです。
アイスバークとブルーサルビア
ブルーサルビアの鮮やかな深い青にとても惹かれ、毎年購入するのだけれど・・・・・・。
半日陰の花壇では、元気に育ってくれませんでした。
今年は、それで植木鉢に。
勉強不足も甚だしく、草花の知識もあまり身に付いていません。
妹のように種から育てるなんていった面倒臭い事も、私の性分には合わなくて。
妹の草花への相対し方は、父にちょっと似ています。
ゼラニウム
父は退職後、庭作業を趣味として余生を送りましたが、もともと何事にも研究熱心な勉強家でした。
朝顔や菊の盆栽仕立ては見事で、種から育てるのもお手の物。
ガーデニングのセンスがある人とは言えませんでしたけれどね。
広いお庭が、お座敷前と玄関前にあり、色々な草花が雑然と植えてありました。
縁側で、母が用意したおやつを口にしながら、タバコをふかし、庭を眺める父の姿が、今でも鮮明に瞼に浮かんできます。
「父はお花を育てる人」。
「母は眺めて楽しむ人」と、私達はよく言ったものです。
日当たりがとても良い、門扉の前の寄せ植え
パンジー以外は宿根草です。
去年の春に植えたハーブやスカピオサが健気にたくさん花をつけてくれました。
私が理想に描く花姿ですが、庭の花壇では無理。
草花に癒されて、いつまでも健やかな心身でいることが、私の理想なんですけれど・・・・・・。
お花に臨む姿勢はむろん、お人柄にも惹かれ、私が憧れているブロガーさんがいらっしゃいます。
癌との不安な闘病生活を乗り越え、今はすっかり完治しておいでのようですね。
本当に良かった、と、他人事ながら、私も嬉しい気持ちでいっぱいです。
その治癒には、草花による効用が大きかったと、いつかブログに書いておられました。
その言葉を目にした時、何と素晴らしい事と、私は感動し、心から納得もできました。。
我が子のように草花を愛し、その成長を楽しみに、心弾ませてお暮らしのお姿は、私の理想と重なり、いつも拝読するたびに、まぶしく感じています。
チャーミングなお人柄も大好き。
ブログ名は、「花と緑に誘われて」です。
シニアーブログの上位にいらっしゃいます。
植えて三年目になるアイスバーク。
今年は純白の花をたくさんつけてくれました
その方がいつかおっしゃっておられたお言葉、「自立した花壇が目標」。
私の理想も、まさにそうと思い、心から共感させて頂きました。
わが家の草花は、自立するほど逞しく成長してくれなくて、宿根草も一年草扱いで終わってしまうものがたくさんあります。
ハーブ系のコバノランタナのように、15年過ぎても一向に衰えを見せず、可憐なピンクの小花をつけてくれるものもあるのですが。
真冬を除き、年中咲き続け、正に我が家のシンボルフラワーといったところです。
ハーブ系のコバノランタナ
他の宿根草も、年々根を張り大きく逞しく育ってくれると、どんなに心強く嬉しい事でしょうに。
ところが今年は、幾分ですが私の夢が叶うのでは、といった兆しが、お庭の花壇のあちこちで見られます。
去年か一昨年に植えた宿根草が元気に成長しています。
けれど、葉だけでは、草花の名称が浮かばない。
分るのはカラミンサだけ。
これはメキシカンセージかしら?でも茎の色が違うみたいと首をかしげている私。
でもこんな自問自答も、また楽しいものですね。
? 恐らくカラミんサ
? メキシカンセージ
イベリスは、日照不足のせいでしょう。
葉ばかり茂って花が付いてくれません。
まだ私のイメージする理想の花壇とは程遠いのだけれど、宿根草が元気な現状は、理想に一歩近づいてきたようで嬉しいです。
とは言っても、横幅は長いものの、奥行きが無く、それでいて庭木は結構ある我が家の庭。
東南向きですが、花壇はフェンス側にあります。
そのフェンスを覆うようにおい繁るアイビーとコバナランタナの葉と庭の樹木が影を作り、年中、花壇は半日陰状態。
草花にとっては、劣悪の環境と言っていいでしょう。
体調が悪い時、数年お世話になったガーデナーさんも、思うように育たない植物を見て、首をかしげてておいででした。
半日陰にも強いリーフもの。
常緑のツルニチニチソウは、本当にありがたい、私が大すきな植物。
花壇を明るくしてくれます。
でも、諦めたくない私。
「庭には宝物がいっぱい隠されている」と表現した有名著述家の言葉を目にしたことがあります。
ささやかな宝物を探す心境で、花壇といつまでも仲良くしていきたい、と願います。
ガーデニングも一歩一歩焦らず諦めず、子育てと似ているかもしれません。
こんな事を言っても、体力次第で、いい加減な私です。
気楽に楽しむ姿勢は変わらないでしょう。。
「冷淡な庭主でごめんなさい、」と毎日草花たちに謝りながら、ガーデニングを愉しむ事になりそうです。
できるだけ頑張るから、一年草も宿根草も、どうか精一杯長く付き合ってくださいね。
しばらくガーデニングの記事を綴っていきます。
草花に興味のない方は、スルーして下さい。
それでも、お訪ねいただけるなら、とても嬉しいです。
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花のように泉のように